2010年9月10日 11:27 AM
【滞在期間】2010.8.19~8.25 【総評】大変満足 【プロフィール】女性/大学生/埼玉県
(1)参加動機
ボランティアに興味があったため。また、タイの山岳民族の現状について今まで知らなかったので、この機会に実際に目で見てみて、その問題点について自分なり に考えることで、少しでも世界と結びつくことができたらと考えたため。また、日本と違った文化・習慣を経験することで、人生経験が豊かになったらよいと思ったため。
(2)参加した感想
当初は、言葉の問題や、生活様式が日本と比べて不便であるため上手く適応することができるのかとても不安だった。しかし、村の人々はとても温かく、言葉が通じなくてもボディランゲージや表情等で伝わってくるものがあった。生活様式に関しては、最初こそ戸惑いもあったが、すぐに慣れてしまった。日本での生活がいかに恵まれているのかを実感したが、のびのびと生活している村人たちを見ると、これはこれでよいのではないかと感じた。
作業については、暑い中労働作業をすることに慣れていないことに加え、体力がないために、かなり足手まといになってしまったと思う。しかし、なにか一つの作業を言語や民族の壁を越えて行うということに意味があると思うし、非常によい経験ができた。この作業が、少しでも村の人達のためになればよいと思う。
全体を通して、非常に濃い一週間を過ごすことができた。あっという間すぎて、もう少し滞在したいとも感じた。村の人々と触れ合うことで、人間と人間との結びつきを感じることができ、優しい気持ちになれた。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
今回の経験を通して、言葉がたとえ通じなくても、気持ちを相手に伝えよう、または相手の気持ちを理解しようとする思いがあるのならば、人と人とは結びつく ことができるのだと学んだ。この経験から、自分の気持ちを伝える際に、ただ言葉を発するのではなく、その根底にある気持ちも理解してもらえるよう誠意を 持って接すること、また相手の気持ちも、ただ表面的なことでそれを理解しようとするのではなく、その裏側にあるものも理解するようにしていきたい。