本日、日本においてもコロナの感染者数は過去最高を叩き出した。ワクチン接種が進み、高齢者の感染率が減ってきたとはいえ、医療崩壊が懸念され緊急事態宣言が全国に広がり、まだまだ制限の多い毎日を送っている。飲食店の閉店が相次いだり、航空運輸業界は大打撃を受けたりと経済状況が悪くなった一方で、インターネットを通じて逆に発展を遂げた企業もある。学校の授業や就職活動もオンライン中心となったり、部活の制限、大会の中止など不便ではあるけど、命に直接関わる困難は少なく、私たちもその状況に慣れつつある。それが出来てるのは学校であれば一人1台のパソコン支給であったり、経済的なバックアップがあるからだ。それに対してそういうネットワークシステムや機械機器がない国の、手段のない子供たちの教育の普及率が低下しており、デジタル格差が教育の格差を生んでいる。
コロナ禍で達成が一層困難になっているSDGsに取り組むためには、まずは自分の置かれた状況でのコロナ対策をしっかり進め、他国に協力する余裕を持つことが重要であると思う。手洗い・うがい、消毒、マスクの着用、不要な外出、集まりを控えるなど、簡単でささいなコロナ対策でも、自分だけでなく世界を救う可能性があるのだ。自分たちも大変ではあるが、より深刻な状況にある人がいることも考え、早くその人たちに助けの手が差し伸べられるよう、身近なコロナ対策を怠らず一刻も早くコロナ禍を抜け出し、SDGsをより進めることが重要だと考える。