2011年9月15日 4:37 PM
【滞在期間】2011-09-01 ~ 2011-09-09 【総評】大変満足【プロフィール】男性 【ネーム】ガトゥーィ
(1)参加動機
授業の一環として団体を探し参加しなければならず、様々なボランティアを探してみました。 その中で、私たち日本人が当たり前に持つ国籍を持っていない山岳民族に興味をもちました。どのボランティア先も日本では 考えられないような生活でしたが、人権にも興味をもっていたので、国籍取得のために何か手伝えないかという気持ちで参加 を決めました。
(2)参加した感想
建設所の柱を建てるために砂利や竹を運びました。正直、肉体労働は苦手できついだろうなと 思っていました。しかしやってみると、それほど苦でもなく人のために何かをするという遣り甲斐を感じることができまし た。また、ラフ族とアカ族の村にホームステイした時は、ミラに宿泊していたよりも生活の仕方の違いが目に見えました。その中にあっても、子どもたちの笑顔がすごく輝いていて、日本人よりも心の豊かさをもっているように感じました。お父さん やお母さんも、言葉の通じない中何とかジェスチャーで会話をしようとしてくれていたので、本当に優しかったです。
特にラフ族の村では、電位が使えず、日本ではできない貴重な体験をすることができました。アカの村ではちょうどセレブ レートが開かれ、スタッフさんからは、見るだけと説明されましたが、村のおばあちゃんが誘ってくれて踊ることができまし た。踊っている最中も、隣の人と目が合うと微笑んでくれたり、本当にどちらの村の人も優しかったです。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
テレビで民族の村を見たこともありましたが、実際に行ってみると、テレビでは分からないこと がたくさんありました。お風呂は水しか使えないということは想像できましたが、やってみると、日本での生活に慣れている 僕にはとても厳しいものでした。夜は街灯がないため足場の確認が難しく何度も滑ってしまいました。
これらのように想像で止まるのではなく、多くの人に体験してほしいです。そのために自分の経験談で少しでも多くの人がチェンライでのボラン ティアに興味を持ってほしいです。また、体験したことを思い出にするのではなく、今、実際に起こっているということを忘 れずにいたいです。