名古屋市立大学SDGsセンター長 林 秀敏 (薬学研究科 教授)インタビュー
名古屋市立大学紹介映像
御校のビジョンや方針と、
SDGsの関連性を教えて下さい!
名古屋市立大学では、本学が今後進むべき方向性を長期的な視点で示す道しるべとして、2021年2月に「名市大未来プラン2021」を策定しました。
このプランの中で、今後の全ての活動において意識すべき3つの視点(3S:Society5.0、Social Innovation、SDGs)を設定し、SDGsを全学で意識すべき重要な視点として位置付けています。
名古屋市立大学
SDGsセンター設立
本学の有する教育、研究成果等の資源を活用し、SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)の達成に向けた活動の推進を目的として、2021年5月に開設しました。
SDGsセンターを本学におけるSDGs推進のプラットフォームとして、行政、産業界、金融界、マスコミ等の各機関とのパートナーシップを強化することで、SDGsの達成に貢献することを目指します。
「THEインパクトランキング2021」
総合ランキング
全国公立大学で3年連続1位
大学のSDGsの取り組みを可視化した「THEインパクトランキング2021」において、本学は総合ランキングで世界TOP600、国内では3年連続で公立大学1位にランクインしました。
特に、SDG3やSDG5については、全国トップレベルの評価を頂いています。
パートナーシップ×SDGs
2021年10月より、本学のSDGs活動に協力する学外団体や企業などによる「サポーター」と、実際に本学の様々なSDGs活動に参画する学内の学⽣などによる「アンバサダー」の募集を開始しました。 パートナーシップの強化によって、SDGs達成に貢献することを目指します。
国際交流×SDGs
・国際交流×SDGs
「近未来の労働環境」をテーマに、海外拠点校との学生ワークショップ、研究成果発表シンポジウムを開催
<学生ワークショップ>
本学や海外大学の学生たちが「近未来の労働環境」について議論する合同ワークショップを開催しました。
学生たちは、7つのグループに分かれてディスカッションが行われた後、10年後、そして25年後の「労働しながら元気になる労働環境」についてグループごとにプレゼンテーションを行いました。
<研究成果発表シンポジウム>
本学や海外大学の研究者たちが「近未来の労働環境」について研究成果を発表する「SDGs研究シンポジウム(第2回NCUアジア拠点校シンポジウム)」をオンラインで開催しました。
SDG3、SDG8、SDG11の達成への寄与として、近未来の労働環境について、各国での現状と取り組みの報告が行われた後、AI・ロボット工学・センサー技術・ビッグデータ・人間工学を活用した研究成果が発表されました。
シンポジウム当日は、本学の海外拠点校などから延べ523名の研究者や学生が参加しました。
人文社会学部×SDGs
ESDを通したSDGs達成へのコミットメント
本学の人文社会学部では、SDGs達成にはESD(Education for Sustainable Development)が必要であると考え、学部のコアにESDを位置づけています。
ESDとは何か、また持続可能な社会とはどのような社会であるのかを学ぶ「ESD基礎科目」が設定されており、1年生から履修することができます。
経済学部×SDGs
SDGs達成に向けたアイデアを商品に
本学経済学部の学生が、SDGs達成に向けた自分たちのアイデアを具体的な商品にするプロジェクトを立ち上げました。
SDG5(ジェンダー平等を実現しよう)の達成を目指したチームは、協力企業と連携してLGBTQ+を題材にした絵本を作成し、実際に販売を始めました。
医学部×SDGs
医学部生による「ありたい内視鏡医療労働の未来像」を考えるワークショップを開催
本学医学部4年生の社会医学(予防医学基礎)コース・社会医学実習のテーマ内で、「ありたい内視鏡医療労働の未来像」を考えるワークショップを開催しました。
「未来の医療労働のあるべき姿」をテーマに、働きがいや経済成長、産業と技術革新の基盤の整備などが、医療従事者の健康・福祉に関係することを学ぶことを通して、SDGsの基本的理念の習得にもつながる教育プログラムです。
芸術工学部×SDGs
芸術工学部生が制作したSDGs関連動画が映画祭で入選
本学芸術工学部の学生グループ「映像によるまちづくり」が制作したSDGsに関連する動画が、「やお80映画祭2021」において入選しました。
【題名】「小さな勇気」
(SDG3「すべての人に健康と福祉を」をテーマにしたショートムービー)
『御校の魅力・特色を
教えてください!』
名古屋市立大学は、名古屋の中心に位置し、学生数約4,500人、教員数約650人、7学部7研究科を擁する総合大学です。
1950年の創立から約70年間で約3万名の卒業生を社会に排出しながら、地域の健康・福祉の向上や経済・文化の発展など社会貢献を実践しています。
これからの持続可能な共生社会の実現に寄与し、国際社会の一員となることを見据えて、個々の力を最大限に引き出し、本学から名古屋市、そして日本に留まらず世界で活躍できる人材の育成に力を注いでいます。
なお本学では、8番目の学部として、データサイエンス学部(仮称)の設置(2023年4月)を構想中です。
『どのような入学生を
求めていますか?』
準備中
『高校生の皆さんに
メッセージをお願いします!』
準備中
最新の入試情報 | 入試情報サイト |
大学名 | 公立大学法人 名古屋市立大学 |
学部一覧 | 医学部、薬学部、経済学部、人文社会学部、芸術工学部、看護学部、総合生命理学部 |
アドミッション ポリシー |
名古屋市立大学では、各学部がその理念と目的に応じて、入学者選抜試験における教科・科目を設定しており、明確な目的意識と勉学への強い意欲を持ち、大学の教育に関する目的を理解し、次のような資質を有する多様な学生を求めます。 ・十分な基礎学力とそれに裏打ちされた知識・技能 ・自ら課題を発見・解決し、それを伝える思考力・判断力・表現力 ・主体性を持ち、幅広い視野で多様な人々と協働して学ぶ態度 ・豊かな人間性と、地域や社会で活躍できる適性 |
キャンパス所在地 | ■桜山(川澄)キャンパス(医学部、看護学部) 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1 ■滝子(山の畑)キャンパス(経済学部、人文社会学部、総合生命理学部) 名古屋市瑞穂区瑞穂町字山の畑1 ■田辺通キャンパス(薬学部) 名古屋市瑞穂区田辺通3-1 ■北千種キャンパス(芸術工学部) 名古屋市千種区北千種2-1-10 |
SDGsに関する問い合わせ先 |
名古屋市立大学SDGsセンター事務局(事務局企画広報課内) 〒467-8601 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1(桜山キャンパス) TEL : 052‐853‐8806 MAIL : ncu-sdgscenter[at]sec.nagoya-cu.ac.jp ※送信の際は[at]を@(半角)に置換して下さい。 |