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大妻多摩中学高等学校SDGs INTERVIEW

大妻多摩中学高等学校 SDGsインタビュー

高校で特に力をいれているSDGs
産業と技術革新の基盤をつくろう 人や国の不平等をなくそう 平和と公正をすべての人に

INTERVIEW MOVIE

大妻多摩中学高等学校 学校紹介動画

御校のビジョンや方針と
SDGsの関連性を教えてください

大妻多摩中学高等学校は6年間の「共同の旅」において、生徒それぞれが「自立自存」、「寛容と共生」、「地球感覚」の精神で成長することを願っています。具体的なビジョンとしては、「世界で輝く人となる」をテーマに、伝統と進化、未来が融合する学校を目指しています。また、予測困難な未来社会の中で活躍・貢献する女性の育成を目指して、本学独自の教育プログラム、Tsumatama SGLを設置しています。これは①好奇心・探究心・論理的思考力を養うための理数教育プログラム(Science Education)、②世界的視野・コミュニケーション力を養う国際教育プログラム(Global Education)、そしてこの二本柱の基盤となる③高い学力・幅広い教養・人間関係スキル・豊かな人間性を育む教養教育プログラム(Liberal Arts)から成り立っています。

ICT教育を支える環境
【SDGs 4/5/8/16/】

本校では大学入試改革と連動し、ICT化の推進を計画的に実施してまいりました。 2020年度のコロナウィルス感染症は、本校の教育活動にも大きな影響を与えました。しかし、今までの取り組みの成果が活かされ、「学びを止めない」をモットーにした、ICTを利用した効果的な学習活動を実践することができました。生徒たちは普段から「どのようにして情報を集めるのか?」「集めるときに注意しなければならないことは何か? 」について、タブレットを活用しながら学びます。 活動の中では、「人から情報を引き出す」ということを前提に、これまで受講した「SDGs、GAFA、メタ認知」などの講義から引き出した情報をまとめるミッション形式の課題やワークを行っています。

国際教育プログラム
【SDGs 4/5/8/16】

『SDGs』に見られるように『持続可能性』が最近の大きな課題ですが、『何を』持続しようとしているのでしょうか。大妻多摩では、自分たちの生きる未来に思いを馳せ、これからの未来を生きる生徒達一人一人が夢を実現させ、そしてその夢がネットワークとなってSDGsを実現させるものになることを期待しています。大妻多摩では、それを実現させるためのひとつとして、2012年度に国際教育委員会を新設して以降、国際化と女性の社会進出が進む時代に、社会と世界に貢献できる高い知性と品位を備えた女性の育成を目指しています。

被災地支援活動
【SDGs 11】

皆さんは、東日本大震災を覚えていますか。被災経験を持たない・震災を知らない世代が増えています。そんな震災を知らない生徒に知る機会を作ろうと、2021年度には有志生徒を中心に、一般社団法人の方から 原子力発電所の仕組み、当時起きたこと、現在の福島などについて学び、知識をつなぐ活動を行いました。また生徒会では、2011年の冬から、被災地の一つである岩泉町への訪問・交流を続け、ここ数年は他の被災地との交流も続けています。文化祭では、毎年岩泉町の方々に、地元の魚や野菜などの販売をしていただいています。

さまざまなボランティア活動
【SDGs 1/2/3/10/12/16/17】

海外への寄付活動:大妻多摩では、シリアの大学で日本語を学ぶ学生たちのために書道の用紙や筆、墨汁そして折り紙の寄付と郵送料の募金を呼びかけています。内戦のために日本からの物資も届かなくなり、コピー用紙の裏を使って書道の練習をしていると聞いたからです。本取り組みは2015年に始まり、これまで3度物資を郵送しています。また2022年3月には、ウクライナ緊急支援への寄付として校内で募金を募り、集まった金額を「国境なき医師団」や「セーブ・ザ・チルドレン」へ寄付させていただきました。

