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神戸女学院大学SDGs INTERVIEW

神戸女学院大学 SDGsインタビュー

大学で特に力をいれているSDGs
すべての人に健康と福祉を エネルギーをみんなにそしてクリーンに つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を 陸の豊かさも守ろう

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INTERVIEW MOVIE

【学科紹介】人間科学部環境・バイオサイエンス学科

研究紹介(環境・バイオサイエンス学科)

地域創りリーダー養成プログラム

貴学のビジョンや方針と
SDGsの関連性を教えて下さい!

神戸女学院大学の環境・バイオサイエンス学科の特色の一つは幅広い専門性をバランス良く身に付けることができること。 「環境・生命・食品・情報」についてしっかり専門的に学ぶと同時に、理系の英語力を伸ばし、文系科目も学ぶことで幅広い視野を持つことができます。 そして、最近ではSDGsとそのプロジェクト化に特に力を入れており、高校でSDGs活動に興味を持った方にとっては、それを深めるのに最適な学修環境とカリキュラムが整備されています。 こうした学びを通じて、高校卒業時にぼんやりとしていた「自分に向いている仕事」を見つけ出すことができ、将来は、幅広い分野に活躍の場を広げて高度な専門性を生かした仕事ができます。

No.5
「女性の健康」に
関するライフサイエンス
研究・教育の推進

月経困難症の女性の増加という課題を解決するために、月経にともなう心身の負担について、特に「ストレス負荷」や「ストレス耐性」の点から調査・研究を行っています。 そして、社会における「女性の健康」への理解を促します。

No.6,14
河川水の浄化
河川域の水質調査

廃棄材を炭にして水の浄化材を開発するなど、河川水を浄化する具体的な手法を開発します。 また、河川の汚染物質の調査を行い、汚染の現状や汚染源を把握し、河川水から作られる水道水の水質の向上を目指します。

No.4,7,11,12,13,14,15,17
街中や郊外に存在する
グリーンインフラの
教育資源的価値の検証

街中や郊外にあるグリーンインフラ(自然環境)の教育資源としての価値を検証するために、 自然への興味・関心を育む『遊びと学び』の体験活動プログラム事例について、子供を対象としたものから大人を対象としたものまで、年齢層ごとに幅広く実地調査を行います。 そして、より効果的な体験活動プログラムを開発します。

No.12
化学物質の環境への
悪影響を最小化

マイクロプラスチックや医薬品の環境生物に対する影響を調査し、より影響の大きい化学物質の放出を規制します。さらにはより環境影響の少ない化学物質の開発に貢献しています。

No.12
ペットボトルの
キャップの再利用と
実験廃棄物量の削減

科学実験において、ペットボトルのキャップを使用したマイクロスケール実験の手法を導入しています。 そして、廃プラスチックであるペットボトルのキャップの再利用および実験廃棄物量の削減に貢献しています。

No.12
食品ロスの削減

生産者レベルで廃棄される野菜を利用して、健康に有益なスープの開発、販売を行います。廃棄されるものを利用して、健康維持に役立てていきます。

No.15
持続可能な
都市生態系の保全

都市に残された神戸女学院大学のキャンパス内の森の生態系を調査し、その基盤となる植生のみならず、野鳥や昆虫、菌類などあらゆる栄養段階の生物間相互作用を包括的に理解し、その保全に貢献します。

No.15
陸域生態系
内陸淡水生態系の保全

里山の生物多様性を保全するために、森や川、湖沼にすむ生物が好む生息環境や生物同士の関係性を明らかにし、効果的な保全策を立案&実施します。

No.3,4,12,14,15,17
「地域創りリーダー養成
プログラム」

行政・企業・NPO法人等と連携した実践型プログラムです。地域の社会問題解決に貢献し、活躍するリーダーとして必要な知識とスキルを養成します。

・地域での課題や取り組みを知る。
地域で活躍しているゲスト講師からお話を伺い、地域の課題や取組み、持続可能な地域創りのために一人ひとりが貢献する必要性を学びます。 また、企画の進め方やプレゼンテーションの方法などのノウハウも身につけます。 座学に加え学外での体験学習もあり、知ったうえで行動に移すことの大切さを実感できます。 これまでに、自然豊かな西宮市内で自然海浜でのゴミ拾いや生き物観察、雑木林の間伐などを実施しました。五感全てで体験することで環境課題への学びが深まります。

・地域で実際に行動する。
複数の班に分かれ、関心のある地域の問題に向き合い、行政・企業・NPO法人等と連携しながら1年間実際に活動します。イベントなどの企画立案から実施まで、学生が主体となって取り組みます。

<活動例>
1.農作業体験やワークショップを通じて、地域の子どもたちやその家族に農業の楽しさや野菜の知識について伝えました。 小学生への食育授業は、野菜について学んだ子どもたちが野菜嫌いを克服するきっかけになりました。
2.こども食堂を利用する子どもたちを、学習面でサポートしました。お勉強会を定期開催し、楽しみながら学習できる環境を作りました。 また、遊びの機会も提供しました。遠出して非日常を楽しむだけでなく、マナーを守ることを学んだり、興味の幅を広げられたりするようなイベントを実施しました。
3.本学のある門戸厄神地域と本学学生をつなぐ橋渡しをしました。阪急今津線沿線のグルメマップを作成したり、地域のお店とコラボしてオリジナル商品を学内で販売したりしました。 また、門戸厄神地域のご当地梅酒を漬けた後の梅を再利用し、地域の団体やお店と協力して梅スイーツを開発しました。

この他、高齢者が集まれる居場所づくりに取り組んだり、世代間交流ができるイベントを企画したり、子ども向け防災教育ツールを考案したり、と様々な活動がありました。どのような地域課題に取り組むか、班もその活動内容も流動的です。

貴学の魅力・特色を
教えてください!

