新型コロナウイルス禍の今、私が出来ることは新型コロナウイルスにかからないように普段から予防を徹底することであると感じる。世界各国と比較して日本は感染予防策がしっかりと取られており、感染率も低いままに抑えることが出来ており世界からも称賛されている。しかし、それでも日本の医療は逼迫しており病床使用率も増加傾向にある。感染者の増加によって浮き彫りになる問題として挙げられるものは、他の病に罹患している患者の治療が妨げられること・手術の延期、医療従事者の過重労働、また過重労働によるメンタルヘルスの問題などがある。これはSDGsの目標3の「すべての人に健康と福祉を」については、医療を受けたくても受けることが出来ない人が出てくることや、患者急増によって患者の受け入れが困難となり助かるはずの命が助けられなかったりすることになる。また目標8の「働きがいも経済成長も」については、医療従事者の一人当たりの仕事量が膨大となり、先行きの見えない治療や看護によって働き甲斐を感じることが出来なくなることや医療従事者のメンタルヘルスの問題も浮き彫りになる可能性が高くなる。このように、ある一つの問題をとってもそこから派生していく問題や課題は多くあることに気づく。つまり新型コロナウイルスに罹患しないことが、これらの問題を増幅させないことに繋がると考える。だからワクチン接種を受けること、手洗いうがいをすること、マスクの着用など基本的なことをこれからも着実にやり続けていき、感染対策に心がけていこうと思う。