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フィリピン・ボランティアは大変満足という言葉以上のものでした!!
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フィリピン・ボランティアは大変満足という言葉以上のものでした!!

2010年7月22日 3:30 PM

【出発日】2010-03-06 【総評】大満足 【プロフィール】女性 /大学生 /東京都

 

(1)参加動機

 

もともとボランティアには大変興味があって、「ボランティア/ファースト・エイド」でgoogle検索したらひっかかったのがきっかけです。 HPで詳細を見て「これキタ!!!」と思って応募しました。

 

(2)参加した感想

 

第2の家ができた♪家出したら行きたくなる第2の家♪家出しなくても行きたくなる第2の家♪そして行ったら誰もが暖かく迎え入れてくれるであろう第2の家♪航空券さえあれば行け…高っ;

この企画はもはやボランティアではありません、ボランティアなんてかっこいい名前をつけちゃいけません。自分らも何かしら与えたのかもしれない けど、全然気づきません。むしろ、与えられたものの大きさは半端ない。そして現地の人との絆も半端ない。だけど、そんなことは最終日まで気づかな かった。空港までのバスで揺られること1時間半、マニラ空港に到着。最後まで手を握ってくれた、RioとAldrinの手を離したくなかった。 その時に 絶対にまた来れるという約束はできないから、「また来るからね」と心の中で伝えている自分がいた。彼らを背にして税関を通ろうとした瞬間、こらえ きれない涙があふれ出た自分がいた。

 

帰りたくない。
もっといたい。
・・・けど振り向けない。帰らなきゃ。

 

子どもたち、マスター拳、マスターマイク、青年たち、ウェン、ジェニー、red crossの仲間、health care centerの仲間、フィリピンの看護学生たち、町中の人たち、マニラで出会った全ての人へ感謝の気持ちでいっぱいになっていた。こんなにも自分の中で、 この地に感情が入っていたとは。。。こんなにも子どもたちとの絆が築きあげられていたとは。。。自分でも驚きだった。袖で涙をぬぐい、最後に一度 だけ振り返り、手を振った。“また絶対来るからね”とささやいた。すると、3人とも大きく手を振ってくれた。ありがとう。飛行機に一人で乗り、 撮った思い出の写真を見ていると、私の知らないところで子どもたちが写真を取りあいっこしていました。木のボードに「I ? you ate Kyon(きょんお姉さん、愛してるよ?)」という文字も書き、それを持ち、一人一人が映っていました。再びこらえていた涙が自然とこぼれ、ただただあり がとう、大好きだよと心の中で伝えることしかできなかった。届け!my気持ち!!!

あと、「幸せ」についても考えた。答えは一生でない気がするけど。笑
フィリピンで出会った市長の息子さんはめーっちゃお金持ちだった!!写真とか見せてもらったけど、ほんとすごい生活。これきたー、「貧富の格差!!」それらの写真を見て大笑いをするマスター。ここでふと疑問がよぎった。マスター拳にはそんな暮らしは欲しくないのかなぁ?彼のことを rich man だと言って紹介
してきて、仲良く爆笑してる。。。不思議。憎みもせず、うらやましがることもなく。でも、それってきっと今でも十分幸せ で、今以上の生活を望まないからなんだろうな。

 

だってマスターならお金持ちになろうと思えば全然なれる人なのに、あえて貧民区での生活。毎日笑って、毎日叱って、毎日子どもたちと遊んで、道端の子どもに手を差し伸べて…自他共栄・相互尊重の精神を持つマスター拳、そんなマスターはちょっとかっこよすぎる。マスターみたいな精神を持ってる人って古来稀な気がする。マスターの元にいたら、自分もそんな精神を持てる人になれますか・・・?そんな奉仕の精神 に満ち溢れた人になりたいってほんとに思ったし、看護をしていく上で、見返りのない精神って本当に大切だと思った。んー…でもお金持ちの人って双手に分かれる気がする。お金に余裕があるから、自分自身にも余裕があって本当に優しい人。と、お金があっても愛情なく育ち、自分自身の心に余裕が なくて偉そうな人。お金ってほしいけど、もっともっと贅沢したいけど、やっぱり「普通」がいいのかもしれない。私にはともりんがいて、ねーこがいて、パパがいて、一緒に暮らすことが出来て、衣食住困らず、愛情いっぱいの中で育って、それですごく幸せ。これ以上の幸せは知らないし、なくてもいい。西洋の大きい家とかプールとか映画で見て憧れるけど、今で十分♪これ以上は求めない。「幸せ」の価値は人それぞれ違うもんね、お金持ちでも お金がなくても。マスター拳は子どもたちがいてきっとすっごい幸せなんだ♪

 ・・・でもそしたら先進国がやってる途上国支援ってそもそも押しつけ なのかなぁ。

 

ボランティアってそもそも必要?1日3回ご飯を食べて、毎日お 風呂に入って、勉強して、運動して、寝る。これがうちらの普通で、こういう生活をしているから日本の平均寿命は世界一を誇り、日本の経済も発展し ている。だけど、体にいいからご飯は1日3回食べるべきだ、衛生的だからお風呂に毎日入るべきだ、将来のためにも勉強するべきだ、…これが本当に 彼らにとってやるべきことなのか?途上国に学校を作って、教育の機会を与えるのって、世界の経済市場の厳しい戦争に巻き込んでるだけなのか…。そ んなことないか。うーむ、難しい。幸せって何や?幸せってどういうものがあるの?私はまだ自分の「幸せ」しか分かってない気がする。1つの幸せし か分からない。世界中の人はどんな時に「幸せ」を感じるのかなぁ。。。気になるなぁ。


こんなことを考える旅でした^^


(3)今後、この経験をどのように活かしたいか

 

今回health care center及びred crossの活動を見ることができました。そこで見たこと/学んだこと/感じたことを、日本にいる他の学生に伝え、まずは「世界にはこういう現状があるん だよ!!」っていうことを伝えたいです。その上で、みんなで「じゃぁ日本にいる、うちらに出来ることはなにか?」を考えてみたいです。

 

また、 現地の文化・生活様式・医療・宗教を知ったとまではいかないものの、最低限現状を把握することができたので、少し自分の夢にも近づけたと 思っています。私は将来看護師として、発展途上国を中心とし、医療の届かないところに医療を届けたいと思っているので、そのためにもどうすればい いのか、なに
がベストな方法かを今回の経験をヒントに考えていきたいです。ともかく、英語をもっと勉強しなきゃなって痛感しました。