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山岳民族(アカ族・ラフ族)・タイ
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山岳民族(アカ族・ラフ族) Hilltribe

山岳民族(アカ族・ラフ族)

1概要

山岳民族とは?

山岳民族とは?

半遊牧をしながら、山岳地帯で農耕生活をしている人々が山岳民族と呼ばれています。タイだけではなく、中国、ミャンマー、ラオス、ベトナムなどにも住んでいる民族もいて、独自の文化や言葉をもっています。 しかし、山岳民族のなかには国籍を持っていない人々も多く、様々な権利がなかったり、経済的な問題をかかえていたり、教育を受ける機会が不足していたりと様々な問題をかかえています。

アカ族
アカ族

アカ族は、元々チベットの山の上のほうに住んでいたといわれる民族です。現在は約200~300万人のアカ族がいると言われています。アカ族のなかでも服装や方言によっていくつかのグループにわかれているのですが、タイに住んでいるアカ族は主に3つのサブグループにわけることができると言われています。 アカ族の服装は写真の通り、とてもカラフルで藍色の布の上にビーズや刺繍、木の実、銀、古いコイン、羽などの飾りがついています。昔はこれを普段着として寝る時も着ていたそうですが、現在は普段はTシャツを着る人がほとんどとのことです。 女性は成長するにつれて装飾が増えていき、男性のショルダーバックは財産や家柄を物語るそうです。素敵な伝統衣装ですが、現在では高価な銀を手に入れることが難しく、作り方も学んでいない若者が増えているそうです。主食はお米で、お餅やおこわなども食べられています。野菜や豆のスープにチリペースと付け合せの野菜やハーブが典型的なおかずで、通常肉や卵は食べませんが、特別な行事の際にはたくさんの肉料理が食卓にあがります。

ラフ族
ラフ族

元々チベットに住んでいた民族です。タイだけでも7つのサブグループがいます。80万人いるうちの、約半数が中国に在住しているそうです。主食は同じく米ですが、たくさんの種類の米を食べるそうで、日本米のような少しもちもちした米をよく食べているようです。 野菜や豆のカレーにチリペーストが典型的なおかずで、通常肉は食べませんが、特別な行事の際に肉も食卓にあがります。 伝統的なラフ族の女性の服装は黒、緑、青の地に赤い縞と銀細工で飾られた上着で、スカートは黒い木綿で編まれ、裾には何色かの縞があります。 男性の服装は、黒地のジャケットに銀で作られた半球と狭い間隔で編みこまれた縞模様があります。ズボンは、バギーパンツのように少しゆったりめで、鮮やかな青色や緑色の布で作られています。 ラフ族の特徴として、男女の平等性があげられます。全ての家事と仕事を男女平等に分けるそうです。

2現地の様子

活動の様子
現地の様子

山岳民族の村まで山をトレッキングして、村にホームステイをします! 一緒に民族の踊りをしたり、伝統的な料理を食べたり、満点の星空をみたり・・村での生活は、日本での生活とは全く異なりますので、文化を学び違いを楽しんでみてください☆ タイミングがあえば、山岳民族の伝統的な行事にも参加できます♪

3参加者の声

“村でのホームステイは海外ホームステイが初めてということもあり緊張はしましたが、村の方々が優しく、一緒に2日間楽しく交流ができました。”

“ホームステイは自然と共生している民族の生活を体験し、見るのではなく体で覚えろをモットーに様々な活動をしました。毎日が本当に楽しくて帰りたくなかったです。”

“現地の人の自然と調和した生活様式は日本とは大きく違うもので、それを実際に体験することができて新鮮な気持ちでした。毎日が大変充実していていろんな素敵な出会いがあって、ずっとここにいたいと思いました。”

“日本との環境が違い過ぎて初めての経験だらけでした。 当たり前だと思っていた事が当たり前じゃないと分かり、日本の豊かさに感動。 しかし現地の生活が苦しい訳ではなく、逆に日本との違いが面白い、楽しいと感じました。 こんな経験日本じゃ絶対出来ないだろうなぁ。 沢山の人々との出逢いに感謝! また会いに行きたい!”

“村では、それぞれの民族独自の言語を話しており、昔からの生活が続けられていました。子どもたちは身近にあるもので遊び道具や遊び方を見つけていました。これらは今の便利な物であふれかえっている日本では見ることができない光景でした。大きな家族のような村人たちに囲まれて一緒に生活したり、子どもたちと一緒に遊んだり、民族衣装を着てみんなで踊ったり、本当にかけがえのない経験ができました!”

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