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「等身大の私」

2012年3月6日 2:49 PM

【滞在期間】2012年2月24日~~2012年3月1日 【総評】大変満足 【プロフィール】女性 【ニックネーム】まい


(1)参加動機

高校の時に、“もし世界が100人の村だったら”をテレビ・本で見て、発展途上国、国際協力に興味を持ち、自分にも何かしたいと思った。今後の将来も考え、一度現地に行き自分が何を感じるのか確かめたいと 思った。

(2)参加した感想

まずお礼から、マスター、リオ、リキ、トッティ、ジェイセル、ハッピーキッズのみんな、1週間本当にありがとうございました!3月1日に東京に着き、2日に北海道の実家まで無事帰ってきました、北海道第1号のマイです。2月24日~3月1日の1週間は私にとって本当にかけがえのないものとなりました。感想文、遅くなってしまってごめんなさい。色々考えて、まとめていたら遅くなってしまいました。

 

初日、ボランティアをしに来たつもりで意気込んでいた私でしたが、何もわかっていなかった、考えていなかったことに気づかされました。マスターに「ここは観光客の来るところじゃない、ボランティアのプロが来るところだ、何かプログラムでもあると思ったか?? ボランティアは頭で考えるのではなく、心で感じるままにやりたいと思ったことをやるのがボランティアだ。ここに何をしに来た??親孝行もしないで、18歳を過ぎてまだ学費も食費も 親に出してもらっているような自分のことがきちんと出来ないやつにボランティアなんかできるか!何にも考えてこなかったのなら日本に帰れ!」と言われ、初日で根底から覆されたような気分でした。 A型の頭でっかちな私は、もうフリーズ状態。子どもと一緒に遊べたら、と持って来た折り紙もマスターに聞かれるまで思い出せませんでした。初日で“私、何しに来たのだろう”という気持ちになりました。

 

  1週間を通して気持ちの変化は自分のこと→親のこと→周囲のこと、というように変化があった気がします。最初は本当に無力感しかありませんでした。自分は何をしに来たのだろ う・・・?私が居なくてもここの生活は成り立つ、むしろいない方がいい、マスターに、ハッ ピーキッズのみんなに迷惑をかけている・・・。

 私が居なくてもここの生活は成り立つ、ボランティアをしに来たつもりが、逆に助けられ ていると特に感じたのは3日目に行ったマザーテレサ孤児院。子どもと遊んであげたなんておこがましい、逆に遊んでもらい、子どもたちの笑顔に助けられ、大人に助けられ、シスターに助けられ、たった数時間しかいない私をみんな優しく気にかけてくれ、ボランティアされたのは私の方。ボランティアなんて何一つできませんでした。結局は私が何かするなんてできなくて、周囲の人の優しさに、ありがたさに気づかされました。それに気が付いてから、気持ちを前向きにし、少しの時間でも子どもたちと遊ぶこと、一緒に楽しもう!という気持ちに なったのですが、葛藤 を通してのこの気持ちはフィリピンの滞在期間もこの気持ちでいようと思えたきっかけになりました。

 

 

次に親のこと、マスターは私が今までぬるま湯に浸かっていたにも関わらず、ろくに周囲に感謝もしていなかったことを気づかせてくれました。なんでもやってもらうのが当たり前で、両親が隣にいるのが当たり前だと思っていた今まで・・・。マスターの話を聞いて、日本人学生のみんなの話を聞いて、自分の置かれている環境が決して当たり前ではないことに気づかされました。合掌では親を思うと涙が出たし両親の大切さに気が付いてからは早く日本に帰って、両親にこの気持ちを伝えたい!と思うようになっていました。そのあとで、自分の中でいろいろと気持ちの整理がついてから、やっと目の前の子どもたちのことを心からみられる余裕ができてきたように思います。4日目に、持って来た折り紙を 子どもたちとやったのですが本当に楽しかった!子どもたちがたくさんいて、次はこれ、もう1個あれを作って、次はこれ・・・と正直手があと4本あれば、と思うほどてんやわんやし ていたのですが、自分が持って来たものでこんなに子どもたちがこんなに楽しそうにしているのを見ると、とても嬉しかったですし、何より、折り紙をやっている自分が心から一緒に折り紙を楽しんでいました。折り紙に関してもう一つ1つ嬉しかったことが、折り紙をやった日から2日経ったあとに自分と一緒に作った手裏剣でまだ遊んでいる子を見かけたことです。自分は何も出来ないと思っていたのですが、少しでもその子の心に折り紙というものが残せたのなら、それだけで自分が来た意味はあったのでは、と思えた瞬間でした。本当に嬉しかった。そして、隣に日本人が居なくても好きな折り紙をいつでも折ることが出来るように教えたい、とその時心から思いました。そして、この1週間を通して真のボランティアスピリットとは何かを身を持って教われた のではないかと思います。言葉にすると難しいですが、自分のやりたいと思ったことが結果、 “ボランティア”という枠に収まる場合もあるだけであって、周囲からそう呼ばれるだけであって、だからこそボランティアしに来た!というのではなく、自分はこれがやりたい!これをやりに来た!という“心”が重要なのではないかと思います。ボランティアという恰好だけを求めると、心なく行ってしまうことになるのだと思います。マスターの“頭で考えるのでは なく、心で感じろ!感じたままに動け!”というのも、この部分において言えるのでは、と思います。ボランティアはやってもやらなくてもいいこと、ただ、やられても困ることではないし、ある意味では自分発信のエゴともいえる。ただ、その気持ちを原動力に活動することが大切なのではと思いました。(持論のように書いてしまいましたが、すべて、マスターから教わったことです。)あとは、反省点もあります。それは英語があまりできないということで自信が持てず、自分で世界を狭めてしまっていたことです。子どもたちは新しく来たばかりの私を気にかけてくれ、積極的に声をかけてくれました。最初は勢いのようなものでコミュニケーションをとっていたのですが、日が経つにつれ、話すうちに、子どもに聞かれたことがうまく答えられず、私が アーとかウーンと、とか言っていると、子どもの方が気を遣ってくれ、もう大丈夫、と言ってくれ、私は“sorry.”の一言。という場面が多々ありました。そのときに見せる子どもの表情が何とも言えなくて・・・。小さい子はボール等で遊んだり、おんぶしたり抱っこしたりで遊べたのですが、ある程度話す年代の子たちとはあまり積極的に関わることが出来ませんでした。もしかしたら言葉なんて使わずにコミュニケーションがとれたかもしれない。でも私にはどうすればいいのかわかりませんでした。でもきっとこれもA型お得意の頭で考えてばかりの思考回路なのだろうなと思います。

