御校のビジョンや方針と
SDGsの関連性を教えて下さい！

本校は、SGH・WWLの研究開発を通じて「国際フィールドワークを通して持続可能な国際社会を創る人材育成システムの構築」を進めてきました。持続可能性は、本校の研究開発において重要なキーワードとなっています。日頃の授業から校外学習などの特別活動まで、本校のカリキュラムは社会課題やSDGsと密接に関連しています。

SDGs Global
Engagement
Conferenceの開催

本校は、毎年11月に「高校生国際ESDシンポジウム　兼　SDGs Global Engagement Conference」を開催しています。 日本及びアジア太平洋地域から集まった高校生が、SDGsに関連する課題研究活動の成果を発表する国際会議です。 直近３年間は、パンデミックの影響で、オンライン開催となりましたが、パンデミック以前は東南アジア諸国から高校生を招聘し、筑波大学東京キャンパスにてシンポジウムを開催していました。
グローバル課題を解決していくためには、同じ思いを共有するパートナーとの協働が不可欠です。本校は、特に海外姉妹校との協働を通じて、SDGs目標17のグローバルパートナーシップを推進しています。

T-GAP:
Tsukusaka Global
Action Program
（「総合的な探究の時間」）

本校は、2年次の必修科目として「T-GAP」を開講しています。 生徒は、グループで１つ社会課題を設定し、その課題解決に向けてアクションすることが求められます。 「食品ロス」や「こどもの貧困」など、扱う社会課題はグループによって違いますが、SDGsに関連する社会課題を扱うグループが多い傾向を認めることができます。 本校のカリキュラムは、全ての生徒に社会課題に向き合う機会を提供しています。

SEA-Teachers
Project

本校は、東南アジアの大学から教育実習生を受け入れています。筑波大学は、東南アジア教育大臣機構（SEAMEO）のaffiliated memberとなっています。 SEMEOは、教育実習の国際化を推進するため、海外での教育実習を推進してきました。 本校は、日本で唯一の実習受け入れ校です。今年も9名の教育実習生をタイ、インドネシア、フィリピンから受け入れました。 本校生徒は、東南アジアの教育実習生から各国の社会課題や日本とのつながりについて、学習することができます。 英語での授業となりますが、生徒は本校のグローバルネットワークを体感することができます。

御校の魅力・特色を
教えてください！

自らの興味関心に向き合うことができる学びのフィールドが整っていること。 本校は、総合学科高校です。生徒は、自らの興味関心や進路希望に応じて、２年次以降の時間割を自分で選択することが期待されます。 すなわち、「生物資源・環境科学」「工学システム・情報科学」「生活・人間科学」及び「人文社会・コミュニケーション」の４つの科目群からひとつを選択し、 オリジナルの時間割を作らなければなりません。自らの興味関心と向き合い、興味のあるトピックについて探究するためのフィールドが準備されています。

どのような生徒を
育てていますか？

3年間を通じて、自らのWILL（意志×らしさ）を明確化するためのカリキュラムが整っています。
1年次では「産業社会と人間」という授業を通じて、自らの興味関心を探求し言語化する活動に取り組みます。 さらに、「校外学習（フィールドワーク）」を通じて、社会課題の解決に当たっている人たちの声を、現地で聞く経験を積んでいきます。
2年次の「T-GAP」では、グループで社会課題の解決活動に取り組みます。PDCAを回しながら、システム的に考えるトレーニングを積んでいきます。 さらに、希望者は海外でのフィールドワークに参加することができます。
さらに、3年次の「卒業研究」では、個人研究を完成させなければなりません。 ３年間のステップを通じて、自分は何者で、何に興味があり、どのように社会と関わっていきたいのか、明確にしていくためのスキャッフォールディングが準備されています。

どのような入学生を
もとめていますか？

自らの興味関心に基づき、普通科高校とは違った探究的な学びに価値を見いだす受験生に来てもらいたいと思います。総合学科高校で課題研究活動に取り組んでみたい中学生や国際バカロレアの学びに興味のある中学生の受験をお待ちしております。

入学希望者の皆さんに
メッセージをお願いします

「課題研究」、「探究的な学習」、「自ら学びをデザインする総合学科」、「IB」などのキーワードに少しでも興味関心のある中学生は、ぜひ体験授業やオープンスクールにお越し下さい。 東京ドーム２個分の広大なキャンパスが、君たちを待っています。