2011年12月23日 9:50 AM
【滞在期間】2011.9.8~9.18 【総評】大変満足 【プロフィール】女性 【ネーム】中村仁美
(1)参加動機
海外とボランティアに興味があり、両方が経験できると思って参加しました。
(2)参加した感想
発展途上国に位置づけられているインドの現状を、全身で感じる事ができました。
ホームステイで、インドの生活に密着することで日本がいかに成熟している国であるかを身をもって痛感しました。
日本はとても豊かな国です。過去にたくさんの努力があったからこそ手に入れた誇らしい結果であると思います。
そんな中に生きる私たちは、幸せ者であることに間違いありませんが、成熟してしまったから故に見失ってしまった大切なものがあると思いました。
インドは街のあらゆるところで貧富の差が顕著に表れています。野犬や野牛もたくさんいて、押し売りや物乞いの人が近寄ってきて、その中を観光したりするのは、少し恐怖心がありました。
しかし、インドの人々は活気があり街も躍動感に溢れていて、見ていても、その中にいても
全く飽きません。インドはとても自由に見えました。これがインドの魅力なのかもしれないと思いました。
もちろん、世界遺産の建造物や壮大な自然も魅力的ですが・・・。
また、マザーテレサ施設での活動も大変貴重な経験となりました。
3日間という、とても短い期間でしたがその中で出来る事を自分なりに考え、自ら行動することに努めました。
ささいなことでも、「ありがとう」と心から言ってくれる人に感動しました。わたしも、もっと素直に感謝の気持ちを伝えたいと思いました。
10日間はあっという間に過ぎてしまいましたが、有意義な日々を過ごすことができました。
一緒に旅をした、全国から集まった年齢も職業も違う10人のみんなにも、色んなことを学ばせてもらいました。
頭の中で思うだけでなく、一歩踏み出して良かったです。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
より多くの人に、日本は本当に豊かな国であるということを知ってもらいたいです。
豊かな国であっても、凶悪な犯罪や、引きこもりや親族放棄といった社会問題があとを絶たないこの日本をどのようにしたら変えていけるかを、経験をふまえて考えていきたいと思います。