全世界で新型コロナウイルスが猛威を振るい、ロックダウンや緊急事態宣言を発令するなどの感染拡大の防止に尽力している状況である。その中で新型コロナウイルスの変異株が流行し、日本国内では新規感染者が増加傾向にある。そのため時短営業や酒類の提供を制限されている飲食店やコロナショックにより急激に経済が悪化したことにより主に非正規雇用者が仕事を失い、特にひとり親世帯では生活が苦しい現状にある。ではこのような状況を緩和するために私ができることは何があるのか。
まず一つ目は「みんなと協力すること」が必要になると思う。新型コロナウイルスの感染拡大により、テレワークやオンライン授業、他国への移動制限などが行われた結果、人と接する機会が減少し直接的な支援が難しい現状にある。そのため人とのつながりを持てずに孤立してしまうことも少なくない。しかし人とのつながりを持つことはオンライン上でも可能であり、クラウドファンディングやボランティアなどで協力を求め、寄付などの間接的な支援を行うことができるため、実質的なつながりを持つことができ、個人だけではなく組織で協力することがより大きな成果として出るのではないかと思った。
次に2つ目は「自分事として考える」ことが必要だと思った。実は私自身昨年海外への留学を夢見ていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により留学に行くことができなくなってしまい、進路選択の面でも一人で苦悩する時期が続いた。しかしテレビなどでコロナウイルスによる日本を含め世界中の状況が映し出された時、苦しいのは世界中どんな人でも同じことであり、悪化した現状を受け止めて「自分事」として捉えることがSDGsにおいても意識づけを行うきっかけになると思った。
このように「みんなと協力すること」や「自分事として考えること」は地球市民として困難な状況を打開しようとする動機付けとして意味するものであると考える。