2011年3月23日 11:17 AM
【滞在期間】2011-03-02~2011-03-09 【総評】大変満足 【プロフィール】男性/北海道
(1)参加動機
高校生の頃から国境なき医師団などの医療系国際NGOに興味があり、将来国際協力の世界に何らかの形で関わりたいと思っていました。しかし、大学に入ってからは特に部活が忙しく、国際協力に関してはネットなどで学ぶだけで、行動できていませんでした。このままではいけないと思い、とにかくどこかへ行って実感として何かを感じようということで、このツアーに参加させていただくことに決めました。
(2)参加した感想
とても良かったです!!!
受け入れたいただいたNGOのスタッフさんやボランティアの方々、そして一緒にツアーに参加した方々がみな素晴らしく、日本と比べて原始的な生活を続ける中で打ち解けあって、最高の思い出になりました!
特に村での生活、いつ折れるともわからない竹の床で寝たり、言葉がわらないのに子どもたちと笑顔ではしゃぎあったり、たくさん出てくるご飯を必死に食べたり…言葉が少ししかわからなくても、気持ちだけは通じるんだということを実感しました。また、お腹が痛いから早く帰るとか、眠いから遅く出てくるとか、日本に比べてゆったり生活していて、生産性が落ちるので良くないことだとも言えますが、人間的な感情が大切にされていて、物が豊かでなくとも心が豊かな感じがとても心地よかったです!
ただ短期ということもあり、ボランティアという側面から見れば、何もできなかったなぁと感じます。何の専門性もなく、強い肉体があるでもない僕には、針金を曲
げたりだとか、言われた簡単なことをそれなりにこなすことしかできず、自分の無力さをあらためて感じました。ボランティア自体に携わる時間も短く、やはり参加するなら時間を作って長く滞在したほうが良いと思いました。ツアーはあくまで体験版だ、という気持ちを持っていれば、大変満足できる内容でした。
NGOスタッフの方は、当たり前かもしれませんが、タイ情勢にも詳しく、自身の活動の意味や有効性について深く考えていて、とても尊敬できる人でした。今回ついて下さったガイドさんもいったいいくつの言語を話せるんだろうと思わされるくらいすごい方でありながら、とても気さくで一緒に笑ってくれて、最高の異文化交流になりました。
一緒に参加したメンバーはこれからも交流を持って、お互い刺激し合える仲になれそうです。一人で観光するのでなく、こういった企画に参加することの良さは、普通の生活をしていては絶対に出会えなかったであろう人たちと出会えることだなぁ、と本当に思います。今回のツアーで一番感じたことは、出会いの素晴らしさです。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
まず、英語でコミュニケーションがとれることのアドバンテージを強く感じたので、これから本格的に英会話を勉強しようと思います。医療系NGOに参加するなら避けては通れない道であり、いい刺激になりました。
また、自分の周りにいる、同じような目標を持っている人たちに今回の経験を話して、お互いのモチベーションの向上に努めたいと思います!一人で何かをするより、一緒に頑張っている仲間がいたほうがはるかに頑張れる、と今回のツアーを通じても感じたので。