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普段の日常生活を改めていきたいと思えることができました
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普段の日常生活を改めていきたいと思えることができました

2010年2月1日 5:48 PM

【総評】満足 【プロフィール】男性 / 大学生 / 愛知県

(1)参加動機

私は小学5年生~中学2年生まで、父親の仕事の都合でタイのバンコクに3年間に渡り暮らしていました。
初めての海外だったので、タイにおける様々な問題については全くの皆無でした。


しかし、住み慣れていくにつれて、私はタイでは貧困の差が激しいことや、国籍を持たない山岳民族がいることなどを知りました。
日本人でいる私たちには全くこのような問題には関係のないと事のように思えると思いますが、私はタイで暮らしてきた中で「自分でもなにかできないのか?」
と思いました。 文化や伝統の相違などありますが、このボランティアを通じて文化・伝統を理解し、行動をしようと思いました。

(2)参加した感想

今回のツアーは山岳民族でのボランティアでした。バンコクとは違い、暮らし方も違い、言語も違いました。
山岳民族の方々は、お金がない事で、悪い方向(人身売買・麻薬売買)に向かうことが普通だと聞きました。


しかしそれは昔の事で、今は村の人たちが試行錯誤し、農業や各地伝統の物を売ったりなど、向上した気持ちで暮らしているように見えました。
国籍をもたない(持たせてもらえない)民族の人の努力は形になり、今では国籍をもつことができるようになりました。
様々な人の力によって、学校の建設や、ソーラーなどをつかった電気供給など、次々に進化しているように見えました。
私が参加して学んだことは「体験から生まれるこれからの未来への形」ということです。
全世界には各地で様々な問題があります。それをNEWSで見たり、メディアを通じて感じても、本当にその問題に対して自分が何をかんじられるかわかりません。
私はタイで暮らしてきたからこそ、様々な問題に対して目を向けることができました。


体験しなければ、本当の現状をつかめないということが一番学んだことです。
一度の体験ではまだまだわからないことがたくさんあると思いますが、この体験を生かし、第三者に伝え、ボランティアということを身近に考えてくれる人がたくさん
生まれればいいと思いました。

(3)この経験をどう活かしたいか

今回の体験は未来を考えさせられるものだったと思います。
今の世の中は、地球温暖化や環境に対して力を入れていることがわかります。
私としては、世界で苦しむ人々を赤裸々にメディアにとりあげ、現状を知らせることを一つとし、世の中に関心を与えていけたらと思います。
ボランティアは無駄ではないということ、粗末にお金を使うのであればボランティアへいってほしいと思いました。
今回の体験で私を含め普段の日常生活を改めていきたいと思えることができました。
あたりまえという言葉からの開放をすることが大切と思いました。
私も一度の体験ではまだまだわからないことがたくさんあると思いますが、この体験を生かし、第三者に伝え、ボランティアということを身近に考えてくれる人がたくさん生まれればいいと思いました。