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中村学園三陽高等学校SDGs INTERVIEW

中村学園三陽高等学校 SDGsインタビュー

高校で特に力をいれているSDGs
エネルギーをみんなにそしてクリーンに つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 海の豊かさを守ろう 陸の豊かさも守ろう

INTERVIEW MOVIE

中村学園三陽高等学校プロモーション動画

三陽の特色ある教育 高校紹介動画(中村学園三陽高等学校)

男子コンポスト始動!(中村学園三陽高等学校)

御校のビジョンや方針と
SDGsの関連性を
教えてください

人間的成長の達成のために本校が力を注いでいるのが、生徒による自主的な活動です。
自主自律の精神のもと、さまざまな生徒による活動が行われていますが、平成21年にスタートした環境保全活動もそのうちの一つです。
活動を通じて、生徒たちは「自ら考える」「自ら組み立てる」「自ら動く」「自ら検証する」「自ら解決する」5つの力を伸ばします。

本校は学校法人中村学園の併設校の1つで、「SDGs」の取り組みも本校だけに限らず、「中村学園大学・短期大学部」、「中村学園女子中学高等学校」、 さらには「中村学園大学付属幼稚園」等、中村学園の関連校が一丸となって「SDGs」に積極的に取り組む学園です。 「努力の上に花が咲く」「人間は頭の良し悪しや学力の優劣よりも、何よりも人物ができていることが基本である」とう学園祖中村ハル先生の教えをもとに、 人間教育に重きをおく教育に携わるからこそ、地球規模の課題である「SDGs」にもしっかりと向き合って教育活動を推進しているのです。

大濠公園花いっぱい運動

2010年より、有志の生徒が大濠公園を花で満たす活動に取り組んでいます。
春はチューリップ、夏はひまわりと、花のリレーを繰り返し、季節を彩ります。
つらい手入れの作業中でも、道行く人から「綺麗ですね」と声をかけられると、力が湧いてきます。時には失敗もし、どう工夫すればよいのか、お互いの意見を交換しながら作業を進めていきます。 秋に植えたチューリップの花が咲く頃には、三陽を卒業しているボランティアメンバーも顔をそろえます。
そして、彼らの温かくて優しい思いは花のリレーとともに、後輩たちへと繰り返し受け継がれていくのです。

ゴーヤのグリーンカーテン

“グリーンカーテン”とは、ゴーヤや朝顔、いんげんといったツルのある植物で夏の窓辺をカーテンのように覆うものです。 室内の気温の上昇を抑え、夏場の省エネルギー対策として、ヒートアイランド現象の緩和にも有効です。 自然の力を利用した省エネルギー対策だけでなく、ゴーヤは花を観賞できる他、収穫した実を料理することも楽しみの一つです。 本校では2012年より生徒会の保健委員会を中心に、夏の省エネルギー対策としてゴーヤのグリーンカーテンに取り組んできました。
ところが2020年のコロナ禍による想定外の分散登校により、活動存続の危機に・・・! そこへ救世主が現れました。三陽スクールバスの運転手の皆さんです。登校が制限されていた生徒たちの代わりに、植え付けやネット張りなどにご尽力いただいたのです。 福岡の緊急事態宣言が解除され、通常登校が始まると、生徒たちも一緒に水やりやお世話を行いました。
人の絆、優しさが、まるでゴーヤの蔓のようにつながり、広がっていくのを感じることができる素敵な取り組みです。

エコフェスタ運営補助

福岡市西部の3Rステーション(福岡市西区)で毎年開催される「エコフェスタ」は、「ごみ減量を楽しく学べる」をテーマに、もの作りワークショップやフリーマーケットなど、 楽しみながら環境について学ぶ市民参加型の環境啓発イベントです。 本校では2014年より生徒会の保健委員会を中心とした生徒有志がボランティアスタッフとして参加しています。ちなみに「3R」とはReduce(リデュース)、 Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字をとったものです。 子どもたちに人気の「おもちゃのかえっこバザール」の司会や、「3Rワークショップ」のコーナーなど会場のあちこちをボランタリズムで大いに盛り上げ、多くの参加者の皆さんに大変好評です。 本校の環境活動についての取り組みは、以下の福岡市のサイトでも紹介されています。
サイト①
サイト②

