2011年4月3日 11:58 AM
【滞在期間】2011-03-23 ~ 2011-03-27 【総評】大変満足 【プロフィール】女性/愛知
(1)参加動機
私は小さい頃、お父さんの仕事の都合で海外に住んだり、いろんな国を訪れました。その時の経験がきっかけで国際関係に興味を持ち、国際系の大学へ進み、 発展途上国での問題をどう解決していくかなどを学びたいと思っています。しかし、私の知っている世界は小さいのでもっといろんな世界を知るため、そして実際に自分の目で見るために今回、春休みを利用してこの短期ボランティアに参加しました。また、タイのバンコクに小学1年生まで住んでいたにもかかわらず、 タイが抱えている問題を知らなかったので行く先をタイにしました。
(2)参加した感想
パソコンや本など文字や画面越しではどうしても客観的になって受け取ってしまうので、やはり参加して、自分で現状を感じれたので参加して良かったです。短期ボランティアを通して自分に足りないとこが(足りないとこだらけなのですが・・・)見えてきていい経験になりました。NGOのスタッフさん方、一緒に参 加していたボランティアの方々には本当にお世話になりました。ありがとうございます。
この短期ボランティアでいろんなことが印象に残っていますが、その一つは会った方々の学ぶ姿勢です。ボランティアに参加している人同士、教えに行った学校 の子ども達、ホームステイした村の子ども達、スタッフの方々、みんな一生懸命に他の言葉を学んでいて、覚えたらすぐにうれしそうに笑顔で使ってきて、その姿を 見ていたら私まで笑顔になりました。私は学生だけど、これが足りないなっと感じました。「アチョミダ」という、10代後半の村の女の子が伝統的な縫物を 作ってそれを日本などで売ってそのお金で女の子たちが学校や交通費にする活動を日本人のスタッフの方がやっていて、その女の子達が私と同じ年で仲良くなり ました。その子達が作った縫物は本当にきれいで、でも全部手でやっているから、見ていて大変な作業でした。同じ年の子が学校へ行くために縫物をやっている のを実際に見て、自分がとても恥ずかしくなりました。私は学校へ行くために何もしていなくって、お小遣いまでもらっていて、甘えた生活をしているなって。 いろんな経験はとても楽しく、また、自分の今までの生活を見直すきっかけになった充実した短期ステイでした。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
ボランティアをしに行ったというよりも、言われたことしかできないし、私の方が現地のみなさんにいろんな体験をさせていただいた感じでした。楽しかった し、行って本当に良かったと思いましたが、何も役にたてなかったのが悔しかったので、まずはもっといろんなことを学んで、タイで感じたことを忘れずに、次のときまでにもっと成長していくばねにしていきたいです。