2011年9月15日 11:27 AM
【滞在期間】2011-09-01 ~ 2011-09-08 【総評】大変満足 【プロフィール】女性
(1)参加動機
5年前に観光でバンコクやチェンマイに行ったとき山岳民族の人々が民芸品を歩きながら売っているのをみて、なんとも近 寄りがたかった。メーホーソンの首長族の村に行ったとき、ガイドから首が伸びるのでなく、肩の骨が下がると説明されたの を聞いてかわいそうと思った。1枚の首長族のかわいい女の子の細密画をその時に買って部屋に飾っている。山岳民族の人々 には国境に住み国籍のない人が多いことを知り、その人権保護のために活動しているNGOを知り興味をもった。そし て、山岳にこもり独自の文化を維持している人々のことを知りたいと思った。
(2)参加した感想
今回、これまで体験したことのない旅をさせていただいたミ ラー財団のさくらさんと、山岳民族のラフ族、アカ族の村のガイドをしていただいたヤカーさん、ボランテアのアイコさん、 そしてホームステイをさせていただいた家族のみなさんにお礼と感謝をいたします。厳しい現実があるなかで私たちをやさし く受け入れ、お世話をしていただいたことは、互いの絆ができたような気がします。これからも継続的にできることをしたい と思います。世界中のボランテアが国籍を超えてみんなで力をあわせて、NGOとともに、山岳民族の人々が思わぬ方向 に進まないよう守っていくことが必要だと思います。私にとっては、その一員としてささやかに経験させていただいたことに 大変満足しています。
山岳民族の織物が正当な価格でもっと多く売れるようになれば もっと経済的には豊かにと思いました。フェアトレードの店をさらに増やし、きちんと収入がはいるようになることを願います。
(3)今後、この経験をどのように活かしたいか
私は社会人として、こうした旅の機会は年に何回ももてない状 況ですが、今後も単なる観光でない、現実を知り自分にできることを還元する旅をしていきたい。そのためにも、これから少 しでも自分に能力をつけていきたいと思います。また、次回もこのような旅をしたいと思っています。
ヤカーさんのような人が一人でも多く、村の子どもたちから誕生することを願い、そのことが村の発展の秘訣であるような気がしました。逆に日本人は大学生だけでなく、多くの社会人がもっとこうした現実を知ることが必要だと思いました。