タイ 山岳民族支援ボランティア
Thai Volunteer
1タイについて
東南アジアの中でも特に経済成長の著しいタイ。工業国として発展を続けています。首都バンコクは経済の中心地。日本企業も多く進出しています。なんと、伊勢丹もあるんです!そんなタイですが、実は農村部との格差も著しく広がっています。タイ北部にあるプログラムの活動先、チェンライ。そこでは多くの山岳民族が暮らしています。
- 経済成長
- 山岳民族
- 格差
2タイ 山岳民族支援ボランティアの意義
タイ社会の中でマイノリティーである山岳民族。彼らは社会的偏見や差別を受けやすく、古くから伝わる伝統や文化が失われつつあるのが現状です。このプログラムでは、山岳民族の生活向上のために活動するNGOと一緒に活動します。山岳民族とそうでない人々が、お互いの文化や価値観を認め合い、共生できる社会づくりに向けて取り組んでいます。現地の課題は何だろう?山岳民族が必要としているものは?お互いが理解・共生するためには何ができるだろう?現地でホームステイをしながら考えてみましょう!
- 現地密着
- ホームステイ
- 共生
3活動先について
1山岳民族を支援するNGO
山岳民族の生活向上のために、様々な活動の企画・運営を行なっています。このNGOでの活動歴の長い日本人スタッフもいるので安心です。また、山岳民族出身のスタッフもいて、村を丁寧に案内してくれます。NGOで活動するのは2週間以上のプログラムにご参加頂いている方々です。現地NGOが活動する際に必要となる資料作りや翻訳、パソコンへのデータ入力作業を行うこともあります。どういった想いや目的で活動をしているのか、スタッフのサポートを通して理解を深めます。
もっと見る2山岳民族の村
1アカ族の村
アカ族のアカは、「川から遠く離れる」ことを意味するようです。そのため、今も川から離れた急斜面にある山間に暮らしていると言われています。高床式の住居に暮らしています。女性は顔のまわりに銀やビーズでできた頭飾りをつけているのが特徴です。その髪飾りは精霊信仰と結びついていて、外すと悪霊が頭から入ってしまうと言われています。そのため、寝る時も外さずにつけているようです。
2ラフ族の村
チェンライだけでなく、ラオス、ミャンマー、中国にも広く分布しています。「ラフ」は「トラを狩る」という意味があるようです。温厚な性格で、狩猟採集民族の文化を持っているます。高床式の住居に暮らしています。ラフ族は、いくつもの氏族に分かれており、それぞれ言語や文化も異なります。シャーマニズムの影響が強く、天上の神を信仰します。新月と満月の日には、輪になって踊ります。
もっと見る4短期プラン
日本発着6日間なので、あまり時間がない方におすすめのプランです。短期間ですが、アカ族・ラフ族の村に訪問し、それぞれの山岳民族について理解できます。また、竹筒でご飯を炊いたり、竹のコップを作ったりして、自然と共に生きる山岳民族の生活に触れます。タイに来たからには観光もしたい!エメラルドの仏像が収められているワトプラゲーオにマーケットなどにも行きます♪短期間、全力で様々なことを吸収しましょう!
5長期プラン
1つのコミュニティに長く滞在して様々なことを感じ取ることができます。現地に密着して、現地の人々との信頼関係を築きながら活動できるのは長期プランならでは。現地のニーズに応じて、多岐に渡る活動を行います。例えばインドア活動では、NGO施設での資料作りやスタッフのサポートや、山岳民族の子どもたちが通う小学校での授業などがあります。小学校では、過去には日本文化について紹介したり、日本食を子どもたちと一緒に作ったりしました日本食は、山岳民族の子どもたちの口に合うみたいです^^!アウトドア活動は、オーガニック作物を育てる畑の草刈りなどのお手入れ、小屋やトイレなどの建設作業を行うこともあります。現地にがっつり溶け込み、現地に貢献しましょう!
活動内容は、事前にお選びいただくことはできませんのでご了承ください。詳しい内容は、現地で担当者に直接ご確認ください。
6みなさまへ
山岳民族の人たちって、どんな暮らしをしているのでしょうか?彼らは、自分達の伝統を尊重し、発展が進むなかで自然とうまく調和を取りながら、自分たちらしい生活をしています。竹でつくるごはんや建築方法など、生きる知恵がたくさんつまっています。簡素な暮らしの中にある、彼らの笑顔や幸福感、人々の暖かさに触れ、ぜひ一つでも多くの経験をしてきてください!