2015年8月10日 11:39 AM
終戦から70年、みなさんはどのような気持ちで迎えていますか?
(カンボジアの農村風景)
今週の土曜日、8月15日には70回目の終戦記念日を迎えます。
終戦70年ということで、テレビでも様々な特集が組まれ、映画やドラマも例年の8月に比べ戦争についてのものが多いですよね。私も、数日前にNHKスペシャルを見て当時の映像を目にし、思わず目を伏せる場面も度々でした。
私が大切にしている恩師の言葉に、
「どうあるべきかを主張する前に、どうであったかを検証せよ」というのがあります。
もちろん、どうあるべきかを考えるのは大切なことです。
ただ、そのためにはしっかり「どうであったのか」、つまり、過去から学ぶ必要があるということです。
戦後70年ということで、戦争を体験した方々もかなり高齢化しています。うちの祖父母は87歳で健在なのですが、機会がある時には戦争の話も聞くようにしています。
私たちにとっては、遠い過去のことのように感じますが、私たちの祖父母、曽祖父母がその時代を生きたから今の私たちが存在しているわけですから、決して他人ごとではないですよね。
歴史に思いを馳せることは、現在に責任をもって生きることにつながります。
ぼらぷらがボランティアプログラムを行っている東南アジアの国々の中にも、戦場となったところがあります。
様々な形の国際協力がここまで活発になったのも戦後70年に生じたことです。
過去を学び、現在を思いっきり生きる夏休みにしてください!!!