[ぼらぷらエッセイ]

『「SDGsをテーマとしてボランティアをし・・・』

「SDGsをテーマとしてボランティアをして海外の大学に入学した。」近頃よく聞く話です。もちろんすごいと思うし、気になるから内容を見てみると「クラウドファンディングをして○○をした。」や「両親が発展途上国でお偉いさんなので○○を寄付した。」など到底一般人にはできないことのような気がして嫌気がさした。私は別に裕福な家で育ったわけではないしコンピューターをあまり触らないからクラウドファンディングのやり方なんて知らない。生まれた家の豊かさと周りの協力でこうも不公平なものがあるか、と気持ちがすさんでいたとき学校のポスターが目に入った。かわいい子供たちと大学生ぐらいの人が楽しそうに笑っている写真だった。興味が湧いたから先生に聞いたらSDGsに関する知識を身に着けられるんだと思うよ。と言っていた。これなら私でもできるかも!と思い、学校で使っているまだ慣れないパソコンを開いて動画やテキストを見る。それだけなのにスーパーに行くとこれはどの国から輸入しているのかな。とか環境に良いのかなと考えるようになった。こんな少しのこともたくさんの人たちがやれば物凄い大きな力になると思う大切なことは「一人ではなくみんなで世界を変えてゆこう」とする考え方だと思う。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。