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北陸大学SDGs INTERVIEW

麗澤大学 SDGsインタビュー

大学で特に力をいれているSDGs
貧困をなくそう 質の高い教育をみんなに ジェンダー平等を実現しよう 安全な水とトイレを世界中に 人や国の不平等をなくそう

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松島 正明先生インタビュー(国際学部 国際学科 教授)

SDGs×麗澤大学

授業内でSDGsを学ぶ

1つ目はSDGsを授業で取り上げています。
私は1~4年生の授業を担当していますが、1年生の1学期からSDGsの1~17のゴールを取り上げています。
私が現場で見てきたような話や写真や動画を使って、SDGsに関する基礎知識を学んでます。
SDGsの内容自体は、戦後の世界からずっと、国際協力のジャンルの中で都度議論をされてきました。
七十数年経っている国際社会の動きをそのまま反映しているという話も踏まえて授業で取り上げています。

SDGsに関する学生の活動
「自主企画ゼミ」

2つ目はSDGsに関する学生の活動、「自主企画ゼミナール」があります。
自主企画ゼミナールとは「学生が主体的に作り上げることができるゼミナール」です。
企画からシラバスの作成まで学生自身が取組み、単位化もされます。
学生主体の活動ではありますが、どの団体にも顧問として教員がついています。
それぞれ、SDGsの教育、保健・医療、環境などの分野に関心を持った学生が集まっており、カンボジア、フィリピン、タイ、ミクロネシアといった世界を舞台に活動しています。
夏休みや冬休みに学生と教員が合同で現地に滞在して、現地の受け入れ機関の人と一緒に活動することもあります。

SDGsの啓発
「SDGsフォーラム」

3つ目はSDGsに関する啓発を行っています。
2021年12月21日に、今年で3年目となる学内のSDGsフォーラムを行います。
SDGsはNo one left behind (誰ひとり取り残さない) ということなので、学生だけではなく、教員、職員や学内の関係者含め、すべての人がSDGsについて正しく理解をすることが大事です。
そのため、啓発活動も日常的な活動として行っています。

『大学の魅力を
教えてください!』

マンモス大学ではなく小規模な大学なので、教員と学生の距離が近いです。
3学部合計で約2400人です。国際学部は2学科3専攻になっており、一学年約160人、4学年で約600人で、私は国際学科の学生の大体の名前と顔が一致しています。
そのため親しみが湧きやすく、相談しやすい環境にあります。

また、専門分野を勉強するのは当然ですが、知識を詰め込むだけではなく知識を元に実際に動く実践力を重視しています。
自主企画ゼミはその典型的なパターンですが、授業やゼミで身につけた知識を机の上の知識に留めて置かず、知識を使って、また応用して自分で問題や課題を見つけ、対策を考えて動くという、実践まで指導をしているところが小規模であるがゆえにできることです。

関連して、 PBL(プロジェクトベースドラーニング)、あるいはアクティブラーニングがあります。
最近知識を使ってかつ動く人材が求められているので、そういった人材を一人でも多く出したいと考えています。

『どのような学生を
求めていますか?』

最近高校に行ってお話をする時に生徒さんを見て気づきますが、先生方から言われたことしかやらない人が多いです。
千葉県だけではなく全国共通でそうだと思います。
しかし、知識は当然身につけ、自分の手足を使って動き、身につけた知識を現場で実際に使うところまで一歩を踏み出せるかどうかが大事です。
そのような学生さんを求めていますし、学生さんの活躍の場はたくさん用意されています。

『大学卒業後の
進路先について
教えてください!』

国際学部は、公務員、商社、教員、メーカー、観光など進路先は幅広いです。
また、国際学部ができて3年目ですが、実際に国際協力のジャンルに進む学生が多いです。
具体的には卒業前にJICAの青年海外協力隊に応募し、卒業と同時にアフリカや中南米に行く学生も多いです。
2年間の協力隊の任期後は国際的なNGOに入り、将来は国際機関を目指す学生も増えています。
青年海外協力隊に行った人数は計30人程で、大学の規模から比較的多いと思います。

公務員に関しては、国家公務員、地方公務員ともに国際協力に携わる部署が多いですが、それらの部門や部署に行く卒業生も多いです。
また、SDGsの考え方に基づく貧困対策、格差の是正、環境などの分野のNGOで現場経験を積み、次のステップを目指している卒業生もいます。
卒業してからも在学中の活動の経験を活かして実際に手足を動かす人たちが多いと思います。

『高校生の皆さんに
メッセージをお願いします!』

1つ目は、色々なことに好奇心、関心を持って欲しいです。

2つ目は、関心を持ったら、人から教わる、つまり学校で先生方の話を聞いて教わるのを待つのではなく、自分から問題や課題を探して調べて欲しいです。
そのために新聞や関係する本をたくさん読まないといけません。スマホだけではなく新聞や活字を積極的に読んで下さい

3つ目は、これらの知識を踏まえて誰かがやってくれるのを待たず、他人事ではなく自分ごととして実際に自ら動く積極性を持ってほしいと思います。
そのような人材がこれから世界で活躍する上で非常に大事になります。
学歴は問題ではなく、実際に社会に出て色々な課題に対して自ら取り組む勇気を持っているかどうかが大事です。
ぜひそのような人材を目指して欲しいと思います。

学校情報

大学名 麗澤大学
学部一覧 国際学部、外国語学部、経済学部
アドミッション
ポリシー
グローバル社会で⽣き抜くコミュニケーション能⼒と⼈間⼒を⾝につけ、地球規模で⽣ずる様々な問題を把握し、それに対処していける⼈材、すなわち⾼い志と倫理観を備えたグローバルリーダーを育成するという本学部の教育理念を達成させるため、以下の知識・能⼒・態度を⾝につけている者を求め、受け⼊れます。
(1)「知徳⼀体」の教育理念を理解し、関⼼を持つ者
(2)国際学部の学習内容を理解し、関⼼を持つ者
(3)国際学部での学習に必要な基礎的知識を持つ者
(4)英語の基礎的な運⽤技能を持つ者
(5)国際学部で学ぶ⽬的意識の強い者
(6)⽬標に向けて継続的な努⼒を続けられる者
※国際学部
キャンパス所在地 千葉県
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