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オンラインSDGs海外ボランティア研修

[オンライン研修第10回]
課題解決力スキルアップ講座(旧:コロナとSDGs)

2022年3月14日 16:03

わたしのSDGsアクション・感想

今回の研修では新型コロナウイルスとSDGsの相互関係について知ることが出来た。この新型コロナウイルス禍では誰もがハンディを負うことになったと感じる。それは言わば「社会的弱者の立場に立つことになった」ともいえる。流行以前は不自由なく生活できていた人も新型コロナウイルスにより、職を失ったり、感染したことで後遺症に悩まされる人、感染による隔離生活、食事や飲み会の制限、海外の出入国の制限など様々な問題に誰もが直面している。それは私もその一人である。私が特にこの新型コロナウイルスによって強く影響を及ぼされたのが、大学での寮生活における様々な制限や両親の収入減少による金銭面、特に食費に関する節制、また大学でのオンライン授業など、生活変化が一変したことで摂食障害の罹患の一要因となった。この病気で精神科での入院生活を送ることになり、自身が一人の精神障がい者となったこと、また家族との面会が禁止だったことなど様々な制約があった。ただこういった経験がむしろ私にとっては価値あるものになった。なぜなら精神障がいの当事者となったことで当事者意識を感じることが出来るようになったこと、面会が禁止になったことで手紙や交換ノートなどで今まで以上に互いの思いを感じられるようになったこと、苦しい治療にも一人で耐えられる精神力を持てたこと、同じ患者同士の助け合いなど様々なことを得ることが出来た。こういった経験が自分の将来を大きく変えたといっても過言ではないと感じる。「ピンチをチャンスに変える」とはまさにこのようなことだと考える。パンデミック禍の今も、危機に立たされている人々は多く存在している。ただこういった危機の時代にこそ得られる価値は多く眠っていると思う。今回の研修でよりそれを感じることが出来た。