2012年4月13日 3:06 PM
インターンを行った動機
子どものころから漠然と国際協力に興味を持っていました。報道などで垣間見る紛争や貧しさを見るにつけ、日本に生まれて平穏な自分の境遇に心苦しさを感じました。共感したりする心はだれでも持っていると思います。その心のまま、自分が生きる方法が人の助けになるのなら一番すてき!一石二鳥!と職業として国際協力に携わることに夢を膨らませていました。
このボランティアプラットフォームの採用情報を見て、子どものころの憧れや心のおもむくままに、国際協力の道に踏み込んでみようと決めました。
【インターンで得たもの】
大きく分けて社会人マナーとパソコン基礎知識、全体的にすべて、です。
このインターンで特徴的なのは、まずは毎週課題図書がある点だと思います。精神的な自己啓発や対人・仕事の能率を上げるための図書です。インターンで実戦経験をつむだけでなく、書籍から先人の知恵を学ぶことができ、相乗効果で成長できます。分厚い本がめぐってきたときは大変ですが、学生とは違って「社会人はこうあるべきか」と社会人の入り口に立つ準備ができたと思います。どれも選りすぐりの本できっと人生のバイブルになるような本に出合えます。本を読んだ後、どこが勉強になってどう自分の業務に生かすかという書評を書くことになっています。それが本を読んだからにはそれを活かして自分の業務を何かしら改善しなければというプレッシャーになり、また真剣に読書に向かわせてくれます。
パソコンも、タイピングやショートカットキーの学習から始まり、エクセルやネットの検索術を学習させてもらえます。一般人でこれほど実用的に使いこなしていたらかなりオシャレです。またPC関連でトラブルがあったとき、職員さんが明解に説明、対処してくれるのでその度に目からうろこです。
大企業とは異なり、ぼらぷらの職員は一人ひとりの担当するセクションが幅広く、その職員さんがインターンの私たちの近くで仕事をしています。同じフロアで戦略会議や意見交換をしていて、自分のタスクを行いながら職員さんの会話を聞き、時には意見を求められます。そのような環境はとても貴重でした。職員の多い企業ならばさまざまな部署に分かれて、事業運営を知るのは難しいところを、ここでは日々感じ取ることができました。
【インターンの感想】
ぼらぷらはまさに「成長と貢献の場」でした。インターン中の環境は読書も含め様々な面で自分を成長させてくれましたし、業務はどれも社会貢献につながるやりがいのあるものでした。
何より自分の糧となったのは、仕事にプライベートに一生懸命で、いつもどこかで支援を必要としている人たちの声に耳を傾けようとしている、そんな皆さんに出会えたことです。自分のほかにインターン来ている学生もみな意識が高く、人柄のよい方しかいませんでした。
最後に、職員のみなさん、本当にお世話になりました。自分を毎日本気で叱って、ご指導していただき、ありがとうございました!昼食や親睦飲み会ではぼらぷらのおもしろ話やのろけ話が聞けて楽しかったです。また飲み会にもお邪魔させてくださいね!(笑)
永井 涼子