日本体育大学柏高等学校 SDGsインタビュー
御校のビジョンや方針と
SDGsの関連性を
教えてください
本校の建学の精神は「健康と信用は最高の宝」、教育目標は「心身ともに健康な人間を育てる(健康)」
「自主自立を重んじ個性を育てる(自立)」「人を救い平和を愛する人間を育てる(敬愛)」です。
本校では健康や福祉、教育、平等をはじめとしたSDGsに関わる社会的課題を各自の興味・関心、志望する学問分野などと関連付け、
解決に向けた探求活動や社会貢献活動などに主体性を持って取り組んでいます。
探究学習
GS(グローバルスタディーズ)
×SDGs
本校のACF(アカデミックフロンティアコース)の1,2年生は週に1時間、 ネィティブの先生方とSDGsについて英語で学んでいます。後期からは、2~3人のグループに分かれて、 ゴールを1つ選んで具体的な問題について調査していきます。3月のファイナルプレゼンテーションコンテストでは、 各グループの中で最も具体的で説得力のある提案を英語でプレゼンテーションしたグループを表彰します。 プレゼンテーションでは、客観的なデータ、資料を必ず入れ、SDGs課題解決に取り組んでいる起業やNPOの取り組みについて紹介した後、 高校生たちが自ら考えたオリジナルの課題解決の提案を発表します。解決法を考えるのはなかなか難しいことではありますが、 SDGsの各課題を「自分ごと」として捉える中で、生徒たちの視野が広がり、大学でさらに主体的に学びを深めていきたいと考えそのような進路選択をする生徒も増えてきています。
LGBT講演:
多様な性ってなんだろう?
GS 特別講義:
ジェンダーについて考える
本校では年1回高校1年生を対象とした「多様な性について知り、多様性について考える」出張授業を行っています。
「認定NPO法人ReBit」より講師の方をお招きし、「多様な性について考えるってなんだろう?~互いの違いを受け止めあえる社会を目指して」をテーマとした出張授業です。
LGBTを含めたすべての子どもがありのままで大人になれる社会の実現に向けて、今高校生の私たちが考えなければいけないことについて考えるきっかけとなっています。
また、ACFコースのグローバルスタディーズの授業の中で、ジェンダーステレオタイプについて考える特別授業を行いました。
日本と海外での、「男らしさ、女らしさ」のステレオタイプについて、グループで話し合いディベートを行っています。
特別講演
~ライフサイクル思考と
プラスチック問題について
考える~
令和2年、3年の6月に横浜国立大学の松本教授を本校にお招きし、LCA(ライフサイクルアセスメント)に関しての特別講座を、 本校の理系コースの生徒に向けて実施しました。日常生活で触れているモノにはそれぞれにライフサイクルがあり、 それは製造の過程や流通の過程全ての行程に関して考えなければならないこと、あらゆる肯定で環境に対する負荷について 思いを巡らせなければならないなどのをワークショップを通じて学ぶことができました。また、プラスチック問題について、 講義と班ごとのワークショップを実施した。講座を受講したことで生徒は環境についてより繊細に考えられる感覚を身につけることができた。
SDGs
×
国際交流
令和2年ユネスコ日韓教職員招聘オンライン交流プログラム
令和3年ユネスコス日韓教職員オンライン対話プログラム~将来を見据えたブレンド型学習
ユネスコ主催の国際交流プラグラムに参加しました。日韓教職員同志の交流が目的の事業ではありますが、
実際に生徒同志の交流もでき、お互いに授業をしあったり、生徒同士がオンラインで発表したりなど、
様々な形での国際交流をすることができました。特に、二つの交流どちらも、生徒たちが日頃学んでいるSDGsをテーマとしたもので、
高校生たちが、環境問題などのSDGs課題にお互いの国でどのように取り組んでいるかなどについて、英語で交流することができました。
本校の高校生の中には韓国が好きで韓国語が少し話せる生徒もいたり、また韓国側でも日本語ができる生徒がいたりなど、
ベースは英語での交流ですが、それぞれの国で高校生に流行っていることなど授業以外でも非常に楽しく盛り上がった交流となりました。
柏市との連携
プロジェクト
