私にできることは日本や世界の人々とオンラインで対話しつながり続けることだ。新型コロナウイルスにより行動が制限されたことで、人とのつながりを感じる機会がかなり減った。海外でボランティアをしようと思っても現地へ行けないし、日本国内でも遠くに住む友達とはなかなか会えない。私は会社という組織を通して社会と関わりを保っているが、完全に社会とのつながりが分断されて孤独を感じている人も多くいると思う。しかし、SDGsのテーマである「誰一人残さない」は地球に住む全員が協力し合える状態が必要条件であるため、コロナ禍で行動が制限されてもつながりは制限されるべきではないと私は考える。カンボジアの子どもたちは常に笑顔で積極的にアクティビティーに参加してくれて、ありがとうと言ってもらえて、短い時間だったがこういった世界とのつながりがもっと身近になればもっと幸せにできる人が増えるんじゃないかと感じた。ボランティアという手段でなくても、技術が発展している今、SNSやオンライン会話ツールなどを通して、自分から外に関わりを持ちにいくことでつながりを増やすことはできる。具体的には、①オンライン英会話で世界各国の人と対話をする、②海外に住む友達とSNSで対話をする、③海外の子どもたちに日本のことを教える、④今自分の周りにいてくれる人たちへの感謝を忘れないの4つに取り組み、つながりをむしろ拡大していくことで、一緒にこの状況を乗り越える仲間を増やしたいと考えている。そうすれば、SDGsをみんなで達成する上で必要な協力体制が徐々に出来上がっていくのではないかと思う。