2011年12月28日 3:40 PM
私はモルドバでEVS(The European Voluntary Service)のボランティアとして働いているフランス人のGwladysです。私は長年歴史に興味があったので、民族誌学博物館は私にとってとても魅力的でした。最近グルジアで過ごした経験があり、世界におけるこの地域のことをもっと見たいという思いがあったので、東ヨーロッパでボランティアすることは私にとって重要な意味がありました。
私は今この博物館を訪れる外国人旅行者のために英語とフランス語で書かれたガイドなしの館内ツアーブックを作る作業に携わっていて、そのフランス語パートを書くことが私の仕事です。また、他のボランティアやフランス語話者のための館内ツアーも企画しています。
この博物館の支援で最近再建された教会があり、その完工式が行われたパランカなど、モルドバのいろいろなところを訪問する機会を得ることができるので、ここで働けてとても嬉しく思います。3月には幸運にも、首都キシナウの中心部にある干上がった湖で発見されたマンモスの発掘を手伝うことができました。モルドバには春の初めにマルティショールという祝日がありますが、その展覧会など、一時的な展示の準備を手伝うこともあります。それらの展示や伝統音楽を満喫しています。
私はここで博物館は生きているものだと知る、素晴らしい経験をしました。それは私が過去に思っていた博物館像とは全く異なるものでした。この小さな国にこれほど豊かな文化が存在することは私にとって嬉しい驚きでした。私が今住んでいるこの国のことやその歴史についてたくさん学ぶことができるこのプロジェクトを選んで、本当に良かったと思っています。