上智大学四谷キャンパスツアー
Introducing Sophia Program for Sustainable Futures, New English-based Undergraduate Program
貴学のビジョンや方針と
SDGsの関連性を教えて下さい!
学校法人上智学院はイエズス会を設立母体とする教育機関としての基本理念に、「人間の尊厳」を脅かす、「貧困、環境、教育、倫理」に関する社会課題の解決への貢献を掲げております。
社会課題の解決は一人ひとりの「救い」(誰一人取り残さない)につながり、より良い世界の建設にもつながることで建学の理念や教育精神が活かされるのです。
上智学院の設立母体であるイエズス会がこれからの10年で優先的に取り組むUAPs* (4つの方向づけ)と、
国連の掲げる世界的取り組みであるSDGs(17の持続可能な開発目標)を積極的に活かすことが必要であり、
その推進のために「サステナビリティ推進本部」を2021年7月に設立しました。
学生職員×SDGs
サステナビリティ推進本部は、教員・職員・学生が分野横断的にアイディアを出し合い、そこから新たな価値を生み出していくことを目指すため、学生職員を採用しています。 学生職員は、キャンパス改善チーム、企画実施チーム、情報発信チームという3つのチームに分かれており、学生の視点から広報、情報収集、制度設計に積極的に参画し、関係部署のサポートを担うとともに、若くて柔軟な発想力・創造力を活かしてサステナビリティ推進本部の業務に携わっています。
国連Weeks
国連アカデミックインパクトの参加大学である本学では、2014年より毎年6月上旬と国連デー(10月24日)前後の10月下旬に「上智大学国連Weeks」を開催しています。 「国連の活動を通じて、世界と私たちの未来について一緒に考える」をコンセプトに、国際シンポジウムや講演会、写真展、映画上映などさまざまな企画を開催しています。 これらの企画は本学学生だけではなく、広く一般の方にも公開しており、毎回大勢の社会人や高校生にもご参加を頂いております。 2016年度以降の国連Weeksでは、SDGsに関連した講演会やシンポジウムなどの企画に力を入れています。
SPSF
2020年度秋学期から、人文・社会科学系の6学科が協力した新たなプログラムとして、 英語による「持続可能な未来を考える6学科連携コース(Sophia Program for Sustainable Futures)」を開設しています。 受験(出願)時に学科を選択し、各学科がもつ専門分野はもちろんのこと、SPSFの他学科の科目やSustainable Futuresをテーマにした共通科目を英語で学び、学位の取得を目指します。
教育・研究の取り組み
9学部・10研究科を有する上智大学は、SDGsやサステナビリティに関連する、多種多様な教育・研究を行っております。 創立以来の伝統の中で、本学が公正、共通善、国際公益に貢献するという意識を持って進めてきた教育、研究、社会貢献の取り組みは、まさにSDGsに共鳴する私たちの誇りでもあります。 上智大学の全学共通科目・学科科目には、SDGsについて幅広く学べる授業が多数あります。 また、授業以外でも、人間の安全保障や平和構築、ジェンダー平等や環境問題など、SDGs関連のシンポジウムが定期的に開催されています。
課外活動団体
(学生団体)
教育、ボランティア、クリーンアップ活動、ジェンダー平等、環境保護、平和構築・国際協力など、 上智大学の課外活動団体は、SDGs・サステイナビリティにかかわる様々な活動をしています。 SDGs特設サイトや、サスティナビリティ推進本部のInstagramで、その活動を紹介しております。
上智大学四谷キャンパス
電気・ガスエネルギーの
脱炭素化を達成
2020年6月1日から、上智大学四谷キャンパス(東京都千代田区)で消費する電力について、再生可能エネルギー100%の電力を導入しておりましたが、
2022年3月17 日から、残る13・14号館及び真田濠グラウンドも再生可能エネルギー100%の電力を導入しました。
また、2021年12月1日から上智大学四谷キャンパスで消費する都市ガスについてもカーボンニュートラル都市ガスを導入しました。
