ノートルダム清心女子大学 大学紹介動画
貴学のビジョンや方針と
SDGsの関連性を教えて下さい!
ノートルダム清心女子大学は、1804年にフランスで創立されたカトリックのナミュール・ノートルダム修道女会を設立母体としています。
修道女会は、長年にわたり開発途上国支援、とくに子どもの教育と女性・移民の教育・支援、貧困支援などに携わってきました。
現在、世界5大陸と国連本部に支部やオフィスをもち、国連に助言する資格を有するNGOとして、SDGs策定過程にも関与してきました。
ノートルダム清心女子大学(1949年創設)もまた一人一人を大切にするカトリックの教育理念に基づき、真の自由人を育成し、社会生活を遂行する手段を供するとともに、
生きることの意義を共に追求することをもって、大学の使命としています。より良い社会を実現していくための教育と実践は、まさにSDGsに密接に関連しています。
全学的なSDGs推進拠点
地域連携・SDGs推進
センター(NRS)
2019年には、全学的なSDGs推進拠点として地域連携・SDGs推進センターを設立しました。清心学生は、学科問わずすべてのSDGsの事業・イベントに参加することができます。
国際機関や省、県や市、NPO、協同組合、企業との連携事業、とくに包括連携協定を結ぶ岡山市(SDGs未来都市)や山陽新聞、JA岡山などとの連携は盛んで、大きな成果があがっています。
SDGsについて
国連大学・12大学と
連携してまなぶ授業
「国連SDGs入門」は、ノートルダム清心女子大学を含む12大学と国連大学が連携してつくった日本初の授業です。すべての清心学生が受講できる授業で、
動画視聴部分とディスカッションやグループワークの部分から成ります。
「開発と国際」「環境・持続性」「経済・投資」「外国・共生」「ジェンダー・人権」「参画・変革」という6つのテーマを、それぞれ2つの大学が担当しました。
ノートルダム清心女子大学は、お茶の水女子大とともにジェンダー・人権の授業を担当しています。
特産品のブランド
商品づくりで
SDGsをまなぶ
岡山県高梁市の特産高梁紅茶を用いたブランド商品開発に取り組んでいます。 2012年から現代社会学科が荒廃茶園再生に取り組み、2019年から食品栄養学科も協働して消費品開発プロジェクトが始動しました。 地域の生産者と学生が協働しながら茶葉の収穫・加工を行い、高梁紅茶を科学的に分析し「清心×高梁紅茶」のコラボ商品開発を行っています【SDG15】。
新食品開発で
SDGsをまなぶ
食品栄養学科では、JA岡山と協力して、岡山米を使った新オリジナル精米商品「晴々ロマン」の開発を行いました。 米消費増や地元産米消費拡大を目指し、ネーミングやパッケージデザイン、レシピ考案まで取り組んでいます。 働く女性の目線で、またエコロジーの観点から無洗米が採用されています【SDG15】。
コミュニティサイクルで
SDGsをまなぶ
現代社会学科では、コミュニティサイクル(ももちゃり)を運営する岡山市と連携して、新しいリーフレット・マップを企画・デザインしました。
市に自転車・公共交通中心のまちづくりへの提言も行いました【SDG11.2/SDG13】。
また「海の復権」をめざす瀬戸内国際芸術祭の活性化に取り組んだり、環境省と連携して、 瀬戸内海国立公園のエコツアー企画に取り組んだりしています【SDG14.1/SDG 11.4/SDG12.b】。
食と開発途上国支援で
SDGsをまなぶ
人間生活学科では、岡山市のイノベーションチャレンジ事業に参加し、 大学食堂に「TABLE FOR TWO」(先進国で1食食べると開発途上国の1食分の値段である20円が寄付されるという活動)を導入し、 さらにそれを地域に広げる活動に取り組んでいます【SDG1.1、1.2/SDG2.1】。
模擬国連で
SDGsをまなぶ
英語英文学科では、模擬国連(Model UN)や国連大学グローバルセミナーなどに学生が積極的に参加しています【SDG4】。
その経験をもとに2021年度には県への政策提言活動も行いました【SDG5】。
2021年には岡山版模擬国連が、2022年度には日本版模擬国連が本学で開催されます。
子育て支援で
SDGsをまなぶ
児童学科では「清心子育てプロジェクト」を実施し、親子クッキングや保育講演会、ファミリーコンサート・劇(クリスマス)、 子育てサロンや相談室、専門講座などを実施しています【SDG4.2/SDG16.2】。
文学を生かした
まちづくりで
SDGsをまなぶ
日本語日本文学科では、岡山市のイノベーションチャレンジ事業に参加し、岡山市出身の小説家・児童文学者坪田譲治の普及活動(冊子作成・小学校配布、公民館との連携他)を通して 地域を活気づける活動に取り組んでいます【SDG11】。
貴学の魅力・特色を
教えてください!
