[ぼらぷらエッセイ]

『私たちは歴史に残る時代に生きている。コロ・・・』

私たちは歴史に残る時代に生きている。コロナウイルスが流行してから、人々の交流は減り、たくさんの企業が倒産に追い込まれた。テレワークが増え、外出自粛の呼びかけが多くなり、家で過ごすことが主流になった。コロナウイルスの流行が、社会に甚大な被害をもたらす中で、私は、外出自粛による唯一のメリットを見つけた。それは、自粛中の人がスマートフォンやパソコンを多く利用するようになったことで、日本の社会問題を目にする機会が増えたことである。普段は、報道番組や新聞で大々的に取り上げられている事件や問題を目にする人は多いだろう。しかし、日本には表に出ていないだけの深刻な問題がたくさんある。SDGsもその1つだ。SDGsに関する報道が、マスメディアで大きく取り上げられているのをあまり見た事はない。しかし、ネットニュースや動画配信サイトでは目にすることが多い。外出自粛により、不都合なことも多いけれど、日本や世界の社会問題に目を向ける良い機会なのではないだろうか。今の日本の現状を知ることは、日本人の義務なのではないか。自国の問題から目を背けていても、社会は何も変わらない。このマイナスな現状を利用して、世界をプラスに変えることは、小さな社会貢献に繋がると私は考える。

※新型コロナウイルスの情報は流動的ですので、このエッセイを書かれた当時の個人の意見として捉えていただくようお願いいたします。