2015年5月7日 11:33 AM
こんにちは、ぼらぷらの堀です!
今日はボランティア休暇についてのデータを見ていきます!
みなさん、ボランティア休暇というものがあるのをご存じですか?もちろん、ある会社とない会社があるのですが・・・コトバンクによると、ボランティア休暇とは「企業が社員のボランティア活動を支援・奨励して、休暇を認める制度」だそうです!素晴らしい制度ですね( ´∀`) じゃあ、そのような制度を実際に設けている企業はどのくらいあるのか?っていうのが本日のテーマです!
↓まずはコチラのグラフをご覧ください。
参照:厚生労働省、「平成25年 就労条件総合調査」
ボランティア休暇を設けている企業の割合(社員数の規模別)です。社員数1000人以上の大きな企業でも23%、300~999人規模の企業で8.7%、それよりも小さな企業では5%以下とまだまだボランティア休暇は浸透していないようですね(^^;)
そして、やはり人の替えがきく大企業になるにつれてボランティア休暇制度の導入率は高まるという明確な結果が出ましたね。
次に、産業別の割合を見てみましょう!
参照:厚生労働省、「平成25年 就労条件総合調査」
産業ごとにかなり差が出ていますね。一番高いのが金融業・保険業で20.7%、続いて電気・ガス・熱供給・水道業が17.4%で、この2つの産業がダントツでボランティア休暇制度の導入率が高いです。その後、情報通信業(8.2%)、学術研究、専門・技術サービス業(5.7%)、鉱業・採石・砂利採取業(5.5%)の順に続きますが、その他の産業は、5.0%を下回っています。
ボランティア休暇制度はまだまだ日本社会には定着していないようですね。
ボランティアの社会的効用って実は高いんじゃないかと思うので、こういった制度を導入する企業が増えたらよいなーと思います。