柏市市民活動推進課、社会福祉協議会と、本校生徒会ボランティア委員会が連携を開始し、「柏市協働街づくりサロン」を始めとした、
柏市の街づくり関して高校生に何かできることはないか、高校生の目線から関わっていこうという取り組みを開始しています。
今後は、高齢者福祉施設へのオンライン訪問や、市内の高校生、大学生、企業の方とSDGsに関する研究会なども立ち上げていければと考えています。
また随時ここで報告させて頂きます。
柏市中央公民館
ラコルタ柏フェスティバル
フレイル予防イベント参加/
柏市商工会議所主催
柏リレーマラソン
ボランティアスタッフ
柏市との連携プロジェクトの一環として、本校生徒会とボランティア委員会が柏市中央公民館のイベントにボランティアスタッフとして参加しています。
令和3年の10月に第1回が行われ、令和4年の今年も参加します。受付やスタンプラリーなどの他、柏市で力を入れている「フレイル予防」の企画に本校運動部の生徒が参加し、
事務局の方と一緒にフレイル予防の必要性を訴えた後、エクササイズを紹介し参加者の方々を楽しくエクササイズを行いました。
また令和3年10月に行われた「柏リレーマラソン」でも本校の生徒50名ほどがボランティアスタッフとして参加し、大会の運営補助作業を行いました。
ユニクロ服の
チカラプロジェクト
ボランティア委員会が中心となり、7月~10月にかけて子ども服の回収プロジェクトに参加しました。 校内での呼びかけだけでなく、委員の生徒たちは近隣の保育園、幼稚園や、小学校中学校に足を運び、 お願いのポスターや文書を手渡し回収を呼びかけました。一昨年の取り組みでは、約5300着(段ボール20箱分)が集まりました。
御校の魅力・特色を
教えてください!
本校には3つのコースがあり、コースごとに異なる特色があります。
アカデミックフロンティアコース(旧アドバンストコース)では地域社会連携課題解決プログラムで地元企業と連携してリーダーシップや創造力を養い、
環境問題などSDGsとも関連ある課題にも取り組みます。外国人講師の授業では各グループが選んだSDGsのテーマについて英語でプレゼンテーションを
行っています。英語力はもとより協調性や課題解決能力も養われます。
アドバンストラーニングコース(旧進学コース)では「踏み出す自信」=「主体性」を身に付けます。
探究活動では人文・社会科学専攻では起業家教育や表現教育を行い、将来社会で活躍するために必要な能力を養います。
自然科学専攻ではプログラミング学習や農業実習を通して論理的思考力や実験的思考を身に付けます。
アスリートコースは充実した実習が魅力です。また、コンディショニングやスポーツ栄養などの理論と技術を幅広く身に付け、アスリートとしての魅力を引き出すコースとなっています。
どのような生徒を
育てていますか?
建学の精神や教育目標に基づき、礼儀や基本的生活習慣を備えた、社会で信頼を得ることができる人物の育成を目指しています。 これは教員の管理によるものではなく、生徒一人一人の自立した意志によって実現されるべきであると考えています。 また、自主性と協調性を持ち、将来を見据えて自ら学び、何事にも前向きに取り組むことができる生徒を育てています。
どのような入学生を
求めていますか?
・新しいことにチャレンジしてみたい、自分に自信をつけたい生徒
・自分のアイディアや創造力を発揮したい生徒
・好きなことをとことん追及したい生徒
・仲間と協力して何かを成し遂げたい生徒
・ICTを活用した教育に興味がある生徒
・スポーツや健康に興味がある生徒
入学希望者の皆さんに
メッセージを
お願いします!
日本体育大学柏高等学校は一人一人が自分の個性を発見し、成長することができる学校です。 日体大柏の仲間と一緒に様々なことにチャレンジし、充実した三年間を過ごしましょう!
最新の入試情報 | 入試情報サイト |
学校名 | 日本体育大学柏高等学校 |
学科/コース一覧 | アカデミックフロンティアコース アドバンストラーニングコース アスリートコース |
教育理念/建学の精神 | 建学の精神「健康と信用は最高の宝」 教育目標 「心身ともに健康な人間を育てる(健康)」 「自主自立を重んじ個性を育てる(自立)」 「人を救い平和を愛する人間を育てる(敬愛)」 |
所在地 | 〒277-0003 千葉県柏市戸張944 |