常総学院高等学校・中学校 SDGsインタビュー
常総学院高等学校・中学校 学校紹介動画
御校のビジョンや方針と
SDGsの関連性を
教えてください
本校では、社会に貢献できるリーダーの育成を目標に教育を行っています。
まず低学年時期に自分たちが住んでいる地域について知り、身近な問題を考え、問題点とSDGsがどのように関わっているのかを学んでいきます。
この活動を通して、周囲の方とのつながりを感じ、社会に貢献することの大切さを育み、身近な問題の1つひとつの解決が世界全体の問題の解決に繋がっていくことを知ります。
そして、誰一人取り残さないというSDGsの精神をディスカッションを通して学習します。
その上で、日本、世界と視野を広げ、グループを作り、探究テーマを決め、活動をしていきます。
また、活動してきたことをもとにSDGsをテーマとする文化祭で表現し、高校2年の末には、シンガポールの大学と探究発表を行い、問題点や文化の違い等を学び、
国際社会でSDGsを達成させていくためにはどうすればいいのか、自分たちに何ができるのかを考え、学んだことを進路選択の1つとして考えていけるように指導しています。以上のように、本校では、身近な問題から世界への問題へと視野を広げていく形でESD教育を行っています。今後は教科を超えた学問を通してESD教育を行う機会を設けていければと考えています。
中高一貫コース
「シンガポール
オンライン交流会」
中高一貫コースの探究の指導計画案に基づき、
①SDGsの17項目を通して探究的思考を深める
②SDGsの探究活動を通して社会に貢献する
③卒業後も継続してSDGsの活動に取り組む素地を養う
を目標として、中学課程と高校2年間での探究活動と英語学習の集大成として、現地で実施する予定のものです。
本来は修学旅行でシンガポールに行き、現地のシンガポール大学で探究発表を行う予定でした。
しかしコロナウィルスの影響により、シンガポール大学との探究発表をオンライン形式で実施しました。
第1回は、開会式を行った後、探究のクラスの教室で3つのプログラム、「シンガポールの教育制度について(現地外国人 通訳付き)」、
「シンガポールのSDG’sの取り組みについてと質問に対する回答(ナイトサファリで働く日本人)」 、「シンガポールオンラインツアー」を体験し、さらに探究活動の内容を深めました。
第2回は、21グループが21教室に分かれ、シンガポールの学生とオンラインで交流しました。1年かけて活動してきた内容を、30分程度のプレゼンテーションをし、
その後1時間以上の時間をかけてディスカッションをしました。
翌日の午後に実施した「第3回 学内発表会」は、ライブ配信とはなりましたが、多くの保護者の方にご覧いただくことができました。
文化祭×SDGs
(高校)
「#4 質の高い教育をみんなに」~SDGs17項目から1つ以上用いてクラス企画を考案します。
【17の目標に関する企画立案の例】(2021年度)
◯GOAL4「質の高い教育をみんなに」
【2年14組】(体験型企画)「持続可能性」をテーマに、サステナブルゲームを運営し、企画を通して「SDGs」に関心を持ってもらう
◯GOAL3「すべての人に健康と福祉を」
【1年17組】「(心身の)健康」をテーマに、アロマの制作&販売を行う。
◯GOAL14「海の豊かさを守ろう」
【1年14組】(展示企画)「海の豊かさ」をテーマに、巨大地球儀を作成し、企画を通して「環境問題」に関心を持ってもらう
◯GOAL15「陸の豊かさも守ろう」
【1年12組】「森の豊かさ」がテーマの、アクティビティを企画・作成し企画を通して「環境問題」に関心を持ってもらう
※他にも【最もSDGsと関連付けられたクラス企画は!?】というコンテストを本部企画として実施し、
上位入賞クラスには環境に配慮したリサイクル製品などを記念品として贈呈しました。
JRC部での取り組み
ボランティアをやってみたい、人のために活動をしたいという生徒が多く、JRC部は毎年各学年で50名を超える部員が誕生するなど、
非常に高い人気を誇っています。部員全員が、「今何が必要か、自分のできることは何か。」を考え合うことで、毎年新たな活動が生まれています。
SDGs関連の取り組みとして,「7、エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「12、つくる責任 つかう責任」達成のために、
年間を通じてペットボトルキャップとコンタクトレンズケースを回収するリサイクル活動を行っています。