樋井川の定期清掃活動

2019年6月に開催されたG20大阪サミットにおいて、2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減することを目指す 「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が共有されたのはご存じでしょうか?海の環境を考えるうえで、 河川の美化は、重要不可欠な課題解決の方法の1つといえるでしょう。 その問題にいち早く着目し、2004年から樋井川の清掃・環境調査・水質調査に取り組んでいる「はかたわん海援隊※」とともに、 本校の生徒有志も2010年より月1回(第一日曜朝7:45~9:00)の樋井川定期清掃に参加しています。「海」は私たちにとって大切な宝です。
参加した生徒からは「ゴミは必ず持ち帰る、余計なゴミは出さない、などを心がけるようになった。」「積み重ねや継続の大切さを感じた。」「登校時にもゴミを拾うようになった。」などといった感想が寄せられました。
※福岡大学工学部社会デザイン工学科水圏・流域システム研究室の学生を中心に構成された環境ボランティアサークル

被災地復興支援

2011年の東日本大震災をはじめとする各災害時において、多くの三陽中学校・高等学校の生徒が共助による支援活動に参加し、ボランティア団体等と連携して様々な活動を行い、顕著な貢献ぶりでした。
《これまでの活動内容》
・現地での復興支援活動(東日本大震災閖上地区、令和元年大雨災害八女星野村熊本地震等)
・募金活動
・書道部によるチャリティー公演

環境出前授業

三陽高等学校の保健委員会では、長年様々な環境保全活動に取り組んできました。 現在地球に起こっている様々な環境問題から地球を守るために自分たちで取り組んでいる活動について、スライドやリサイクル商品等を用いて紹介をしています。 また、小学生児童・保護者を対象とした環境出前授業ではクイズを交えながらわかりやすい内容の語りかけを行っています。
また、2020年度には福岡市西部3Rステーションにおいて、長年取り組んできた環境保全活動についての報告会を行いました。
《生徒会保健委員会受賞歴》
2009年第3回福岡市環境行動賞優秀賞受賞(個人)
2011年第3回福岡市環境行動賞優秀賞受賞
2013年福岡県高等学校保健会福岡支部研究発表大会研究発表部門優勝
2016年第8回福岡市環境行動賞特別賞~エコ・ウェイブ賞~受賞
2017年福岡県環境保全功労者知事賞受賞
2020年第10回福岡市環境行動賞学校部門最優秀賞受賞

本校の環境授業についての取り組みが福岡市西部3Rステーションや福岡市環境局のサイトでも紹介されています。
サイト①
サイト②
サイト③
サイト④
サイト⑤

空き缶回収

本校では、生徒会執行部・インターアクト部による空き缶回収活動を行っています。
活動のきっかけは、2013年文化祭オープニング企画として行われた講演会です。 「バングラディッシュの無医村に病院を!」というタイトルで行われた、その講演を聴き、心を動かされた当時の生徒会執行部を中心に「バングラディシュに病院を建てよう!」という思いのもと、 空き缶回収への取組みがスタートしました。現在でも、回収した空き缶は、社会福祉法人福岡ひかり福祉会を通しリサイクルを行っています。
スタート当初と活動の目標は異なりますが、他者を思いやる三陽生の心は変わらずにここにあります。

コンポスト活動

自然界では生態系による食物連鎖の中で、生命に必要な様々な栄養が循環し続けています。一方、私たちが暮らす人間社会はどうでしょう。 フードロスを筆頭に、“持続可能”とは言い難い食生活が、当たり前のように繰り返されているのではないでしょうか。食糧問題の全てを、一気に解決することは困難です。 しかし、捨てていた生ごみをコンポストによって堆肥に変え、それを使って野菜を育てることは、比較的簡単にできる取り組みの1つ。 中村学園は、コンポストを使った「食育フードサイクリング」を学園全体で広げています。

本校でも、令和3年10月よりコンポスト活動に取り組んでいます。3月までの57日間の活動で、1日当たり約3kgの生ごみをコンポストに投入し、
・約171㎏の生ごみを削減
・約83.8㎏の二酸化炭素の輩出を削減

これは、184時間のエアコン(暖房)稼働分に相当=6時間の暖房稼働を1ヶ月間止めた時の二酸化炭素排出量に相当します。 また、令和4年度の入学式は、コンポストでできた堆肥を使って生徒たちが花を植え、新しい仲間たちを歓迎しました。 さらに、地域公民館とコラボした、小学生対象の環境授業なども計画されています。

御校の魅力・特色を
教えてください!

