[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『学生とストレス社会』

小論文

『学生とストレス社会』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 「せっかく高校生になれたのに全然青春ができていない!」という意見が出たことから、私達の班では「学生の心の健康」について調べて発表した。現代の学生は、勉強時間の確保のために睡眠時間を削ってしまったり、しっかりとご飯を食べなかったりしているため、常に眠く、疲れた状態で、生活が厳しくなり、膨大なストレスを抱えていることがわかった。また、そのストレスを発散することすらできないのが今のコロナ禍の現実である。新型コロナウイルスが流行するまでは、日々のストレスを友達と遠出して遊ぶなどして発散することができていた。しかし新型コロナウイルスの流行により、外出自粛が促されるようになった。ストレス発散が十分にできない中、私たちはどうやって楽しく、健康に、学生生活を送っていけばいいのだろうか。
 解決策を三つ提案する。
 一つ目は睡眠の質をあげることだ。本当は睡眠時間を増やすことが1番の解決策だと思う。だが現在の、忙しく時間に追われる学生にはそれが不可能であるから私は睡眠の質を上げることを提案する。睡眠の質をあげるには、「就寝三時間前に夕食を済ます」、「お風呂で体を温める」、「三食しっかり食べ、夜にタンパク質をとる」などのことが有効だ。短い時間しか睡眠時間がとれなくても、ぐっすり眠れれば、日中眠くなることもなく、睡眠不足による体調不良も軽減するだろう。
 二つ目はオンオフの切り替えをできるようにし、しっかり休憩の時間を確保することだ。勉強しなきゃと思って無理に勉強を始めても効率が良くない。そこでわたしはやる気が出ない時は一度オフモードに切り替えて好きな音楽を聴いたりお菓子をたべたりしてやる気を高めるようにしている。また、定期テストが終わった後にコロナ禍でできる範囲で精一杯遊ぶことでたまったストレスの発散につながると思う。
 三つ目は悩みやストレスを誰かに相談することだ。調べたところによると、小学生、中学生、高校生と学年が上がるにつれて「うつ病」の患者数が増えているようだ。それらは悩みを一人で抱えて一人で解決しようと思って無理をしたことの反動によるものだと思う。誰かに話すだけで楽になり、ストレス発散に繋がると思う。そこで私はカウンセリングルームに相談しに行くことを推奨する。今回の発表のためにカウンセリングルームに行ってカウンセラーさんにインタビューをしに行った。やはりカウンセリングルームにいくことに壁を感じている生徒が多いことがわかった。カウンセラーさんは、もっと気軽に、遊びに来る感覚で来て欲しいと言っていた。家族や仲良い友達には相談できないことも、カウンセラーさんになら話せるかもしれない。カウンセラーさんはとても優しい人だったため、私もストレスを消えた時にはカウンセラーさんを頼ってみようと思う。
 SDGsの目標の中に、「すべての人に健康と福祉を」という項目がある。この目標は世界中の人々の健康と福祉を対象にしていると思うが、今の私たちには世界を動かすような大規模なことは難しい。よって、私はまず自分たちの健康と福祉に目を向けた。学生生活を楽しく健康に過ごすには、解決策をもとに自ら改善しようと努力していくことが大切である。未来を担っていく学生だから、どんなに勉強ができようと体調を崩して「疲れた」「眠い」ばかり言っているようではいけない。まずは自分たちの健康と充実した学生生活に目を向け、将来的には海外の人々の健康や生活にも目を向けられる未来のある人になりたい。

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