2012年3月30日 6:06 PM
【インターンを行った動機】
私が、インターン(総務・広報として大学4年の10月から約4ヵ月)を行った動機は大きく2点あります。
1点目は国際協力そして被災地の復興に東京にいながらでも貢献できることをしたいという思いです。
もともと大学の授業で国際政治やBOPビジネスといったことに興味があり、海外に長い間いくのではなく国内でできることはないかと探していました。また、自分の出身が被災地であったこともあり現地に直接行くだけではなく継続的に自分の生活の中でできることはないかと探しているときにこのボランティアプラットフォームを見つけとても興味を持ちました。
2点目は、自分を大きく成長させたいと思ったことです。
私は、就職活動を無事終え、民間企業から内定をもらっていましたが、就職活動をするなかで出会った学生の意識の高さや成長意欲に大変刺激を受けていました。例えばある学生は海外でのインターン経験があり、ある学生はベンチャー企業の立ち上げに関わるなどしており、それらの学生と比較して自分は圧倒的に経験が足りないと思っていました。
そこからスキル、マインドどちらの面でも自分を圧倒的に成長させたいと思いこのインターンを始めました。
【インターンで得たもの】
このインターンで書ききれないほど私は多くのものを得ましたが、ここでは特に印象に残っていることをマインド、スキル両面で2点ずつ、正直に書こうと思います。
1つ目のマインドの変化は図書研修で得ました。ボランティアプラットフォームでは図書研修というものがあります。確かに、読書はインターンでなくてもできます。ですので普段の生活の中で代表的な自己啓発本などを読んでいる方にとっては必要ないかもしれません。
しかし、大きく違うのはインターンをしている最中に読むという点です。ここで詳しく書くことはしませんが、この普段の業務に際して読むということが自分の考えや価値観を動かすくらい大きな効果があります。この研修中であった言葉の中には僕の座右の銘になったものがありますし、今も意識し、生活が変わったことが多くあります。
2つ目の変化は、成長することも、ビジネスもそんなに簡単ではないということを痛感したことです。
ボランティアプラットフォームではベンチャー企業だけあってどんな意見にも職員の方々は真剣に耳を傾けてくれ、様々なアドバイスを頂けます。もちろんその分厳しいことを言われることもあります。それは組織の皆さんが本気でやっているからです。僕もビジネスに関することや自分の成長に繋がるのではないかと思うことをどんどんぶつけていましたが、全てが受け入れらるわけではなく、多くの壁にぶつかりました。その際に頂いた言葉でもあるのですが、創造とかブレイクスルーというものは、にじみ出るもので、ある日パッと思いつくとかではないものです。情報だけではなく、経験が積み重なって積み重なってその重みからわずかににじみ出るものである、ということをここで身をもって体験しました。
そんな経験を積み重ねたい、チャレンジをしたいという方にとっては最適の場所ではないでしょうか。
スキル面ではまず、入る前と比べPCの技能が上がったことです。僕はタイピングにしろショートカットキーにしろ全くと言っていいほどスキルがありませんでした。
しかし、ボランティアプラットフォームではPC研修があり丁寧に実用的なスキルを伝授してくださいます。これのおかげでPCの技能は4ヵ月で飛躍的に成長しましたしIT関連のビジネスなどにも興味を持ちボランティアプラットフォームの業務に活かせることはないか考えられるようにまでなりました。
そして最後に自分の特徴を見つけられました。それは「組織の穴」を埋めるという力です。私は、組織に担当がいなくなったときに総務や広報を担当しました。もちろん全て完璧だったとは言えませんが、誰かがいなくなったときや、今組織に必要なものは何か、気を使う所は何かということを常に考えて行動し、チームの穴を埋めていくそんな行動ができ評価されたとも思っています。この自分の強みは、確実に日々の業務の中でそれぞれが見つけることが出来るはずです。
インターンを終えての感想
インターンを終えて、ここでインターンができて本当に良かったと思っています。普段の業務の中で微力ながら確実に被災地の方への支援を行えたと思っています。また国際協力を行えたと思っています。もしインターンを考えている方はぜひ、成長と貢献の場、ボランティアプラットフォームで様々なことにチャレンジしてほしいと思います。私は、ここでの積み重なった経験は確実に自分の生活の糧になると確信しています。そしてきっとその成果は今後の自分の努力で次のブレイクスルーとしてにじみ出ると思っています。
最後になってしまいましたが、ボランティアプラットフォームの皆さん4ヵ月間ありがとうございました!これからもよろしくお願いします!
平井貴大