2012年3月30日 10:32 AM
【滞在期間】2012年3月13日~3月19日 【総評】大変満足 【性別】女性 【ニックネーム】なっちゃん
(1)参加動機
私は大学で保育を選考しており、日本のこどもたちだけでなく、世界のこどもたちにも何かしたいと思ったのと、スモーキーマウンをこの目で見たかったからです。それから、現在ゼミで国際協力をテーマに活動をしているので、実際に体験してみたいと思ったからです。
(2)参加した感想
まず、最初に「すごい所に来てしまったな」「早く帰りたい」と思ったのが率直な感想でした。マスターに出会って、なにをしにきたの?ちゃんとしたプログラムはあるの?と言われて、何も答えることができず、浅はかな考えで参加してしまったことを後悔しました。親孝行ができてないやつにボランティアなんかできるか!!という言葉は一番胸に響きましたし、自分は親孝行できているか、感謝できているのか。今自分が好きなことをできて、 好きなものを食べることができるのは全て両親のおかげなのに、それを当たり前だと思って心から感謝できていない自分に他人に何ができるんだと…。
しかし、初めてのフィーリングのとき、自分たちでパンを買って、パンを切って、マーガリンぬって、それを渡したときに、初めて現地のこどもたちに「Thank-you」と言われたとき、ものすごく嬉しくて、ありがとうと言ってもらえるようなことをできたんだと思ったときに、 本当にここに来てよかったと思いました。それから、早く帰りたいということなんかより、「やるなら今しかねえ」そう、マスターの大好きな曲のフレーズを胸にそのとき思ったこと、したいと思ったことを積極的に取り組みました。でも、積極的に取り組むと言っても、私たち日本人だけで行動できるところではなく、マスターやリオ、リキ、ハッピーキッズのみんながいなければあたしたちは何もできません。みんな私たちより小さいのに、私たちのために誘導してくれたり、危険がないよう一生懸命動いてくれたりと、感謝の気持ちと同時に自分の不甲斐なさに嫌気がさしました。 みなさんが感想文に書いてあった「ボランティアをしに行ったはずが、ボランティアをされてしまった」という言葉の意味が分かりました。私はこどもたちに笑顔をあげたいと思ってたけど、完全にこどもたちから笑顔をもらいました。みんな人懐っこくて、素敵な笑顔で本当に癒されました。 英語を話せない私に分かりやすく、ゆっくり英語で話してくれたり…。この年になっても英語が話せない自分が本当に恥ずかしく思いました。話せなければ、コミュニケーションだってとれないのに…情けないです。
実際に現地に来て、この目で見て本当によかったなと思ったことはスモーキーマウンテンです。私の中のスモーキーマウンテンの印象は、大量のゴミが積み上げられて、こどもたちが生活のためにゴミを拾っているという感じだったのですが、実際に行ってみるとそうではなく、ゴミ山には緑がたくさんあって、しかも、そこで出てきている煙を利用して発電していると聞いてほんとに驚きました。それに、スモーキーマウンテンでは、今は、こどもは立ち入り禁止だということを知りました。百聞は一見にしかず。まさに、その通りだと思います。
たった1週間という短い間でしたが、自分の人生で大きな宝物になったことは間違いありません。自分にとっての幸せはなんなのか…今でははっきり答えることができます。自分の価値観だけで、周りを観ることは違うことだと気づきました。
他の人には体験できない、すごいことを、体験できたと思いますし、自分に足りないものがはっきり分かったので、目標をもち、1日1日をしっかり生きていこうと思います。
マスター出会えたこと、マスターの武勇伝を聴けたこと、全てに感謝しています。本当にありがとうございました!!
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
「やるなら今しかねえ」という言葉を胸に、やりたいと思ったことをすぐ行動にうつして行きたいです。それから、やはり実際にこの目で見て感じることの大切さが分かったので、気になるものがあったら、まずは実際にこの目で見ていこうと思います。
貴重な体験ありがとうございました。