10年後、20年後の日本の社会、そして世界はどのようになっていると思いますか?
気候変動が進んだ結果、自然災害が多くなり、多くの人々の生活を脅かしています。しかし同時に、それらの課題を解決し超えていくためのさまざまな技術や仕組もどんどん生まれてきています。
私たちは変化の著しい時代に生きています。
これまでの世界を創ってきたのは大人たちですが、これからの世界を創っていくのはみなさんです。
SDGsは、国連や各国政府だけでなく、世界中の企業、市民社会、研究者など、あらゆる立場の人々が集まって、たくさんの議論を重ねて決定されました。
その結果、現在では、世界の潮流(トレンド)となっていて、Googleトレンドの検索回数統計でも近年急激に検索回数が増え、注目されていることがわかります。最近では大学の入試問題でも取り上げられるようになっています。
今後、みなさんがどのような分野に進むとしても、SDGsはその道しるべとなるでしょう!
(SDGsとは「持続可能な社会構築のための世界目標」です。詳細はこちら)
ぼらぷらでは、高校生や保護者の方、学校の先生からSDGs活動の進め方や大学進学での活用方法についてたくさんのご相談を受けてます。
【課題】
ぼらぷらではSDGs活動に関心のある高校生のみなさんが高校生活で頑張ってきたSDGs活動や社会活動が評価されるような教育環境ができないか検討を重ねてきました。
そこで、SDGsに関心のある高校生とSDGsに力をいれている大学が、円滑にマッチングできる場を提供するため、
「SDG高大連携プラットフォーム」を始動いたしました!
【解決策】
こちらを読んでくださっているみなさんは、SDGsに興味がある方多いのではないでしょうか。
しかし、日本全体を見てみると、日本財団の「18歳意識調査」では「自分は責任ある社会の一員である」「解決したい社会課題がある」と答える日本の18歳は他国の半分程度の現状です。
こうした状況を改善するため、国は「総合的な探究の時間」に改定を重ね高校生のみなさんが社会の課題を自分ごとに置き換えて解決していく能力が育つように環境を整えています。
大学でも、推薦の入試枠を広げ、課外活動や貢献活動、人物評価などの多角的な活動を評価しようとする大学が増えてきました。
みなさんの「好き」や「得意」を活かしながら学び、社会に参加していくことはとても大切なことです!
SDGsに関心のある高校生と、SDGsに力を入れている大学とが最適なマッチングができるようにするためのプラットフォームです。
高校生のみなさんがSDGsについて学び、活動を通して得たスキルと実績を評価してくれる大学を見つけることができるようになると、SDGsに力をいれている大学とよりマッチングできるようになります。
SDGsに力を入れている全国の大学からは本企画にご賛同いただき、毎日のようにご参画をいただいています!
高校生向けコンテンツの第一弾として、SDGsに力をいれている大学のインタビューが公開されますので、SDGsを軸とした新たな大学選びの方法としてご活用ください。
松下幸之助記念志財団は、パナソニックの創業者・松下幸之助によって設立された、未来のリーダーを育成する公益財団法人です。
1980年の開塾以来、松下政経塾は、政治家、企業経営者、社会起業家、教育者、研究者など、さまざまな分野で活躍するリーダーを輩出してきました。
ぼらぷらの研修を受講されている皆さんは、SDGsや社会課題に関心を持ち、学びを深めていることと思います。
皆さんの学びやアクションが、自分の町を、市区町村を、都道府県を、日本を、そして世界を持続可能な社会にしていく原動力になります!
そして、若い皆さんの柔軟なアイデアやアクション、独創的なアプローチが社会課題解決に欠かせません。
当財団でも高校生・大学生が社会へ向けたビジョンを描く場としてスピーチコンテストを実施しています。
ぜひ皆さんのアイデアとアクションを飛躍させるきっかけとしてもらえれば幸いです。皆さんの今後のご活躍を応援しています!
こちらでは、SDGsに力を入れている大学のSDGs活動や、SDGsに関心のある高校へ向けたアドバイスや入試情報などを動画や写真で分かりやすく掲載しています。 他では得られない貴重な情報がたくさんあります!
高校時代に取り組んでいたSDGs活動を活かして、志望大学に合格した高校生の体験談をご紹介します!進路選択・受験活動の参考としてご覧ください。
慶應義塾大学に総合型選抜で合格
さやかさん
「SDGsを学び活動する中で自分だからできることを考えたり、世界的な視野で物事を考えることができるようになったという点で、自分の進路を考える上でも常に役立っていたなと思います。
私が受けた大学は「任意提出資料」というものがあり、ぼらぷらの活動内容を資料にまとめて提出したり、約1年間のボランティア実績として活動報告書に書いたりしました。
こうした活動実績と、自分が大学に行って学びたい研究テーマが一直線に結びついていることが、大学にも評価してもらえたのかなと思います。」
国公立大学に学校推薦型選抜で合格
ほのさん
「SDGsを学び、カンボジアの子どもたちとオンラインで国際交流したことは、将来の働き方を考えるきっかけにもなりました。
大学入試では、提出書類で先生に調査書と推薦書にSDGsの活動について書いてもらいました。
自分で書いて提出する書類にも「学んだこと」という欄があったので、SDGs研修で学んだことを書きました。
面接でもSDGsについてたくさん質問があり、SDGs研修のおかげであらゆる角度の質問に答えられて、本当にやっていてよかったと思いました!
将来は保健師として、国籍関係なく健康を守っていける活動をしたいと思います。」
SDGsに関心があり、高校での取り組みを進路でも活かしたいと思っているあなたへ!
みなさんが自分の「好き」や「得意」を活かして進路を選択し、
SDGs社会で活躍することを願って、進路選択のポイントを動画にまとめました。進路選択の参考として、ぜひご覧ください!
ぼらぷらは中学生・高校生・大学生・社会人と幅広い方を対象に、 SDGsに関連する「オンラインSDGs研修」「オンラインボランティア」「スキルアップ研修」「SDGs小論文コンテスト」「渡航型海外ボランティア」 「SNSコミュニティ」「SDGs継続アクションプロジェクト」「SDGs導入コンサル」等のサービスを総合的に提供し、SDGsを推進するプラットフォーム型のNGOです。
ぼらぷらでは、日本中の若い方がSDGsの学習と実践を行うことで、その人の身の回りの家族、友人、会社、地域にSDGs活動が波及し、いずれは日本、世界の持続可能な社会の実現に繋がる。そして自分の未来を変えていく。そんな原動力になると考え、この活動を推進しています。
SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択されたSustanable Development Goals(持続可能な開発目標)のことです。
「だれも置き去りにしない」持続可能な世界を実現していくための17の目標が掲げられており、2030年までに達成することを目指しています。