2015年10月16日 2:37 PM
■就職先:総合商社
■入社:2016年予定
■出身大学:国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科
■ぼらぷらインターン歴:
事務局インターン 2014年5~6月(大学3年時)
■就活体験談インタビュー
Q. ぼらぷらでのインターン経験は、就職活動に役立ちましたか?
働くって楽しいことなんだと実感できたことが一番大きな収穫でした。ぼらぷらでインターンをするまでは、私の中での社会人=電車の中で見るサラリーマンだったんです。つまり、あまり楽しそうには見えなかったんですね。そんな人達の姿を見ながら、自分が社会人になった時一体どうなるんだろう?と思いました。実際に「働く」イメージを掴むために2ヶ月間は全身全霊で働こうと思いぼらぷらのインターンに参加しました。
結果として、働くことに対して良いイメージを持つことができました。代わり映えしない毎日かと思いきや、毎日変化があって、自分が新しいことを習得して成長していくのが実感できました。毎日大変でしたが、それが楽しくて、社会人になって働くことについてもとても希望を感じるようになりました。また、大学で学んでいる「開発」と働くことをどう結びつけていくのかを考える良い機会にもなりました。
(インタビューに応える森谷さん)
Q. 総合商社で働こうと思った決め手はなんでしたか?
学生時代にたくさん海外に行き、やっぱり日本のモノやサービスって素晴らしい!と思ったことです。日本のモノを外国に出していく仕事をしたいと思い、商社に決めました。
Q. なるほど、森谷さんがそのように思うようになったのはどのような経験を通してですか?
10ヶ月間ほどフィリピンのマニラに留学をしたんです。その間に近隣の東南アジア諸国も巡りました。そういった経験の中で生活に不便さを感じることがあったんです。あれがあったらいいのに、こういうものがあればいいのに。ちょっとした工夫や私たちが日本で使っている技術があれば、もっと生活しやすく便利になることがたくさんあるのに、もったいないなと感じたんです。そして、もし日本の技術が現地の人達に必要とされているのであれば、技術やサービスをどんどん広げていきたいと思いました。言い方を変えれば、途上国にはまだまだビジネスチャンスがたくさんある、そのチャンスはきっと人びとの生活を豊かにすると感じたんです。
(フィリピンでのボランティア活動)
Q. 他にフィリピンでの経験から何か感じたことはありますか?
現地で活動しているNGOにボランティアとして参加をしていたのですが、その活動からフィリピンの経済格差を痛感しました。そのNGOはマニラのスモーキー・マウンテン地域で学校に行けない子どもたちのための学校を運営するといった活動を行っています。他方で、私の通う大学は裕福な家の子どもたちが通う大学でした。その格差の大きさに衝撃を受けて、平等な社会を築いていくことの重要性を感じ、自分がそこにどう関わっていけるのかを考えさせられました。私はたまたま日本に生まれ、たまたま恵まれた生活をしているわけですが、そうではない人にも同じような環境を作り出したいと思いました。それが就活をする際の一つの軸になったと思います。
Q. 最後に、就活生へ一言メッセージをどうぞ!
私自身、就職活動は辛いというイメージが強かったのですが、実際にやってみたら楽しめる部分もたくさんありました。色んな人の話を聞けたり、最終の方まで進むと普段出会えない方々とお話ができたり。ぜひ楽しんで取り組んでもらいたいです。