■ノートルダム清心女子大学は、関西と中・四国の結節点である岡山駅から徒歩10分に位置する、西日本を代表する女子大です。
建学の理念に沿って、非常に多くの学校教員を養成してきましたし、実就職率は全国有数の高さで、大学ブランドランキングでも長らく中四国私立大学1位を維持してきました。
OGの女性社長数も中国5県の大学全体で3位です(2020年9月山陽新聞)。
■ノートルダム清心女子大学の設立母体の修道女会が有する、国連オフィスや世界中の支部・教育機関のネットワークは、他大学にはない大きな特色です。
2021年からは世界で活躍するシスター5名を講師に招いて、修道女会の国連での活動、SDGs、アフリカでの発電事業やアマゾンの保護、
貧困支援などの取り組みを直接学ぶ国際オンライン授業が始まりました。2022年度からは本格的なオンライン授業も開始されます。
どのような入学生を
求めていますか?
■入試制度について
ノートルダム清心女子大学には、総合型選抜、学校推薦型選抜、共通テスト利用、一般選抜など、皆さんの様々な能力・経験を生かせる多様な入試制度があります。
高校での社会活動も、SDGsふくめ、入試で幅広く評価されます。
■高校生活
ノートルダム清心女子大学には、多様な教育プログラムやネットワーク、そして学生が利用可能な資源が豊富にあります。それらをうまく活用していただけるように、
高校生活では、ぜひ自分の考えや思い、そして学びたいという意欲を大切にしてください。
また、大学や社会では、SDGsのような地域や社会、そして世界の課題について考える機会がたくさんあります。
ニュース番組をみたり、ご両親、学校の先生や友人と話し合ったりして、ぜひ幅広い社会的関心をもつようにしてください。
※各学科のアドミッションポリシー サイト
高校生のみなさんへ
メッセージ
本学では、「SDGs」がなんであるのか、その実現のための行動がどのようなものかを考える機会を、豊富に用意しています。
全員がSDGsをしっかりと学べる授業を用意していますし、地域連携・SDGs推進センターがひとりひとりのSDGs活動を支援します。
岡山では、市町村もメディアや企業も非常にSDGs推進に積極的ですので、連携する機会もたくさんあります。
ぜひ、ノートルダム清心女子大学でSDGsについて学び、いっしょに実践してみませんか?
高校生が参加できる
SDGs関連企画
2022年度より高校生以上が受講できる「SDGs講座」という無料公開講座を開講しました。
2022年度は男女共同参画と瀬戸内海のエコロジーについての講座が開かれます。詳細は、以下をご覧ください(6月頃公開)。
※フェリーチェ講座 サイト
高校での活動を評価する入試制度例 |
高校での社会活動は、SDGs推進活動もふくめて、各学科の総合型選抜の面接やプレゼンテーションにおいて、幅広く評価されます。 ・総合型選抜:高校時代の社会活動を広く評価する予定です。 ・学校推薦型選抜(姉妹校・カトリック校):これは「本学が指定する姉妹校・カトリック校の現役女子で、校長の推薦を受けた方が対象」の選抜で、 「ノートルダム奨学賞」の対象にもなります(合格者のうち成績優秀者(3名以内)の授業料年額の4分の1を4年間減免)。 詳細はこちらのページにある「学校推薦型選抜(姉妹校・カトリック校)の詳細」(PDF)をご覧ください。 |
最新の入試情報 | 入試情報サイト |
大学名 | ノートルダム清心女子大学 |
学部一覧 | 文学部・人間生活学部 |
アドミッション ポリシー |
ノートルダム清心女子大学は、その教育理念を、キリスト教精神にもとづいて、真なるもの・善なるもの・美なるものの追求におきます。
リベラルアーツ・カレッジとしての性格をもち、教育・研究を通して真の自由人の育成を志し、社会生活を遂行する手段を供するとともに、
むしろそれ以上に生きることの意義を共に追求することをもって大学の使命としています。
なお、大学は、ナミュール・ノートルダム修道女会の創立者聖ジュリー・ビリアートの教育修道会設立の趣旨にもとづき、次の3点をとくに志向します。 (1) 社会に対しても、世界に対しても開かれた大学であること。 (2) 時のしるしをよみとりながらも、時代の流れにおしながされることなく、人々が真に求めるものにまなざしを向け、人びとに奉仕する大学であること。 (3) 宗教的情操を重んじる大学であること。これは、各自が謙虚におのれを恃し、愛の心をもって相互に人格の独自性を認め合い、その可能性を信頼することによって培われるものです。 この建学の精神をふまえ、入学者に各学科がもとめるアドミッションポリシーについては以下をご覧ください。 ※学科のアドミッションポリシー サイト |
キャンパス所在地 | 岡山県岡山市北区伊福町2-16-9 |
本文中のSDGのターゲットの外務省訳 |
Goal 1.1: 030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。 Goal 1.2: 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる。 Goal 2.1: 2030年までに、飢餓を撲滅し、全ての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。 Goal 4.1:子供、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、全ての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。 Goal 4.2: 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。 Goal 4.3: 2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。 Goal 4.5: 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。 Goal 4.7: 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。 Goal 5.1: あらゆる場所における全ての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。 Goal 5.4: 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、全ての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。 Goal 5.5:政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。 Goal 8.5: 2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する。 Goal 11.2: 2030年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子供、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、全ての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する。 Goal 11.4: 世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する。 Goal 12. b: 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。 Goal 14.1: 2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。 Goal 16.1: あらゆる場所において、全ての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる。 Goal 16.2:子供に対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する。 |