これに伴い、上智大学四谷キャンパス全体で使用する電力量のすべてにあたる年間約17,000千kwhと都市ガス量すべてにあたる年間約910千㎥が、
CO2を実質的に排出しないエネルギーに切り替わることとなり、キャンパス間のエネルギー使用量約95%を占める四谷キャンパスにおいて、大幅な脱炭素化を図ります。
受験生・在校生への
メッセージ
サステナビリティをめぐる問題というのは、これからの社会や地球をどうしていくのか、
あるいはどうしていきたいのかということに大きく関わると思います。
そういう意味で考えると、サステナビリティに関する諸問題というのは、
在校生や受験生の皆さんが今後社会で活躍していくときに「どういった社会であってほしいか」ということに直結する問題です。
そのため、ぜひ関心を持ってほしいと思います。皆さんが現時点でできることというのはあまり大きいものではないかもしれませんが、
今のうちから関心を持ってしっかり学び、声を上げることによって、それを受けとめた人々がもっと頑張るようになる、
実行するようになるという社会変化に繋がります。上智はそのようなことに思い切って取り組んでいけるような場所なので、
関心があって取り組んでいきたいと思ったらぜひ仲間になって一緒にチャレンジしましょう。
(森下哲朗 グローバル化推進担当副学長)
高校での活動を評価する入試制度例 |
・推薦入学試験 本学の各学部・学科が求める優秀かつ個性的な人材に対して、本学固有の入学者選抜制度をもって広く門戸を開き、入学者の多様化を図ることを目的とします。 高等学校在学中の学習成績、課外活動、社会活動など、1回限りの学力試験では評価しがたい資質・能力を調査書や自己推薦書、レポート等特定課題などで判断するとともに、 学科ごとの個別テストや面接によって、志望動機の強さならびに学力到達度や学科への適性を判定します。 推薦を受ける高校は特定せず、全国から幅広く優秀かつ個性的な人材を募ります。 ・Sophia Program for Sustainable Futures(SPSF)入学試験 |
最新の入試情報 | 入試情報サイト |
大学名 | 上智大学 |
学部一覧 | 神学部、文学部、総合人間科学部、法学部、経済学部、外国語学部、総合グローバル学部、国際教養学部、理工学部 |
アドミッション ポリシー |
本学は、カトリシズムの精神を基盤に、次の4つを柱とする人材養成を教育の目標としており、それらを高めたいと望む学生を受け入れます。 1.キリスト教ヒューマニズム精神の涵養 本学の建学の理念であるキリスト教ヒューマニズムに触れてこれを理解すること、他者や社会に奉仕する中で自己の人格を陶冶すること、真理の探究と真の自由を得るために自らを高めること。 2.他者に仕えるリーダーシップの涵養 他者のために、他者とともに生きる精神 – “for Others, with Others” – を育むこと、社会から受ける恩恵を自覚し、それにともなう責任感を抱くこと、リーダーシップに必要な基礎能力を培うこと。 3.グローバル・コンピテンシーの養成 グローバル・イシューへの関心を抱くこと、複数の言語でコミュニケーションできること、さまざまな文化の違いを理解し、その違いを肯定的に受け止め、それらのかけ橋となれること。 4.幅広い教養と専門分野の知識・能力の修得 幅広い教養やコミュニケーション能力など社会人としての基礎能力、専攻する学問分野における専門的知識・能力を修得すること。 上記を学力の3要素に対比させると、1.・2.に関連して、「主体性・対話性・協働性」を高めていこうとする人、3.に関連して、「思考力・判断力・表現力」を深めていこうとする人、4.に関連して、「知識・教養・技能」の獲得を目指そうとする人を本学は求めています。 |
キャンパス所在地 |
四谷キャンパス: 〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1 目白聖母キャンパス: 〒161-8550 東京都新宿区下落合4-16-11 石神井キャンパス: 〒177-0044 東京都練馬区上石神井4-32-11 秦野キャンパス: 〒257-0005 神奈川県秦野市上大槻山王台999 大阪サテライトキャンパス: 〒531-0072 大阪府大阪市北区豊崎3-12-8 |
上智大学 SDGs&サステナビリティ | サイト |