ペットボトルキャップ回収は世界の子どもたちへのワクチン接種費用へ、コンタクトレンズケース回収は衣類や文房具などのリサイクル商品へと生まれ変わっています。
また、学食より廃油を頂き、それを利用してアロマキャンドル作製をし、文化祭で販売をするという独自のリサイクル活動も行っています。
高校生ならではのセンスを発揮したデザインのアロマキャンドルは、文化祭の2日間で完売し、その売り上げは被災地に贈る募金としました。
これからもリサイクルできるものを見つけ世界の環境保護のために尽力していきたいと思います。
募金活動
常総学院では毎年、生徒会とJRC部が協力して、その年に起こった自然災害で被災された方々を支援するための義援金を送っています。 (令和2年は例外として、コロナ感染症対策医療従事者の方々への応援金。) 街頭の募金や常友祭(文化祭)の売上金(飲食店や、マフラータオル・野球応援グッズ・制服型のキーホルダー等の販売売上金)を義援金に充てています。 常総学院からの義援金が少しでも役に立つことを心から願っています。
進路×SDGs×英語
令和4年12月に筑波大学人文社会系准教授の山本裕規子 様を講師に招聘し、
「今、なぜSDGsが必要なのか ~一人一人の取り組みの大切さを考える~」をテーマに進路講演会を実施しました。
SDGs達成取り組みの重要性を、生徒自身が自分ごととしてとらえる上で、大変意義のある内容でした。
また、講演はオールイングリッシュで実施され、生徒同士でも英語によってコミュニケーションをとり、活発なディスカッションが行われました。
参加した生徒たちは今までにない新鮮な体験ができたことで、より一層SDGsに興味関心を持つと同時に、英語力をさらに伸ばしたいと感じたようです。
探究学習×SDGs
(常総学院中学校)
中学校では「医学」「科学」「人文」の3つの探究フィールドに分かれて探究活動を行っています。
「SDGsと地域創生」という全体テーマのもと、地域の問題をSDGsと絡めながら、考えていく活動をしました。
茨城県に協力いただき講演していただいたことをもとに自分のフィールドの視点から、地域の問題を掘り下げ、SDGsの目標から具体的な取り組みを考えました。
また、長期休みには「WE HAVE A DREAM: 201カ国202人の夢×SDGs」を1年生は日本語版、3年生は英語版を読み、
分担してまとめたものをGoogle Slidesで作成しました。地域の枠を越え、世界で起こっている問題に関心を向け、自分には何ができるかを考えるきっかけになりました。
ぼらぷらの
「オンラインSDGs
海外ボランティア研修
(日本語版・英語版)」
に参加申込をした生徒について
学校の枠を越えたフィールドにおいて、自分には何が出来るのかを模索したい、という高い意欲を持った生徒が参加を申し込んでいます。
常総学院中学校で取り組んだ探究を通じて、社会について、世界について考えるようになったようです。
同じ想いをもった同世代との交流にも高い興味を示しています。活躍を期待しています。
「オンラインSDGs海外ボランティア研修」の詳細はこちら
御校の魅力・特色を
教えてください!
〇 情熱ある学習指導と個々の個性に合わせた丁寧な進路指導で東京大学をはじめ難関大学に多くの人材を輩出しています。
〇 全国でも少人数しかいないGoogle認定イノベーターを中心にICT教育に力を入れています。
〇 野球・吹奏楽をはじめ多くの部活動が全国大会・関東大会の常連校です。
どのような生徒を
育てていますか?
建学の精神「知・徳・体の円満なる人物を育成する」にのっとり、 「自主・誠実・創造」を校訓とする礼儀正しく勤勉な人物に加え、様々な学びを人生や社会に活かすべく、人間性を育み、社会に貢献するリーダーを育てています。
どのような入学生を
求めていますか?
様々な社会問題に興味・関心を持ち、本校で学習や部活動などの日々の活動に積極的にチャレンジできる生徒を求めています。
入学希望者の皆さんに
メッセージをお願いします!
本校は、皆さんの目標を達成させられる学校です。皆さんの目標実現に向け、しっかりサポートします。
「集え、常総!」
最新の入試情報 | 入試情報サイト |
学校名 | 常総学院高等学校・中学校 |
学科/コース一覧 | 普通科 |
教育理念/建学の精神 |
〇建学の精神:「知、徳、体の円満なる人物を育成する」 〇教育理念:新しい時代の要請に対応できる柔軟で豊かな思考力を養うと共に,個性の逞しい伸長をはかり,誠実で行動力のある, 社会に貢献できるリーダーとなりうる人材を育成する。 |
所在地 | 茨城県土浦市中村西根1010 |