2010年2月2日 9:47 AM
(1)参加動機
9月2日から初めてインドに行きました。丁度居酒屋の店長の仕事を辞め、時間が出来て、母から「マザーテレサのボランティアツアー」の話を聞きまし た。私は今迄仕事漬けで、海外旅行どころかまとまった休みも取れず働いてきたので、これからの自分の人生をもう一度考えるいい機械となるのではと思い、参加しました。
(2)参加した感想
とにかくインドという国は、一言では言い表せない程の国でした。街は車・リクシャー(人力車)・トゥクトゥク(4人乗りの三輪自動車)・自転車・人々の群 れ・仕事を求める人・物乞いなどで溢れており、東京都は違ったパワーを感じました。又、こちらが笑いかけると宝石のような笑顔でこちらをみてくれ嬉しく思 いました。それを見て、言葉じゃないんだなあ、気持ちは伝わるんだなあと思いました。
しかし、どこへ行っても年幅も行かないような子どもが物乞いをしていたり、お土産の品々を売りつけてきて、無視するのが辛くなりました。道路も舗装されておらず、穴ぼこだらけで、バスに乗って観光地に行く度に、私は頭を天井にぶつけていました。
朝市で並んでいる野菜などもバナナの葉の上においてあり、衛生的に安全が保障されていない感じがしました。
どこへ行っても貧富の差が、日本と比べてあまりにも大きく、正直愕然としました。
裸足で歩く子ども、手足がなく包帯だらけの人々、ビニールシートを被せただけの家で、それでも一生懸命に暮らす人々、そういう人たちを見て、日本はなんて恵めれているのだろうと思いました。
ボランティア先(マザーテレサの「死を待つ人々の家、ガリガード」)で3日間、いろいろな仕事を体験させていただきました。洗濯、御飯の準備、患者さんへ のマッサージ、話し相手になってあげたりと、とてもいい経験をさせて頂きました。実際体験をしてみて、改めて、こういう人達に一生をささげたマザーテレサ の純粋なやさしさに感動したし、さらにマザーテレサが亡くなってもシスター達にその働きが浸透している現状に感動しました。
そして忘れてはいけないのは、ホームステイ先の方々のことです。見ず知らずの自分達にとても優しくしてくれました。私は仕事で料理をしていたこともあり、 お世話になっていた家族に、手料理を振る舞い、「とても美味しい」と言われ感謝されたのが嬉しく、良い思い出になりました。私が市場で買ってきて使った鍋 や、まな板、野菜、調味料などもそのままあげましたが、喜んでくれ、パンジャビパジャマをお礼にとプレゼントしてくれました。帰る日に直筆の手紙も渡して くれました。言葉はあまり通じなくても、気持ちは必ず伝わるんだなと思い、とてもすがすがしい爽やかな気持ちになりました。
他にも、世界遺産を何箇所も訪れたり、ガンジス川にも行けたし、タージマハールでは、見た人にしか判らない壮大さを感じたり出来ました。又食べ物では、本場のチキンカレーは本当に美味しかったし、飲み物のラッシーやチャイも美味しかったです。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
この旅は自分にとって、たいか沢山の思い出が出来た大満足の旅でした。これから生きていくのに、少しでもこの11日間の体験が生かされたら良いなと思っています。
お世話になった方々、有難うございました。