1概要
音楽を教えるNPO
音楽を通して、子どもたちがみんなでひとつのものをつくる経験、生きがいができる場を提供しているNPOです。子どもたちが「子どもらしく学び、子どもらしく遊べるように」そんなビジョンを掲げ、「頑張ったらできるようになる、という正しい努力のあり方を学んでほしい」という思いをのせて音楽教室は開かれています。
設立に至ったきっかけ
設立者の方がベトナムに行かれた際、一緒にいた友人が財布を盗まれたそうです。とても素敵な笑顔をしている子どもに。その笑顔をもっと良いことに向けられないか、このNPO設立にはそんなエピソードがあるそうです。 最初は「ごはんあげるからおいで」というように子どもたちを集めていたそうですが、そんな地道な活動が身を結び、今では様々なイベントに呼ばれるほど有名な子どもオーケストラになりました。
NPOの活動
音楽教室はもちろんですが、イベントでの公演や、スタディツアー、運動会、オーケストラプロジェクトなど様々な活動を行っています。先日は念願の日本公演も果たしました。セブの一角、ピアノ一台から始まった活動は、今国内に・そして海外にも広がりをみせています。
2現地の様子
活動の様子
音楽教室のお手伝いをしていただきます!みなさんも楽器の寄付(リコーダーやピアニカなどでも大丈夫です!)があればぜひ持っていってあげてください。
3参加者の声
“音楽は国境を越えて人と人を繋ぐものだと強く感じ音楽と支援を連携させている現地NGO団体の偉大さを知りました。”
“音楽教室に来ていることどもたちは、日本の子どもたちと比べて積極的でとても元気だと感じました。音楽教室では、リコーダーやピアニカ、クラリネット、サックスなどを使って、演奏会の練習をしました。子どもたちの演奏を聴いてたときは、感動しました。それを聞いていた街の人が喜んでくれたり拍手をしてくれた時は本当にうれしかったです。”
“フィリピンの学校では、日本の学校のようにルールやマナーを子どもに教えるという環境がなく、それらをこの音楽教室で教え、音楽を通して情操教育を行うことを現地NGOは目指していました。音楽教室にはたくさんの子どもが来て、楽器を楽しんで演奏していました。楽器を奏でるばかりではなく、一緒に昼食を食べたり、ゲームをしたり、お話をしたりしました。最後の日には子どもたちと一緒に野外コンサートをしました。家族や通りすがりの人が見に来てくれ、多くの拍手をもらうことで、子どもたちもこれからまた、より自信を持って演奏し、自分が必要とされているという自己肯定感を持つことが出来るのだなと、音楽の素晴らしさを感じ、それとともに子どもの頃の感情の重要性に気づきました。”
“音楽教室では、子ども達の演奏にただただ感動し、一緒に歌ったり、ダンスをしたり、遊んだり、ここで過ごした子ども達との時間は私にとって一生の宝物です。”