御校のビジョンや方針と
SDGsの関連性を教えてください

建学の精神：浄土真宗本願寺派の宗門校で親鸞聖人のみ教えを建学の精神としています。 様々な「いのち」に生かされている自分に気づき、自己を見つめ、他者を思いやる心を養います。

教育ビジョン：５＋１の教育
「キャリア教育」「ライフスキル教育」「グローバル人財育成」「ICT教育」「学力向上」の新しい時代にも対応する力を身につけると共に人として最も大事な土台である「心の教育」を＋１として教育活動を実施。

「正しい情報、知識を手に入れ、正しく思考し、正しく判断し、適切に表現する」SDGsの目標を達成するにはまず正しい知識教養は必須であり、 高校生だからこそまずはきちんと「学力」をつけていくことが大切。その上で、浄土真宗のみ教えにもある他者を思いやり、一人では生きていけない自分に気づくことで、 持続可能な未来を支えていく精神、姿勢が身に付きます。
SDGsがあるから行動するのではなく、自分達の得意なこと、好きなこと、一生懸命に取り組んでいることが何かにつながっていくこと、そして社会の一員として生きていることを自覚していきます

サッカー部✖️盲学校
「スポーツ交流会」
西与賀小学校「サッカー出前授業」

佐賀県立盲学校と一昨年よりスポーツ交流会を実施。 ブラインドサッカー元日本代表ガイドの藤井氏を招いて、ブラインドサッカーを一緒に行っています。 障害のあるなしに関わらず、一緒にスポーツに取り組める喜びを感じるとともに、多様性を受け入れる姿勢を身につけます。
また、西与賀小学校5年生とは毎年サッカー出前授業を通じて交流を続けています。
「関連するSDGsのゴール」#11 #10 #17 #4

バスケットボール部
「車いすバスケットボール
大会」ボランティア/
プロバスケットボールチーム
バルーナーズ公式戦ボランティア

県内で実施されている「車椅子バスケットボール」にボランティアとして参加。 車椅子に実際に乗ってバスケットボールを体験し、その大変さとすごさを実感すると共に、スポーツが様々な垣根を越える可能性を探ります。 また佐賀県初のプロバスケットボールチーム「バルーナーズ」の公式戦でモッパーとして参加し、地域のスポーツを支える活動を展開しています。
「関連するSDGsのゴール」#11 #10 #17 #4

特別進学科「さが創生発表」

龍谷高校の周辺は文教地区ですが、目の前の商店街はシャッター街に近いです。その地域を活性化するために、特別進学科の生徒が佐賀県を活性化するためのアイデアを発表しました。
「関連するSDGsのゴール」#11 #8 #4

吹奏楽部
視覚障がい者連合会　演奏会

吹奏楽部が視覚障がい者の方々を龍谷高校に招いて演奏会を実施。音でしっかり雰囲気を楽しめるように工夫をこらし、見えなくても笑顔を思い浮かべてもらうような演奏会に取り組みました。
「関連するSDGsのゴール」#11 #10 #17 #4

企業との連携

大塚製薬、株式会社ドコモCS九州佐賀支店、西九州大学、サガン鳥栖ドリームス、地球市民の会と連携締結を結び、産学が協力して生徒の育成にあたっています。 狭い学内にとらわれず、外部との接触をはかっていくことで、視野を広げ、自分の進路を考えるきっかけとなっています。
また、サッカー部では「理研農産化工株式会社」「サンポー食品」をはじめとする１０社ほどの企業、こども園にスポンサー協力をいただき、活動を支えてもらっています。 選手たちはコロナ禍の中でも、協力してもらっていることへの感謝と、バナーを常に目にすることで意識の向上につながっています。
「関連するSDGsのゴール」#11 #8 #17 #4

こども園との交流

本校には併設するこども園があり、そこの園児たちと高校生が交流を続けています。 サッカー部が育てているさつまいもや大根を、保育コースやサッカー部の生徒と園児が一緒に種植えをしたり、収穫をしたりもします。 子ども園はそれを使ってお菓子などを作ってくれて、選手に届けてくれたりしています。
「関連するSDGsのゴール」#11 #10 #17 #4

地域農家の手伝い

サッカー部ではグランドがある北川副地区の農家のお手伝いを行っています。 収穫などを手伝い、実際に週１程度畑で活動をします。グランドで朝早くから夜まで練習して、多少なりとも迷惑をかけていることの感謝の思いと、食に対する意識、農家の方々の苦労を知るきっかけとなっています。
「関連するSDGsのゴール」#11 #8 #17 #4

御校の魅力・特色を
教えてください！

二兎を追って二兎を得る。
部活動、課外活動と学習活動を可能な限り両立させ、心身ともにバランスのとれた人財育成。 ICT教育にも力を入れており、コロナ禍の中、濃厚接触や陽性になっても自宅でオンライン授業を受講することが可能です。
最初は強制からのスタートでも、少しずつ自主性、主体性へと導くような教育を提供する努力をしています。

コースによって雰囲気もだいぶ違いますが、大多数を占める普通科は元気で明るく素直な生徒が多いことが１番の魅力。 高校生を教えるのは大変、という世間に認識は間違っていないけれど、佐賀という土地柄もあり、屈託のない素直さを持つ生徒が多いです。 また、県外生が多いけれど、いつのまにかしっかり佐賀に染まり、佐賀弁を話してしまっていることも魅力のひとつです。

どのような生徒を
育てていますか？

最上位の目標は、「自律」と「感謝」です。 大事にしているのは、誰かのせいにしないこと。自分で考えて自分で行動できること。相手の立場に立って考えること。 相手に感謝の気持ちを伝えること。当事者意識を持って複数の人と協働して活動できる人になってもらいたいと思います。（主幹教諭）

どのような入学生を
求めていますか？

向上心に溢れ、将来の目標に向かって邁進できる人。 また、何事にも積極的に取り組み、多くの失敗を糧に成長できる人。そして、将来的には「なくてはならない存在」になってほしいと切に願っています。（教頭）

入学希望者の皆さんに
メッセージをお願いします！

できるか、できないかではない。やるか、やらないか。
結果はもちろん、そのプロセスを大事にし、努力ができる、愛される社会人を目指しましょう。
在校生、教職員一同、熱い思いを持つ皆さんを待っています！（全挙職員より）