「女子大学だからといって専門力をおろそかにしない」神戸女学院大学 環境・バイオサイエンス学科ではそんな思いから、企業で活躍できる女性や女性研究者を育てることに力をいれています。 豊富な実験やフィールドワークを積み重ね、3年次からは各研究室に配属されて2年間みっちりマンツーマンで研究活動を行います。この教育力は外部で高く評価されています。

大学での学びをどのように仕事につなげられるのか?それが、大学選びでは最も重要です。 本学は150年近い歴史に裏付けされた就職力の強さも特色で、有名企業400社への実就職率は9.3%、で西日本の私立女子大学の第1位(2021年度有名企業400社実就職率ランキング)でした。

また、学んだことを活かしてやりたい仕事を実現できるように、環境・バイオサイエンス学科では2022年度から「自分の魅力を最大限に引き出すためのプログラム」を開講。 自分の魅力をマーケッティングする「パーソナルブランディング実践演習」、英語で専門的な討論をする力を育てる「科学者のための英語実践」、 科学的な文章力を鍛える「サイエンスライティング入門」、2007年度から開講の地域との問題を解決する「地域創リーダー養成プログラム」などをラインナップし、 その仕事に携わっている専門家に実践トレーニングをしてもらうことで、圧倒的な就職力を身につけることを目指しています。

どのような入学生を
求めていますか?

みなさんもご承知のように地球環境は悪化の一途を辿っています。近い将来、食糧や水の不足、あるいは異常気象は深刻になるでしょう。 私たちは、みなさんに健康や環境に興味を持ってもらい、将来は食品の開発や製薬の仕事あるいは環境保護の仕事に携わる人材、即ち「地球のお医者さん」になってほしいと願っています。 そんな気持ちの人は、本学に来てください。一緒に環境や健康について考えましょう。

高校生の皆さんへの
メッセージ

これからの日本経済低迷し、本当に厳しい時代に入ります。 ただレールの上を走ればよかった昔の時代はおわり、自分の柱となる専門性を持って、自分で進む道を考えながら臨機応変に生きていく時代に入ってきました。 少しずつでもよいので、今からしっかり自分が将来進むべき道を考え、その新たな可能性に挑戦し続けていってください。 「SDGsを学んで環境評価の仕事がしたい」「SDGsを学んで食品ロス削減商品を開発したい」「SDGsを教えることのできる理科教員になりたい」など、 みなさんは様々な将来の目標をもっていると思います。本学科は今後もSDGsの目標達成のための教育や研究を進めていきます。 本学科での学びをとおして、ぜひ一緒に地球と自分の未来を拓いていきましょう!

高校生が参加できる
SDGsの企画は
ありますか?

2023年3月21日(火祝)にSDGs探究×研究サイエンスフォーラムを開催いたしました。 近郊の高校から13件のお申込みがあり、総勢27名の高校生の皆さんが参加くださいました。

それぞれ1年間の研究の成果について自信を持って発表されていました。 本学教員からの質疑にも丁寧に答えられ、研究への取り組みの熱心さが伝わってきました。

またフリーディスカッションでは参加された他の高校や本学の研究についてもご覧いただき、研究内容について活発な意見交換の場となりました。 今回、受賞された発表は以下の通りです。

【ベストプレゼン賞】
大阪府立園芸高等学校「発電するバクテリアの探求」

【グッドポスター賞】
                兵庫県立猪名川高等学校「カメムシにコーヒーを吹きかけてみた!~コーヒーの防虫効果の検証~」

【グッドポスター賞】
大阪府立生野高等学校「化学と美術の融合~ガラスフュージングを用いて~」

来年度もサインエンスフォーラムを開催予定にしております。 ご興味のある高校生の方はHPをチェックいただき、お申込みいただければ幸いです。

入試情報

高校での活動を評価する入試制度例 総合型選抜(環境・バイオサイエンス学科)では、高校でのSDGsやボランティア、あるいは科学やフィールドワーク活動を出願条件にできる入試制度があります。
最新の入試情報 入試情報サイト

学校情報

大学名 神戸女学院大学
学部一覧 人間科学部 文学部 音楽学部
アドミッション
ポリシー
1. 各専門分野の到達目標を理解し、その目標に向けて自ら行動する人
2. 人間とそれを取り巻く自然や環境について深く学びたい人
3. 地域との協働を通して自らを高めるとともに、その成果を地域に還元・貢献できる人
4. 愛神愛隣の精神に基づき多種多様な人たちとのコミュニケーションを通して、よりよい社会の実現に向け、献身的に行動する人
キャンパス所在地 兵庫県西宮市岡田山4-1