2012年3月12日 9:52 AM
【滞在期間】2012年2月13~3月4日 【総評】大変満足 【性別】男性
(1)参加動機
単に海外に行き、観光旅行するより現地の方々と接するほうが日本との生活環境の違いや文化、伝統等について学べることが多いと考えたため。また、以前課外活動を通して山岳民族の様な小数民族の存在や問題について興味を持ち、これらのことについてもっと知りたかったため。
(2)参加した感想
まず、日本という国の生活水準の高さに驚くとともに、日本は必要以上に色々なものを求めすぎている様な気がしました。人が持つより良いものを求める欲求や物欲により、今の豊かな生活を私達は手にしているが、現在の日本ではそれらの欲求から得た技術や生活等に変わって、人と人との関わり等失ったものが大きすぎるのではないかと感じました。現地で山岳民族の方々の生活を見ていると、現在の日本という国の人と人との関わりや繋がりの低さにちょっと怖くもなりました。
また、ホームステイ先では現地の方々の笑顔がとても素敵だったことが一番印象的でした。あいさつする時、感謝する時やふとした時に見せる笑顔が何となく安心感を与えてくれる様な笑顔であり、日本ではなかなか見ることができないのではないかと思うと同時に見習いたいと思いました。
今回参加したプログラムは4泊5日と非常に短い期間でしたが、この海外ボランティアで会った学生、社会人の方々や現地の方々から多くのことを感じ、学べたと思います。ただし、期間が短かったためボランティア活動があまりできなかったことが残念でした。
最後に、この様な機会を与えてくださった現地のNGOスタッフ、一緒に参加したみなさんやその他、空港等で色々とお世話になった方々本当にありがとうございました。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
私たちが送る日々の生活の中にはあらゆる情報があふれている。しかし、実際にその情報が正しいかどうかは実際に行くまで分からないと感じた。実際、今回も事前にある程度調べたり、周りの人から話を聞いたりしていたが全てがその通りではなかったと思う。だからこそ、これから生活を送る上で、自分で実際に体験するという心構えを忘れない様にしたい。そして、その体験を何かに生かす、つなげていくことを怠らない様にしたい。また、日本という恵まれた環境に生まれたことに感謝し、この日本という環境にいるからこそ、できることが沢山ある様に感じた。そういったことをこれから少しずつでもいいからやりたいと思う。