2011年10月3日 11:05 AM
【滞在期間】2011-09-02 ~ 2011-09-22 【総評】大変満足 【プロフィール】女性
(1)参加動機
国際協力に興味があり、旅行でカンボジアへ行った時にとても魅力的でまた行きたいと考えていたからです。また大学の副専攻として日本語教員を目指しているので、国外での現場を直接見て感じたかったからです。
(2)参加した感想
毎日がとても輝いてて、楽しくて、笑顔いっぱいでした。初めは、電気・水道・ガスがなく、道路はぼこぼこということに驚きを隠せませんでした。緊張して ホームステイ先に着くと、参加会員の方とホストファミリーの方が笑顔で迎えてくれて、とても安心しました。お風呂も水浴びで正直最初はどうしようかと思いま したが、実際はとても気持ちよくて楽しく入れました。
お昼休みに散歩をしていると、村の方々が笑顔で声をかけてくれたり、クメール語を教えてくれたりなど、言葉が通じなくても楽しくコミュニケーションをとることができました。また、家の前を通り過ぎるたびに大きな声で名前を呼んで「ご飯食べた?」などまるで自分もこの村に昔から居たように接してくれることがなによりも嬉しかったです。子ども達もとても元気で人懐っこく、元気で一緒に遊んだりして毎日へとへとでしたが、とても充実した生活でした。授業が終わった後一緒に手をつないで帰ったり、たくさんのお花をくれたり、本当にすてきな思い出がいっぱいできました。
授業では、集中力がなくて席をはずしたり、テストをすると「NO テストー!」など嫌がられることが多かったのが、日を経つにつれて、子ども達の方から「テスト、テスト!」と言われるようになり、子ども達の勉強への姿勢の変化に感動することもありました。
この村での生活は自然と密着していて、日本で育った私にとって不便なこともありましたが、それ以上に人の温かさや自然との共存のあり方など、日本では実感することが難しいことを沢山学ぶことができました。
三週間というあっという間の時間でしたが、今までで一番濃い日々を送ることができたのは、沢山の笑顔と村人や子どもたちの手助けのおかげです。ボランティア をしたというよりも、自分を成長させてもらったという気持ちがとても大きいです。この笑顔に何度も感動し一緒に笑い、皆で過ごした日々は自分の財産です。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
三週間滞在して、クメール語に興味を持ったので、本格的に学びたいと思うようになりました。また日本語教師を目指すうえで授業の進め方やコミュニケーションのとり方などを生かしていきたいと思います。