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カンボジアで得たもの

2011年9月26日 9:47 AM

【滞在期間】2011-09-07 ~ 2011-09-19 【総評】大変満足 【プロフィール】男性 【ネーム】佐藤大輝

 

(1)参加動機


僕の大学での専攻が小学校教師養成課程であり、将来は日本だけではなく国外で日本人学校の先生になりたいと考えているため、カンボジアで日本語や英語を教 えるというこのインターンシップは、それに近いものができることから、ぜひとも参加したいと思いました。

 

普段の当たり前の生活が当たり前ではなくなる発展 途上国に足を踏み入れることに興味を持っていたためでもあります。そして以前このプログラムに参加した親しい先輩からの現地での話や後押しもあり参加しま した。

 

(2)参加した感想


住む環境や生活は想像以上のものでありましたが、すぐに慣れ、仲間にも恵まれ、毎日の生活が明るく元気に過ごせました。学校2日目からすぐに授業を持ち、 毎晩、明日は何をどう教えようかとあれやこれや考えているうちに、やっぱり僕は学校の先生になりたいのだと再認識できました。
 
毎日休み時間は校庭でサッカーの試合が行われました。石ころのころがっている狭い校庭で裸足でぶつかりあいながら笑顔で汗を流す子どもたちと一緒になって、 サッカー一筋だった僕も自然と夢中になって参加しました。子どもたちのパワフルさにいつも圧倒されました。言葉が通じなくても、たったひとつのボールだけで 心 が通じ合えることは素晴らしいと思いました。
 
村で過ごすうちに、発展途上と言われていることについてやこのボランティアの本当の目的、日本にはない素晴らしさや私たち日本のおかしな点などについて仲 間と真剣になって話したりもしました。 この語らいは違う角度から日本を見たり自分を見たりできるいい機会になりました。
 
大学の関係でおよそ二週間しか参加できませんでしたが、帰国する頃になるとまだまだいたいという思いが募りました。参加する前は、二週間でも特に日本と違いすぎる生活環境のため長いと思っていたのに・・・。

 

(3)今後、この経験をどのように活かしたいか


日本人学校の先生になるための大きな自信になると思います。戸惑うことがあっても、今回の経験ですぐに柔軟な対応知恵が働くと思うし、かなり違った生活環境にも適応できると思います。