すれ違う人みんな目が合ったら微笑んでくれたり、ユーモアもたっぷりな温かい国でした。

必要とされている支援も現地の人の声を直に聞くことで、より考えを深める機会にもなりましたし、新しい夢を持つことにも繋がりました。
7日間の同日程メンバー、ガイドさん、運転手さんにも恵まれて本当に楽しい一時でした。

日本に帰国して数日がたち、カンボジアで撮った写真をみながらたった一週間ではありましたがほんとうに中身の濃い生活を振り返ってなつかしんだりさみしく思ったりしている現在です！
カンボジアの村に着く前は、慣れない生活環境や、同じホームステイ先の人たちのことなど不安なことだらけでした。さらに、私自身そんなに海外経験も豊富ではないので言語の問題なども心配でした。
しかし、実際に村で生活してみるとホストファミリーはほんとうにいい人達で、いつもにこにこほほえんでいたり、カンボジアの料理もとってもおいしくて、なかなか日本では食べられないようなものも食べれてよい経験でした。
そして、生活環境という面では、もちろん、日本のように全てがそろっているわけではないですが、現地の状況に適した生活がなされていました。

とくに水浴びは最高に気持ち良くて一日3回もやりました！一緒に生活する仲間もいろんな人がいて、それぞれいろんな考え方があって、そしてみんなで一週間乗り越えて、一生ものの友達ができたと思います。あのメンバーでほんとうによかったです。
次に学校での生活ですが、先生も日本語上手で授業の進行等に関してはなんの心配もなかったです。僕が担当したのは6.7年生で、みんな英語も日本語も上手でとってもびっくりしたのが最初の衝撃です。

もちろん、日本語、英語ともに完璧に意味がわかってるわけではないので説明する際に苦労はしましたが、生徒たちも一生懸命学習しようとしていて、失敗を恐れていない姿にこちらが圧倒されました。休み時間はほんとうに子供たちは元気よくあそんでいて、小さい子達は言葉はもちろん通じませんが、

おいかけっこをしたり縄跳びしたり、ほんとうにみんなかわいくて、自分が一番汗かいていたんじゃないかってくらい夢中になってました。
最後に子供たちはもちろんですが、一緒に生活した仲間たち、ホストファミリー、面白い先生たち、優しい駐在員さんたちとの出会いに感謝です！
たった一週間でしたがここまで濃い経験ができたのは一生の宝物です！オークン！

カンボジアで経験したことを子ども達に伝えていきたいです。私はカンボジアに行ったことで教員になるという道が開けました。

その後、カンボジアだけでなく、色々な国の教育を見てみたいと思い、この夏はタイに行きましたし、春にはフィンランドに行く予定です。
一つの経験が、次の経験、その次の経験、そして未来に繋がっていくということを伝えたいです。私自身、長野で生まれ育って高校までは本当に見えている世界が狭かったと思います。

大学に入って、いろんな経験をして視野が広がり、それが自分自身を知ることにもつながりました。
子ども達には、一歩踏み出すことの価値を伝えたいです。