三陽の学びはアクティブラーニングを通して「人間力&学力」を身に付けます。

【三陽の提唱する人間力】
1.何事にも挑戦する気概を持って事に臨む力(挑戦する気概)
2.努力することを厭わない力(努力を怠らない)
3.どんな事にも忍耐心を忘れず取り組むことができる力(決してあきらめない)

「人間力&学力」を習得するために、主要教科の授業においては「習熟度別クラス」を編成し習熟レベルに応じたアクティブラーニングを展開します。 高2で実施される修学旅行は、生徒の主体的な探究活動を経て実施されるプレゼンテーションを審査して、目的地を決定いたします。 自主的に学ぶ三陽生だけに与えられたワクワクするような学びが、三陽の学びの特徴です。

どのような生徒を
育てていますか?

本校では「人間教育」を土台とし、「情報教育」「国際教育」を教育の柱に掲げております。 また、ICTを積極的に活用して先進的な学びを展開し、学力の定着を図ります。 三陽の「学力」は「学んだ力」(知識や技能)よりも、「学ぼうとする力」(学ぶ意欲や主体的に学ぶ態度)を重視します。 そのためアクティブラーニングやルーブリック評価を積極的に推進し、生徒の学力向上の成果を収めてきました。 「自主性」「協働性」「多様性」を身に付けたアクティブラーナー(自ら学び・考え・行動する人)が、本校の目指す人物像です。

どのような入学生を
求めていますか?

三陽の学力【「学ぼうとする力」(学ぶ意欲や主体的に学ぶ態度)】を身に付けようと努力できる生徒を求めます。 入学試験等ではある程度の学力が必要ですが、三陽の学力を測るために、入学試験で調査書の内容も評価し、試験の合否判定に加えています。

入学希望者の皆さんに
メッセージをお願いします!

本校は東京大学や京都大学・九州大学等の難関国立大学に合格させることを目的とした学校ではありません。 入学した生徒に「やる気と努力の大切さ」を教え、本校の教育活動を通じて自分の能力を十二分に発揮できるようにすることを重視しています。 ですから、中学時代に中々思うように自分の能力を伸ばせなかったと感じていた多くの生徒が、本校で大きく成長する姿に数多く接することができることは、本校教職員の大きな喜びでもあります。 本校は男子校ですから、女子の目を気にすることなく、のびのびと生活できることも、大きな特徴です。 もちろん、「困難に立ち向かいそれを克服する気概」を育む教育に力を注ぎ、凛々しい男子を育成することに妥協はありません。 本校に入学して「硬派な男」を目指してみませんか。

入試情報

中学時代の取り組みを評価する入試制度 入学試験で「調査書」を重視しています。 ですから、生徒会活動や部活動で活躍した(リーダーシップを発揮した)とか、資格(英検・漢検等)の取得、ボランティア活動への参加等は調査書の評価点アップにつながります。 もちろん「SDGsに関連する活動」も高評価です。中学で学校生活に積極的に取り組んでいる生徒が、入試でも評価されるようにしています。
最新の入試情報 入試情報サイト

学校情報

学校名 中村学園三陽高等学校
学科/コース一覧 普通科
教育理念/建学の精神 《建学の精神》
1. 人間教育の根幹
日本人としての自覚をもち、「誠実・感恩・向上」をむねとする人格の形成に努める。
2. 教育指導の基本
男女別学の主旨を体し、男子として広く社会有為の人物を育成する。
所在地 福岡市西区今宿青木1042番33号