2012年3月12日 9:51 AM
【滞在期間】2012年2月13日~3月4日【総評】大変満足 【性別】女性 【ニックネーム】NATSU
(1)参加動機
どんな世界でも目で見ずに、話を聞くだけでは何も真実はわからない。私はテレビを通してみるのではなく自分自身の目で世界を知りたいと思い参加した。
(2)参加した感想
トンレアッップ村学校に行ってみるとそこはみんなの笑顔でいっぱいだった。毎日無邪気な笑顔で走り回る子ども達がいた。なにか一つでも自分が発展途上の国で力になれたら。などと、強く意気込んでボランティアをしに来た気持ちがすぐしぼんだ。もしかしたらどこかで、日本の方が発展していると比べていたのかもしれない。確かに、色んな部分が日本はカンボジアに比べて発展している。だがその発展は本当にすべて必要な物なのだろうか。カンボジアでの生活は一つ一つ私に問いただした。そして日本に帰ってきて、すべての物事において、自分に今これは必要なのか?と一旦問いただすようになった。 また、子ども達の笑顔や村の人々の優しさに沢山の元気をもらった。いつの間にかボランティアとして子ども達を教育するというよりも、元気をくれるお礼のために少しでもわかりやすくて楽しい授業をしてあげたい。という気持ちに変わっていった。そして、楽しく勉強したうえで、夢がないという沢山の子ども達の夢を探す選択材料になればいいなと思った。この短期間では、カンボジアの事、村の事、子どもたちの事、の深い所までを知ることは難しい。けれど、虫や動物の声が聞こえたり、風の涼しさや太陽の熱さを肌で感じたり、電気がないからこそ見える満天の星空を見たり。山ほど知ることもあった。だが、さらに深く沢山のことを知るために、そして子どもの笑顔をもう一度見るために、私はまた戻りたいと思う。トンレアッップ村学校に。