2015年9月24日 11:56 AM
■就職先:団体職員(国際協力)
■入社:2015年
■出身大学:松山大学 人文学部
■ぼらぷらプログラム参加:
2014年9月(大学4年)カンボジア 村の学校で日本語英語教育ボランティア
■就活体験談インタビュー
Q. 現在はどんなお仕事をされていますか?
東南アジアからの技能実習生の受け入れ・サポートを行っている団体で働いています。仕事の幅は広く、企業と実習生のマッチングを行ったり、来日する実習生の入国書類の準備などをサポートしたり、来日してからは日本語を教えたり、企業での実習の様子を監理したり・・・、小さな団体なので新卒の私でも任せてもらうことが多く、新しいことにたくさんチャレンジさせてもらっています!
Q. もともと国際協力業界を目指していたんですか?
そうですね、ただ当初就活はあんまりうまく行かなかったんですよ。実は、ぼらぷらのプログラムに参加する前に、英会話教室を経営している会社に内定をもらっていて、そこに就職を決めていたんです。国際協力にずっと興味があったのですが、なかなかそういうところから内定をもらうことができず、ちょっとブレて、海外に関わることだし英語も好きだしと思って決めたんです。
Q. なるほど!ということは、カンボジアに行ったあと再度就活をしたんですか?
そうなんです。ぼらぷらのプログラムに参加してから、国際協力に携わりたいというところからぶれちゃいけないと思って、就活をやり直したんです。9月の半ばでしたし、もちろん迷いはありました。でも、このまま就職すると思うとどうしても心が晴れず、とにかく国際協力がしたいという気持ちが強かったので、ダメ元でもう一度色々探してみたんです。もともとは、長い目で見て将来の進路選択に活かそうと思って参加したんですが、結果的にすぐに進路を変えることになりました。
Q. 再度就活をした時は、カンボジアでの経験が役立ちましたか?
もちろんです。面接を受けたのは今の職場だけだったんですが、カンボジアの村の小学校で日本語・英語を教えたことや、そこで感じたことなどを話しました。今の仕事も、東南アジアの人たちと関わることですし、実習生に日本語を教える機会もあるので、非常に興味を持って聞いてくれました。実際に自分が経験した感じたことを話すことができたのが採用に寄与した大きな要素だったと思います。
Q. 社会人になってから、どうな場面で役立っていますか?
カンボジアの村の子たちに日本語を教えた経験が、今実習生に日本語を教えることにリンクしています。本当にみんな熱心に勉強するので、村の子どもたちと重なって、熱い思いが込み上げてくることもあります。村で出会った子ども達の様な人たちの未来をサポートする仕事なので、将来はカンボジアからの実習生も受け入れることができたらいいなと思っています。
Q. 最後に、就活生へ一言メッセージをどうぞ!
私はなかなか就活がうまく行った方ではなかったんですが、ブレた時期もあったものの、ずっと国際協力という軸が自分の中にありました。自分がやりたいと思うことがあれば、そのためにできるだけ行動することが大切だと思います。
★みき さんが参加されたカンボジア 村の学校で日本語英語教育ボランティアはこちら