 

最後になりましたが、マスター、私の人生に関わってくれて、本当にありがとうござい ました。私はもともと、他界した祖父と運命に感謝するタイプなのですが、今回私とマスター とハッピーキッズと私以外の日本人を引き合わせてくれた、運命、祖父、自分の行動力に本当 に感謝します。ボランティアに参加しようと考えた際、マスターも言っていた地球の歩き方やAction等も見ていたのですが、ツアーの様だったり、信用できなかったので、一番信用できそう だったボランティアプラットフォームに、そしてその中で、フィリピンインターンの感想文が特に私に興味を持たせてくれ、ここに決めよう!と決心したのですが、フィリピンに決めて本当に良かったです。そして!今までは祖父と運命だったのですが、ここにこれからは両親もプラスしようと思います。日本に帰ってきて、何日か経ちますが、以前当たり前だったことが当たり前ではなくなりました。両親、友人、環境・・・。これからは何事にも感謝をし て、自他共栄の精神で生活していきたいです。私はまず親孝行から始めます!感謝の気持ちが心にあると、自然と家事でもちょっとしたことでも、両親を手伝おうという気持ちが自然と湧き、いてもたってもいられなくなるということがわかりました。なんだか長い間この気持ちを忘れていた気がします。また、今までも大学では真面目に勉強しているつもりでしたが、正直、器用にこなしていただけで、苦学はしてなかったと思います。大学での勉強だって、人生のうちの4年間と考えたら、“やるなら今しかねえ”です。大学で今自分が学んでいることを苦学し、両親に心から頑張っている姿を見せたいです。1年後に社会福祉士の国家試験が待ってい るので頑張ります!また、頑張っている姿を見せる以外にも、隣にいるからこそいつでも親孝行ができるので、これからは積極的に親孝行しようと思います。私のボランティアはまず、親 孝行からです!そして、マスターのいう通り、自分のこともままならないのに、他人ことなんてできないと思うので、そういった意味でも自立したいです。

 

また、マスターのお話しを聞いて、自分の国をきちんと知らなければ、と思いました。これからは日本についてもきちんと勉強します。そして英語も勉強します。余裕が出来たら英会話に通いたいです!今はまだ、大勢の中の一人かもしれません。でもこれから自分のやりたいことを確立させ、フィリピンで学んだ貴重な経験をどんどん活かしていきたいです!今は、この新鮮な気持ちをいつかまた忘れてしまうのではないか、と怖いです。でも、そんなときはマスターからいただいたうちわを見て、長渕剛を聞いて、We Are The Worldを聞いて、また思い出して自分を律したいです。いつかこれらのことが無意識にできるように!空手を通してフィリピンの子どもたちに礼儀作法を教えているマスター、短期間しかいない 私たちに愛情を持って接して下さったマスターを心から尊敬し、感謝します。私もマスターのように明日死んでも悔いのないように生きていきます!いつかもっともっと成長してフィリピ ンにもう一度行きます!長々と書いてしまいましたが、これが今の等身大の私です!!本当に、本当にありがとうございました!!マスターもお体に気を付けてくださいね!では、お元気で!!


(3)今後、この経験をどのように活かしたいか


これからの生活すべてに活かしたい。今までお世話になった人に感謝を示したい。もっともっと大きな人間になって、いつかまた本当のボランティアがしたい。