[ぼらぷらSDGs小論文]

わたしのSDGsアクション

『平和とコミュニケーション』

小論文

『平和とコミュニケーション』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 私はグローバルにコミュニケーションをとることは世界平和に少しでも繋がると信じている。理由は、国際交流などでコミュニケーションをとれば、相手の出身国などに興味を持つことができ、友好な関係を築くことができる。そして友達になることができれば、友達の国を戦争などで潰してやろうなんて考える人間はいないと思うからだ。そのため、日本人は国際交流をもっと身近にするべきだと考える。
 なぜこのような考えを持っているのか。きっかけはカナダ留学の出発時だ。私の友達は、自分の英語力には自信がないから海外の人とは話せないと私に言った。そして、私の母は中学生の時に習った文法でしか英語に触れることができなかったため、英語が嫌いになり、海外の人と話すなんてあり得なかったと言った。今の日本の英語の授業は昔に比べネイティブの先生が増え、より実用的な英語を学べるようになってきている。しかし、自分の英語力の自信のなさが故に自分を日本の内に閉ざしてしまっている現状がある。これでは、日本と他国との間で友情が生まれることはない。
 この現状を少しでも変えるために私が貢献できることは二つある。一つ目は、探究活動だ。私は今、大学生にメンターとして支えてもらいながら、幼稚園生と英語を使って楽しく時間を過ごせるワークをしようと行動を起こしている。理由は、母は中学文法の英語しか触れておらず、英語が嫌いになってしまった。このことから、幼い頃から実用的な英語に触れていれば、英語を使ってグローバルにコミュニケーションをとることへの抵抗をなくす事ができると考えたからだ。しかし、私は現在の幼稚園生への英語教育がどのようになっているのか知らないため、幼稚園生への英語教育についてのアンケートを制作している。この探究活動によって英語が好きになる人や、自分の英語力に自信を持つ事ができ、グローバルなコミュニケーションが楽しいと感じる人が増えることを願っている。
 二つ目は、自分の周りを巻き込んでボランティアに参加し、英語が話せなくてもグローバルなコミュニケーションはとれるということを伝えていくことだ。この夏、オンラインで国際交流ができるボランティアを見つけた。一度参加をしたが、言語力は人によって様々だった。しかし全員に共通して言えることは、楽しんでいたことだ。言語力がなくても体で表現をするなどをして、言語力がないことをマイナスに捉えず前向きに、明るく楽しんでいた。自分に自信が持てないのは日本人の特徴かもしれない。だが、英語が話せなくても海外の人と話す事ができるということ、言いたいことが相手に伝わった嬉しさや達成感をできる限り多くの人に伝えたい。これは私の経験からも言える。留学をした当時の私の英語力はほぼゼロだったが、笑顔とコミュニケーションが好きという気持ちだけでやりきる事ができた。このボランティアは定期的に開かれているため、国際交流をしたいが自信がなくて一歩が踏み切れない友達などに声をかけ、一緒に参加する予定だ。

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