共愛学園高等学校 SDGsインタビュー
共愛学園高等学校 学校紹介動画
御校のビジョンや方針と
SDGsの関連性を教えて下さい!
「グローバルな社会での共生と平和を目指すリーダーの育成」、これが共愛学園の教育目標です。グローカルとは、地域(ローカル)と世界(グローバル)の両方に目を向け、
様々な課題や気付きを得る視点のことです。この目標を達成するために、「海外研修」、「グローカルセミナー」、「総合的な探究の時間における地域課題・自己未来の探究」を実践しています。
これらの活動を通して、自己のために生きるのではなく、真の「平和」・「愛」を考え、他者と共に生きるために進んで働くことのできる人格を育成します。
SDGsは、2015年の国連総会で「誰一人取り残さない」を理念に、国際社会が2030年までに貧困を撲滅し、持続可能な社会を実現するための重要な指針として策定されました。
この、「誰一人取り残さない」という理念が、私たち共愛学園の「共生・共愛・平和」の精神に通じると考えています。自己のためだけでなく、他者と共に生きる、そのような社会は、SDGsが達成された社会と一致するでしょう。
特に、2019年度からスタートした「総合的な探究の時間」にて、1年生がSDGsをテーマに置いています。各自が17のゴールから1つ選んで、その達成のために自分ができることを考え、実践し、
その結果わかったことをプレゼンテーションします。大きな社会問題だと自分と距離を置くのではなく、自己の問題としてとらえなおし、「共生と平和でない状態」を「共生と平和の状態」にするためにできることを考え、実践する探究プロセスを経て、誰一人取り残さないリーダーの育成を目指しています。
総合的な探究の
時間(1年生)は
「SDGs」をテーマに実施
2019年度からスタートしました。1年生はSDGsをテーマに置き、各自が17のゴールから1つ選んで、その達成のために自分ができることを考え、実践し、その結果わかったことをプレゼンテーションします。
SDGsという大枠を知っているだけでなく、1つ1つのゴールの課題、経緯などの詳細、そして何がどのように変わったら解決となるのか、そのために何が必要なのか、調べます。
そして、その解決のために“自分が”できることを考え、アクションを起こします。アクションは、自分のためになること、もしくは自分の周りの人を幸せにするものでなくてはいけません。
生徒は一人一人、自分ができることを主体的に考え、実行し、プレゼンしています。
また、自分だけなら1つのゴールしか知ることができませんが、クラスメイトのプレゼンテーションを聞くことで、他のゴールについても知ることができ、発表も生徒同士で相互評価して共に学び合っています。
Gセミナー
年に5~6回、中高合同で実施しているグローカルセミナー(Gセミナー)は、毎回様々な講師の方から講演をしていただいています。
国際的な問題について、今実際に直面しアクションを起こしている方、お働きになっている方のお話を実際に聞くことで、より身近に、リアリティをもって考える力を養います。
自らの視界を広げ、異文化理解を深める機会にもなっています。
お話しいただいた団体の例として、アジアキリスト教教育基金(ACEF)、国際連合児童基金(UNICEF)、The Young Women’s Christian Association of Japan(日本YWCA)、アジア学院など。
また、本校に通う生徒のうち日本以外にルーツを持つ生徒からお話も聞き、異文化を身近に感じ、理解を深めています。
トライリンガル
人材になって
世界で活躍!