フードドライブ事業への寄付:「フードドライブ」とは、家庭で余っている食べ物を持ち寄り、それらをまとめてフードバンクや福祉団体に寄付する活動のことです。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、失業・休業等で家計 収入が減少するなどで生活に困っている方や、ひとり親世帯、高齢者世帯、障がいを持つ方の世帯など、今日一日の食べ物に困っているというご家族も珍しくありません。そこで本校生徒会は、多摩地域企業・大学等連絡会(ゆるたまネット)食料無料配布事業に参加することを決定し、在校生の寄付を募りました。

授業での取り組み【SDGs 5/7/11/12/13/14/15】

大妻多摩では、さまざまな科目で、SDGsを意識した授業・活動を行っています。

「多摩市の未来を考える」:中学3年生では社会探究と理科Ⅱの合同授業として「多摩市の未来を考える」グループ活動を行います。テーマは「多摩市の特性を活かした、人と自然に優しいまちづくり ~20年後の多摩市の姿~」です。社会探究、理科Ⅱとも授業のスタート地点は、多摩市・多摩市議会により宣言された「多摩市気候非常事態宣言」です。宣言の内容をもとに社会探究では「多摩市の位置づけ、歴史、特性」について、理科Ⅱでは「地球温暖化が起きている原因・対策、石油の枯渇問題・石油の代替エネルギー、世界・日本の取り組み」について授業を行い、生徒たちは「では、私たちに何が出来るか」「自分たちで未来をどのようにつくるのか」という視点を持って考え出した案を発表します。

「私のSDGsメッセージ」:中学1年生の国語では、「私のSDGsメッセージ」を作成しました。日々の生活が大きく変容している中、自分の私生活や、ふとした体験から考えられること、身近なことから持続可能な社会のために取り組もうと思ったことについて、17あるSDGsの目標から1つを選び、「川柳」や「写真」で伝える、という課題です。考えた作品について授業内で1分間スピーチを行い、良かった作品を投票し合います。尚、これらの作品を「第2回 私のSDGsコンテスト」(シャボン玉石けん・朝日新聞・北九州市共催)に応募したところ、応募総数12,250点の中から、本校の大石さんの作品が、「中学生優秀賞」に選出されました。

御校の魅力・特色を
教えてください!

田舎の風景を残した多摩地区にある学校です。10万m2という広大なキャンパスで、自然の四季を感じながら6年間を過ごすことができます。机上の知識だけでなく、体験型重視の教育プログラムを豊富に用意しています。

どのような生徒を
育てていますか?

・主体的に行動し、幅広い教養を身につけて成長し続ける生徒
・多様な価値観を尊重し、他者と協調しながら平和な社会を支えていこうとする生徒
・世界的な視野を持ちながら問題の発見・解決に取り組み、明るい未来を切り拓いていこうとする生徒

入学希望者の皆さんに
メッセージをお願いします!

・日々成長していこうとする姿勢を持つ生徒
・他者の存在も尊重できる生徒
・世の中の出来事や問題に興味関心を持ち、自分事として考えることができる生徒
上記のような入学生を求めています。

大妻多摩は生徒の成長を信じる学校です。皆さんの入学を関係者一同お待ちしております。

学校情報

学校名 大妻多摩中学高等学校
学科/コース一覧 普通科
教育理念/建学の精神 大妻コタカは「理想は高遠に、実行は足もとから」をモットーに、社会で活躍できる自立した女性の育成を目指して大妻学院を創立しました。
大妻多摩中高独自の理念は、「自立自存」「寛容と共生」「地球感覚」の3つを柱としています。「自立自存」とは、主体的に行動し、自らの未来を切り拓くこと。「寛容と共生」とは、地球規模の視野で、相互の連携を深めること。「地球感覚」とは、異なる価値観を尊重し、他者と協働することを指します。 様々な文化的背景を持った人々との関わりが避けられない21世紀のグローバル社会において、日本人としてのアイデンティティをしっかり身につけ、確かな学力と豊かな人間性を兼ね備え、予測困難な未来社会の中で活躍・貢献できる人材を育成します。
所在地 東京都多摩市唐木田2-7-1
入試情報 入試情報サイト