[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『教育というひとつの武器』

小論文

『教育というひとつの武器』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

  世界と比べた場合、日本に生まれるということは、恵まれていることだと思う。なぜなら、国のほとんどの子供たちが義務教育を受けることができるからだ。しかし、2017年の時点で世界では2億6400万人もの子供たちがまともに学校へ通えないという事実をご存じだろうか。少しずつ改善されてきたものの、2020年のコロナウィルスの世界的な蔓延は、途上国の発展を確実に遅らせた。教育を受けられないということは、その人の持っている可能性が全て潰れることだと私は思う。そして、2億6400万人もの子供たちが教育を受ける機会を逃して、自分の可能性を現実へと昇華できないでいるということは許されがたい事実である。そこで、私は恵まれている立場であることを活かして、何かできないかと考えた。
  まず第一歩として、現状を把握するところがスタートだと考える。幸運なことに、私たち日本人はインターネットや図書館など豊富な情報源がたくさんつまっているプラットフォームに簡単にアクセスできる。この恵まれた状況を利用し、途上国の教育の現状を知ることができる。冒頭で2億6400万人と述べたが、地域で分けたデータやこの数字の正確な内訳なども知ることができる。また、なぜそのような国において教育が行き届いていないのかを知る箏も大事だ。例えば、アフガニスタンなどの紛争地域では、子供たちの家のすぐ近くで内戦が勃発することがあり、そういった人は金銭的には問題がなくても、環境が危険すぎて学校に勉強ができない。また、アフリカでは家が貧しくて子供を学校に通わせるお金がないという金銭的な理由もある。そして、激しい地形の途上国では家が遠すぎるという理由で学校に行けないという地理的な問題も存在する。まずは問題を良く知ることによって、それらに対する具体的な対処法の思考に入ることができる。
  十分なリサーチができたら、すぐにアクションへと移行することが大事だ。アクションの方法は様々である。SNSにてリサーチで得た情報を拡散して色々な人に知ってもらうという手段は誰もができることである。コロナ禍の今でもSNS上であれば問題なく情報が拡散できる。また、ボラぷらのようなボランティアプログラムに参加するのも一つの手だ。自分の知識を使って支援している側の教育の手助けをすることができる。そして、コロナが収まったら実際に現地に行くといいと考えている。オンライン上での教育のサポートももちろん有効的であるが、現地で直接、対面でボランティアをするのが一番好ましい。なぜなら、その環境の雰囲気などが把握できるからである。そして、直接支援する子供たちに自分らの知識をもっと効果的に分け与えることができる。
  途上国の発展のためには教育は不可欠である。教育というものは循環すると私は考える。学校で勉強をした人が教師になって貧しい子供たちへの教育を可能にすると、その生徒たちが教育というチャンスを得て自分の内なる可能性を開花させる。だからこそ教育の手助けを我々がするというのはとても大事なことであり、たとえそれが小さな支援でも、必ずその試みは途上国の人の糧となっている、ということを私はこのプログラムを通して気づいた。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!
視野が広がった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
LIVEボランティアが楽しかった!

研修を受講した理由を教えて下さい

高校入学までアフリカにすんでいました。そこで、僕は貧しくて教育を受ける機会に恵まれなかった子供たちをたくさん見てきました。途上国の人々の生活を少しでも豊かにできたらという思いがいつもあるのでこの夏休みに途上国でのボランティア活動ができたらと考えていました。
コロナ禍でかなわず、何かできることはないかと思っていたところ、学校から案内がこちらの案内が届き、応募しました。

研修を受講した感想は?

カンボジアの子供たちとのライブアクティビティがとにかく楽しかったです。彼らの日本語を学びたいという姿勢がとても印象に残っていて、私もそれに影響して今はスペイン語を習っています。そして、SDGsについての理解が深まり、視野が広がりました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

翌年のAO入試や学校の内部推薦にこの経験を活かしていきたいです。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

楽しくて奥が深いので絶対やるべきです!

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

このコロナ禍であまりボランティアができない中、カンボジアの子供たちと触れ合える機会を与えてくださってとてもありがたいです。また、現地のスタッフも何不自由なくライブアクティビティができる環境を整えられるのは本当にすごいと思いました。3ヵ月という短い期間でしたが、お世話になりました!

ふきだし

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