本校では、台湾を代表する5大学と連携協定を結び、卒業後の進学先の選択肢が広がりました。 台湾の大学で専門課程を学びながら、英語と中国語を同時に習得でき、トライリンガル人材になって世界で活躍したい生徒を後押ししています。 また、この台湾留学は高度なIT、AI技術を学べる留学システムを展開しています。
ICTのある
学校生活
高校1年生から、学習だけでなく学校生活全般で使用するツールの1つとして、生徒1人1台のiPadを所有し、自分の未来のために、新しい文房具として使いこなしていきます。
また、それに合わせ、ネットワークインフラの拡充や技術の開発に力を入れ、校舎内どこでもWi-Fiが繋がる「ユビキタス・キャンパス」を実現しています。
それに伴い情報リテラシー教育と安全な機能制限も行い、生徒が安心して学習に取り組めるよう、ルールの周知・整備も行っています。
学習の面では、理科教科の問題集や資料集は「Libry」、AI型教材でひとりひとりのつまずきを解析し苦手を克服できるようサポートする「Queous」、
いつでも見放題の映像授業で自分のペースで学習できる「スタディサプリ」、論理的な英語ディスカッションができる実践力を身に付けるための「リンゲージスピーク」など、様々な学習サポートシステムを導入しています。
御校の魅力・特色を教えてください!
1888年に創立された共愛学園は、新約聖書ヨハネによる福音書15章12節「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。 これがわたしの掟である」を理念に掲げ、130年以上の歩みを続けてきました。 生徒一人一人が、与えられた賜物(タラント)を存分に伸ばし、互いを愛し共に生きる「共愛・共生」の心をもって過ごすことができるよう、生徒一人一人に目を向け、教育活動を行っています。
どのような生徒を
育てていますか?
キリスト教主義の教育方針を土台とし、第一に「人格教育」、第二に「子ども園から小・中・高・短大・大学を通した一貫教育」、 第三に「グローカル教育」を行っています。グローカルとは、地域(ローカル)と世界(グローバル)の両方に目を向け、様々な課題や気付きを得る視点のことです。 同時に、そのような視点を持ち、主体的に課題解決のために取り組めるよう、先進的なICT教育環境の中で、新しい形の教科教育を行い、音楽、美術などの芸術教育を通じて、 生徒の持つ感性も磨いています。
どのような入学生を
もとめていますか?
本校は多様なカリキュラムのもと、それぞれが自分の能力を最大限伸ばし、自分の希望を叶えていくことを教育の中心に置いています。 生徒がそれぞれ自分の与えられた賜物(タラント)に気付くこと、学校生活や行事を通してそれを伸ばすこと、そして隣人を得て、共に愛し共に生きること、 それらを通して人間的に成長し、夢や目標を叶え社会に羽ばたいていって欲しい、と願っています。 伸ばしたい能力がある人、新たなことにチャレンジしたい人、叶えたい目標がある人だけでなく、それを探している人や迷っている人にとっても、共愛学園は良い環境です。
入学希望者の皆さんに
メッセージをお願いします
共愛学園はイエスキリストの教えに立ったキリスト教主義の学校です。 それは、この学校に入学して来る皆さんは、一人一人が神に愛されている「かけがえのない大切な存在」だということを、生徒も教職員も心に留めて教育活動を行っている学校だということです。 入学してくる皆さんには、その自分の大切な価値に気づき、同時に周りにいる他者もその大切な存在だという事に気づいて、「共に愛し、共に生きる」一人一人として成長し、 自分の置かれた「地域」にしっかり立ち、「世界」に目を向けて、自分のヴィジョンを持って人生を切り拓いてゆく人になって欲しいと願っています。
最新の入試情報 | 入試情報サイト
<中学時代の取り組みを評価する入試制度> ・実用英語技能検定入試 ・部活動の功績等での推薦枠 ・文化芸術活動の功績等での推薦枠 <オリジナルの入試制度> ・特別判定制度 学業特別奨学生入試の受験者で、調査書等で合否を判定する制度です。詳しくは入試要項をご確認ください。 |
学校名 | 共愛学園高等学校 |
学科/コース一覧 | 普通科特進コース・進学コース 英語科特進コース・進学コース |
教育理念/建学の精神 | わたしがあなたがたを愛したようにあなたがたも互いに愛し合いなさい(聖書) |
所在地 | 群馬県前橋市小屋原町1115-3 |