2012年4月4日 1:14 PM
【滞在期間】2012年3月16日~3月29日 【総評】大変満足 【プロフィール】女性 【ネーム】まいまい
(1)参加動機
元々、発展途上国の子どもたちに英語や日本語を教える活動に興味があり、学生のうちに一度現地に足を運んでみたいと思っていました。そんな私にとって、このプログラムは私がやりたいことにぴったり当てはまっていました。ボランティア活動に参加するのは初めてだったので、何人か日本人の参加会員がいるというのも、決め手でした。
(2)参加した感想
現地には、私と同世代の人たちがたくさんいて、協力して授業を進めることができたので、とても有意義な経験になったと思っています。初めは住むところから、食べるもの、学校など、何から何まで日本とは違っていたので、戸惑うこともありました。しかし、同じ家に住んでいた日本人の友達や、同じ班の仲間に助けられながら毎日を過ごしていくうちに、楽しい生活を送ることができました。私はクメール語が全然わからなかったので、 現地の子どもたちとどうやってコミュニケーションをとればいいのか、来る前は正直すごく不安でした。その中でも、日本語や英語を駆使して子どもたちが 理解してくれた時、言語の壁って自分次第でいくらでも破れるもんなんだと感じました。
カンボジアに来て思ったことは、カンボジア人はみんな笑顔が素敵ってことです。道ですれ違う時、「おはよう」、「ばいばい」って声をかければ、みんな絶対に笑顔で返事してくれます。学校で子どもたちに挨拶しても、大きな声で返事をし てくれます。休み時間に遊んでいる時の屈託のない笑顔は本当に幸せそうで、見ているこっちまで嬉しい気分になりました。すごく眠くて、暑さで疲れていた日に「熱さまシート」をおでこに貼っていたのですが、「先生、頭痛いの?」って心配して寄ってきてくれる子もいました。このように、子どもたちはみんな優しくて元気で、彼らの笑顔のパワーは無限大でした。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
百聞は一見にしかず、と言いますが、本当にその通りでした。実際にその土地へ行って、現地の人々と触れ合うことでしかわからないことを今回たくさん得ることができました。今回の経験を通して、私はまだまだ世界を全然知らないし、いろんなものに対する理解が深くないのではないか、と強く感じました。この経験をこれっきりにせず、せっかくカンボジアに行ったので、もう少しカンボジアについて、知ろうと思います。それから、他の国のことも見たり、考えたりしたいと思っています。まずは、日本とは真逆で、ものが必要最低限もしくはそれ以下しかない地域の子どもたちが、意欲を持って勉強を頑張っている、という事実をできるだけ多くの人に伝えたいと思います。私が必死になっていくら話しても、どこまで伝わるのかわかりません、全てを伝えるなんて不可能だと思っています。しかし、少しでも多くの人に小学校、カンボジアのことを知ってもらいたいので、できることはしたいと思っています。国際協力、ボランティアに興味のある友達には、ぜひお話したいな、と思っています。